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「和風つけ麺」@喜神の写真 タチの悪い仕事にスタックし、意気消沈の月曜日(1日)、新宿方面の仕事を早々に済ませ、お昼は気晴らしに、中野へブラリ。
 この街に降り立つのは四半世紀ぶりくらいですが、駅前はなんだか高齢者が目立ちますな……昔はもっと若者が多かったような。目指す「喜神」は駅からも近く、角地にあるため目立ちます。ほとんど予習せず立ち寄ったため、まずは店外の券売機とニラめっこ。掲示では「塩チャーシュー麺」と「和風つけ麺」を値下げして勝負しているようですな……「定番メニュー」の言葉に惹かれ、「和風つけ麺」(700円)をポチッとな。
 11時過ぎの入店で、先客ゼロ。食券を店員に渡すとマイクで注文を連絡、どうやら厨房は2階で、店中央の小型エレベーターで調理品を下ろす仕組みのようです。中型モニターに映し出される洋画に見入っていると約7分後、エレベーターで丼到着。
 では、つけ汁を一口……うん、こいつはスマート。動物系は鶏主体の清湯、これに魚介の風味を加え、敢えて強めにカエシを効かせて、ビシッと酸味で「魂」注入。さらに、敢えて動物系の油分を多めに残し、塩カドと酸味を上手く丸め込んでいます。ズバッとメリハリを効かせつつ実現した、非常に高度な「バランス」は見事。
 麺は平打ちの太麺ストレート。そのまま一口いただきますと、水切りもよくビシッとしまった一品で、モチッとした食感に強めのコシ。噛みしめると、スッと舌を引き込むような上品な味わいで、コレはなかなか……食後に店外掲示を読むと、九州小麦を石臼で仕上げたものだとか。コイツをつけ汁につけ、ズバァ~~ッといきますと……麺の甘味をややドライなつけ汁が受け流し、サラリと酸味がきいて、コレもまた狙いすましたような「バランス」。ただし……ちょっと麺が長いかな。最近のつけ麺用の麺と比較するとかなりの長さ、チョイと食べにくさがありますな。
 具材は、つけ汁に沈むチャーシューとメンマ、ナルトなど。チャーシューはバラ肉のブロックをカットしたもので、豊潤な旨みが、サラリとしたつけ汁によく合います。メンマもシャクシャクと絶妙の歯ごたえ……さらに、クライマックスはスープ割。「柚子は入れますか」と確認してから仕上げるスープ割、出てきた一品はスリ胡麻の甘味が酸味を抑え、ベーススープの旨みをグッと前面に押し出しつつ、柚子の香りをホンノリ効かせるという……これもまた、絶妙の「バランス」ですな。
 ―――久々に食べた、「バランス」重視のキレ味鋭いつけ麺。スミからスミまでご主人のセンスが光り、申し分ない一杯でしたが……麺の長さもさることながら、麺量もちょいと気になる。並で375gという麺量、店前を行き交うご高齢の方々を見るにつけ、この設定はいかがかと……ま、しかし久々に、スカッと明快な一杯でした。

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