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「青山担々麺」@希須林 青山店の写真 GWを謳歌する世間と裏腹に、私の休みは日曜(3日)だけ。貧乏ヒマなしとはこのことですが……そんなわずかな休日も、結局カミさんの買い物の荷物持ち、こんな貧乏人を青山一帯連れまわし、もうヘトヘトです。日も暮れ食事をご所望とのこと、アテもないので「希須林」へ。
 店内は明るい木調のインテリア、テーブルを陣取るのはほとんどが女性ですが……どこかスノビーなファッションが、私のような新橋オヤジには鼻につきますな。店員も、カリスマ美容師のような洗練された物腰……女心のくすぐり方を心得た接客です。注文は二人とも「青山担々麺」(1300円)、辛さが5段階で指定できますので、私が「2」でカミさんが「3」(5が最も辛い)、それにしても……なんで「担々麺」に「青山」がつくのやら。餃子をつまんでいるうち、約10分で丼到着、手渡された紙エプロンを「装着」して、いざ。
 では、スープを一口……カラリと陽気な味わいの芝麻醤、辣油もクセのないストレートな辛さで、両者の馴染みもなかなか。しかし、ただの「直球」ではないようで……まずは、わずかに感じる「酸味」。芝麻醤のコクを傷つけない程度の微妙な酸味ですが、これが具材のキャベツやモヤシと上手く「連結」して、軽くサッパリ感を演出。もう一つは「干海老」、これが辣油と上手く「連結」し、独特の風味を全体にニジませて、なかなかのコク。私の辛さ「2」よりカミさんの「3」は辣油が多いせいか、干海老の風味をより強く感じます。やはり、辣油と海老には独特な親和性があるようで、「桃天花」が美味いのもムベなるかな。
 麺は中太のストレートでホッコリした甘さ、汁ハネを避けるためか柔らかめのゆで加減で、いかにも女性向きの「配慮」……しかし、量も少なめで男性客には「手応え」不足か。具材は、挽肉、キャベツ・モヤシ・ニラ、キクラゲや干海老などバラエティー豊か。モヤシも細くしなやかなものを使って汁ハネを避けるなど、なかなかうれしい女性向けの「配慮」。担々麺にしては野菜が多く、「ヘルシー」な印象も女性ウケしそうですな……
 ―――まさに、女性にターゲットを絞った一品。しかし、微妙な酸味や干海老のアクセントなど、見せ場もキッチリ用意してあります。ただし、海老のコクは辛さ「3」からグンと増すようで、今回はちょっと残念……さて、周囲の話を聞くともなく聞いていると、左のテーブルでは、お洒落なスカーフでキメた中年女性が、今日見かけたビトンのバックに未練タラタラ、右のテーブルのスノビーな「お一人様」は、サンザン貢がせた男にどう別れ話を切り出すか、セレブなお友達に相談中……ま、私のような新橋オヤジがチューハイ・焼鳥で愚痴るように、青山の女性は紙エプロン・担々麺で密談中ということで……日本もまだまだ平和ですな。

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