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関内を嚆矢とする二郎系の「汁なし」。基本カエシの味主体で麺を食べさせるジャンクなものだが、その実は、そこそこスープが入ったものからスープが全く入らないものまで、そして豚の脂を使うもの植物油を使うものと、バリエーションは様々である。しかし、「汁なし」という名称はだいたいどこも同じで、あえて「油そば」を謳うのは、かつて昼の限定として出していた桜台くらいではなかったか(ちばからもそうだったかもしれない)。そんな桜台も、現在では「汁なし」の名称に変更になっているが、桜台時代の「油そば」を今も継承して、レギュラーメニューとして提供しているのが、こちら麺屋HERO。ところで「油そば」といえば、その発祥の店とされる三幸は、かつてよく呑みに行った親しい店だった。そこで呑んだ〆に出てきた元祖油そばの特徴は、麺をただ植物油とカエシのみで和えて供するところ。つまり動物性のスープや脂を使わないところに油そばの「油そば」たる所以がある。そして、余分なトッピングは極力排し、あくまでシンプルな外見に。そういう意味で、桜台の油そばも、基本豚スープは使わず、トッピングも野菜などはなし。実に潔く、二郎麺のポテンシャルをカエシと油のみで引き出すという、いわば実験的、いわば遊び的な、昼のみの限定だったわけで、だからこそ「汁なし」ではなく「油そば」という名称が正しかった。そして、丼の表面は素の麺だけだが、麺を掘り起こせば、濃厚な油ダレと角切りチャーシューがゴロゴロと、という構造。これはもちろん、今はなき高田馬場のべんてんの「油そば」を彷彿とさせるものだ。ということで、前置きが長くなったが、あえて二郎系の中で、「汁なし」ではなく「油そば」にこだわるHEROの一杯。今日は冷やしがあるとのことで、そちらをいただいてみた。蝦変更もできるとのことで、こちらは酸辣味変更の50円券で対応してくれる。トッピングにはフライドガーリックと辣油、ニンニク。野菜がないのを補うための葱と、やはりこれでしょって脂生卵も付ける。いや、改めて、ごくシンプルな構成なのに、深みのある濃厚ダレの旨味と香り。これは美味い! 二郎系のエッセンスの一部である豚スープを封印して、基本構造はカエシと油のみ。それに蝦の香りを足して、スパイス的なアクセントにフライドガーリックと辣油、ピリッと辛い葱の爽やかさ。そんな諸々にこちらの麺を絡めて食べれば、驚くほど奥行きのある香りと味がこの麺を引き立ててくれるのだ。時々味変に油生卵を加えれば、さらにまろやかなコクが加わる。いや、改めて、シンプルだけど美味い!!まったく飽きがこず600するすると食べられてしまう。 ということで、桜台から麺屋HEROに継承され、さらに進化した「油そば」を堪能した。しかし、一つ言えば、今回はとても暑かったので冷やしにしてみたが、これは熱い麺に絡めた方が、より味や香りが開くのでという気もした。次回は、ノーマルの熱い油そばで、ヘヴィーにいきたいものだ。
しかし、「汁なし」という名称はだいたいどこも同じで、あえて「油そば」を謳うのは、かつて昼の限定として出していた桜台くらいではなかったか(ちばからもそうだったかもしれない)。そんな桜台も、現在では「汁なし」の名称に変更になっているが、桜台時代の「油そば」を今も継承して、レギュラーメニューとして提供しているのが、こちら麺屋HERO。
ところで「油そば」といえば、その発祥の店とされる三幸は、かつてよく呑みに行った親しい店だった。そこで呑んだ〆に出てきた元祖油そばの特徴は、麺をただ植物油とカエシのみで和えて供するところ。つまり動物性のスープや脂を使わないところに油そばの「油そば」たる所以がある。そして、余分なトッピングは極力排し、あくまでシンプルな外見に。そういう意味で、桜台の油そばも、基本豚スープは使わず、トッピングも野菜などはなし。実に潔く、二郎麺のポテンシャルをカエシと油のみで引き出すという、いわば実験的、いわば遊び的な、昼のみの限定だったわけで、だからこそ「汁なし」ではなく「油そば」という名称が正しかった。そして、丼の表面は素の麺だけだが、麺を掘り起こせば、濃厚な油ダレと角切りチャーシューがゴロゴロと、という構造。これはもちろん、今はなき高田馬場のべんてんの「油そば」を彷彿とさせるものだ。
ということで、前置きが長くなったが、あえて二郎系の中で、「汁なし」ではなく「油そば」にこだわるHEROの一杯。今日は冷やしがあるとのことで、そちらをいただいてみた。蝦変更もできるとのことで、こちらは酸辣味変更の50円券で対応してくれる。トッピングにはフライドガーリックと辣油、ニンニク。野菜がないのを補うための葱と、やはりこれでしょって脂生卵も付ける。いや、改めて、ごくシンプルな構成なのに、深みのある濃厚ダレの旨味と香り。これは美味い! 二郎系のエッセンスの一部である豚スープを封印して、基本構造はカエシと油のみ。それに蝦の香りを足して、スパイス的なアクセントにフライドガーリックと辣油、ピリッと辛い葱の爽やかさ。そんな諸々にこちらの麺を絡めて食べれば、驚くほど奥行きのある香りと味がこの麺を引き立ててくれるのだ。時々味変に油生卵を加えれば、さらにまろやかなコクが加わる。いや、改めて、シンプルだけど美味い!!まったく飽きがこず600するすると食べられてしまう。
ということで、桜台から麺屋HEROに継承され、さらに進化した「油そば」を堪能した。しかし、一つ言えば、今回はとても暑かったので冷やしにしてみたが、これは熱い麺に絡めた方が、より味や香りが開くのでという気もした。次回は、ノーマルの熱い油そばで、ヘヴィーにいきたいものだ。