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「中華そば小盛」@ケンちゃんラーメンの写真2023年7月15日(土)

本日は久々となる東北ツアーの皮切りにこちらの店を初訪問。

こちらは東北エリアに12店舗存在する「ケンちゃんラーメン」の総本山です。

開店55分前に到着すると、店の前には先客が誰も見当たらない状況です。

雨天の中傘を差して待っていると、次に到着した常連の方から店内で待つ様促されました(笑)

そして、開店と共に注文を尋ねられ、空かさず「中華そば小盛」を注文すると、待つ事7分ほどで待望のラーメンが到着です。

尚、注文時に「味の濃さ」と「油の量」を選べる様ですが、私は初訪である事から今回は無難に全て「普通」で注文しました。

透明な醤油スープには油膜が薄らと浮いていて、強めに縮れた太麺の上にはチャーシュー、メンマ、海苔、刻みネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、穏やかに効いた醤油の風味や塩味と共に、淡麗でいて酸味を帯びた出汁の旨味が口の中に広がります。

出汁は恐らく豚や鶏の動物系に煮干しや昆布と思われますが、魚介が味わいを牽引しつつも動物が密かに土台を支えている印象です。

また、煮干し感が強めな割には塩味やエグ味は希薄である事から、恐らく主体となる煮干しには平子が使われている様な気がします。

一方、昆布からは旨味や甘味よりも磯の風味が現れていて、それが煮干し由来の酸味と重なる事で味わいに独特なフックを与えます。

次に麺を食べてみると、緻密に縮れた太麺が若干硬めに茹でられていて、モチモチとした弾力と共に瑞々しい小麦の風味を感じます。

最初は些か低加水寄りである気がしたものの、歯触りに粘り気が伝わらない事から決して著しく低加水寄りではない様な気がします。

そして、麺にはスープと共に浮いた豚脂が存分に絡み込み、それらが小麦の甘味と重なる事で味わいに一段と膨らみが増す印象です。

次にチャーシューを食べてみると、豚腿肉辺りと思しき煮豚が不規則な厚みに切り落とされています。

ただ、赤身は固くパサ付いていて、尚且つ醤油ダレが深めに染みている事から、肉質の旨味が些か舌に伝わり難い印象が否めません。

食べ終えた感想ですが、総じてアッサリ寄りの味わいではあるものの、長年掛けて研き抜かれた老舗の技術や貫禄が光る一杯でした。

また、食べ終えた後も暫くの間は口の中に余韻が残っていて、それによって再び食べたいと言う欲求が自然と脳裏に刻み込まれます。

改めて酒田を訪れる機会があれば、必ずこちらを訪れると共に今一度この味わいを堪能したいと思います。

ご馳走さまでした。

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