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「正油」@すみれ 横浜店の写真2023年10月23日(日)

この日はラー娘のリクエストで丁度1年振りにこちらの店を訪問です。

私が得意ではない純すみ系ですが、折角行くのであれば今回は未食である醤油ラーメンを試そうと心に決めていた次第です。

12時58分に到着すると、店の内外では計25名の先客が空席待ちの状況です。

外で並ぶ事34分ほどで店に入り、私は目当てである「正油」、彼女は「味噌」と共に「半熟ゆでたまご」の食券を購入しました。

そして、入店から8分ほどで席に案内され、着席から3分ほどでラーメンが到着です。

漆黒色の醤油スープには分厚い油膜が浮いていて、縮れた中細麺の上にはチャーシュー、メンマ、蒲鉾、モヤシ、刻みネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、濃いめでいてパンチの効いた醤油ダレの風味と共に、素朴でいてさり気ない出汁の旨味が口の中に広がります。

出汁の構成は恐らく豚主体の動物系に根菜類と思われるものの、基軸となる味わいは出汁と言うよりも寧ろ醤油ダレが牽引している印象です。

一方、タレは醤油の風味を存分に与えつつも尖りが抑えられていて、尚且つ加糖の甘味と共に酢で加えたと思しき仄かな酸味を帯びています。

尚、過剰に熱されたスープがラードで蓋をされている点は味噌ラーメンと共通しています。

次に麺を食べてみると、縮れた中細麺が適度に茹でられてはいるものの、過度な熱に遮断されて小麦の風味が舌に極めて伝わり難い印象です。

また、肌は染みたスープで黒く染まってはいるものの、小麦の甘味が希薄である事から味わいに広がりが些か生み出され難い感が否めません。

次にチャーシューを食べてみると、豚腿肉の煮豚が若干厚めにスライスされています。

ただ、赤身は固くパサ付いていて、尚且つエキスが煮汁側に流れ出ている事から、噛み締めても尚肉質の旨味が些か舌に伝わり難い印象です。

因みに、モヤシはクタクタな状態であり、素材の風味や甘味も概ねスープに奪い取られています。

食べ終えた感想ですが、如何にも寒冷地で好まれそうなシンプルでいてパンチの効いた一杯でした。

私個人的には世に普及して既に長らく経つ味噌よりも寧ろ個性的な味わいである印象を抱きました。

改めて訪れる機会があれば、次回は食券を買う際に一瞬選択に迷った「昔風しょうゆ」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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