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コメント
おはようございます!
今度は鶏ですか!
混み合う前にレギュラー制覇したいですよね。
その内テレビとかの駅ナカ特集とかで流されたら絶対行列必至ですもんね。
雨垂 伊砂 | 2025年9月29日 10:13そう言えば、よしかわの動物系は初かもしれません。
近々に食べに行く予定です。
ラーするガッチャマン(通院中) | 2025年9月29日 10:28早いですねーもう4ターン目、もはや、とまそんさんメニューコンプに走り出しました?w
でも、よしかわさんがホント気軽に並びなく食べられるのが奇跡
つか、まだまだ未訪問(泣)
スージーのなのなQ | 2025年9月29日 19:54
とまそん@ラーメン食べて詠います
やっぱりネコが好き
タバサ


とまそん@ラーメン食べて詠います





とまそんのYouTube: https://youtu.be/NVjoV7Fu0cc
<駅ナカ止まり木的極うま拉麺店>
通勤経路なもので、この半月ばかりは通っています。何せ名店「よしかわ」が駅ナカ改札内で、まだ地元の認知度が低いためか、並ぶことなくサクッと食えるということで!。そして一応缶ビールは置いてあるのですが、その後自宅やオフィスでもう一仕事って感じで、飲めない場面ではいい感じで自分をセーブできるし(汗)。
さて今回は、まだ未食の醤油を素直にいただくこととしましょう。思い起こせば、よしかわのどの支店でも醤油だけは不思議と食ったことないのですごく楽しみにしておりました。
<全体> 琥珀出汁の迫力で食欲スイッチON!鶏油玉は優雅に流れ麺線に流つく
丼が置かれた瞬間、まず“光”を食べた。琥珀色の清湯が天井の照明をさらりと返し、細かな油玉が星屑のように表面を流れていく。縁の藍のストライプは額縁の役を果たし、中央の豚肩ロースと乳白の鶏胸、そして淡いベージュのメンマが、舞台の主役としてきちんと整列。
香りは“鶏油の甘い気配→生醤油の凛とした立ち上がり→乾物の穏やかな余韻”の順で鼻をくすぐり、席に座った自分の背筋が一段スッと伸びる。写真に撮る前から、これは“飲ませる清湯”だとわかる端正さと吸引力がある。
<出汁> 深くて明るい地鶏のコク!—生醤油のキレ!鶏油のまろみその下で乾物が静かに支える!
レンゲでひと口。最初に来るのは生醤油の香りの若々しいエッジ。辛さではなく“輪郭”で舌先をタップし、すぐさま鶏油の丸みがそれを包み込む。ここで終わらず、二拍三拍遅れて“乾物の影”が底から湧いてくるのが面白い。
節の香ばしさ、昆布のミネラル感、そこに何かもう一つ(干し椎茸の出汁骨格のような、澄んだ甘香)が重なって、口中に小さなドームが立ち上がる。明るい表情なのに腰が抜けないのはこの下支えの仕事。温度が落ちても味が崩れず、むしろ塩梅の妙が前面に出てくる“持久力型”。“一瞬で好き、後から惚れる”タイプのスープだ。
<麺> くっしり多加水の凛としたストレート細麺!麩の気配が漂い啜り心地は風雅!後口は端正!
多加水ならではの艶やかさをまといながら、噛み始めに“くっ”と芯を返す反発が気持ちよい。角がわずかに膨らんだ断面はスープを抱えすぎず、持ち上げた瞬間のまとまりが良いので口当たりが整う。ひと筋すすれば、表面は絹のように滑り、二噛み目で小麦の甘みがふっと立つ。
麺線は揃いが良く、束ねて啜ると“スススーッ”と音色が軽い。写真で見える薄い粒子感は、配合の妙か麩のニュアンスか——その“わずかな粗さ”が後口を曖昧にせず、清湯のキレと手を取り合う。つけそばで見せるモチ感は影を潜め、温スープの中では“凛々しい端正”が前に出る二面性が頼もしい。
<地鶏モモ肉> 二層が跳ねる——皮下ゼリーと筋繊維、つけダレで“旨み油”に開花
断面が雄弁。上層にはぷるりと震えるゼラチンのベール、下層には腿ならではの縦筋がびっしり走る。箸を入れれば繊維がほどけ、ひと噛み目はムチッと反発、次の瞬間ジュワッと旨みが解放。単体で食べれば上品で控えめ——だが真骨頂は“ダイブ”。黄金色のつけダレに沈めた瞬間、皮のゼラチンが体温と熱でとろけ、鶏油と抱き合って“即席うま味バター”へと変貌する。スープ側の塩梅が輪郭をきゅっと引き、咀嚼のたびに淡い甘みが後からふくらむ。見た目は端正、口中では豪胆。気づけば、もう一片を探しているオレがいます。
<チャーシュー> 鶏胸は清楚なスポンジ!肩ロースは上品なカオス!豪華でご馳走成立!
鶏胸コンフィ:清楚担当。 余計な脂をまとわず、繊維がほどける境目ギリギリで火を止めた手つき。表面にスープを一滴二滴落として数秒置くと、うま味が薄膜になって舌にぴたりと貼りつく。麺に巻けば油ではなく“湿度”でコクが足され、清湯の設計を壊さずに“もう一段”の満足感を与える。香りの主張が弱いからこそ、スープの骨格が透けて見えるのも美点。
豚肩ロース:整った混線=上品なカオス。 薄桃色の赤身は噛み始めに繊維がほどけ、筋膜由来のゼラチンが舌の上でとろりと糸を引く。サシは温度で甘みに変換され、鶏油と合流して“二種の甘さ”が重なる瞬間が幸福。その上に生醤油の輪郭がすっと線を引くので、賑やかなのに統制が取れている。麺→肩ロース→レンゲの順で重ねると、小麦香が脂の甘みで増幅し、スープの骨格が再度立ち上がる“リフレイン効果”が楽しい。
低温モモ:気品の浸透役。 肩ロースよりも赤身主体で、味が静かに浸みるタイプ。噛むほどに淡い鉄分のニュアンスと肉の香りが広がり、清湯の旨みを引き締める。脂の甘さで押さないぶん、丼全体の設計図がきれいに見通せる“縁の下の花形”。
<メンマ> 名バイプレイヤー!繊維を縦に感じつつ軽やかな食感!
で歯を入れると軽い“コリッ”の後に、たっぷり含んだスープがじわっと溢れる。甘じょっぱさが前面に出ず、清湯の輪郭を乱さない塩梅が上手い。青ねぎは刻みの厚みが均一で、噛み切りやすく香りの立ち位置が明快。油の甘みが勝ちそうな局面で“しかるべき苦味”を差し込み、1杯の立体感を最後まで保たせる。
<食べ方ミニ指南>
・序盤はレンゲで出汁の設計を読む時間。麺は少量を短いストロークで啜り、口内の温度をスープ側に合わせる。
・中盤は“麺→肩ロース→レンゲ”の三連コンボ。脂の甘みが小麦香をブーストし、スープのキレが輪郭を締める“整然とした混線”が完成。
・終盤は鶏胸を麺にふわっと巻いて一体化。清楚な湿度でフィナーレを優しく着地。余力があれば、低温モモを最後に一口残し、清湯の余韻とともに幕を閉じると満足感が美しく収束する。
総じまして・・・「“明るいのに腰が据わっている”地鶏しょうゆの妙で、麺・肉・香味が三重奏」
キレと丸み、設計と情緒、その両立が最後の一滴まで破綻しない。生醤油は輪郭を描き、鶏油は余韻をつなぎ、乾物は重心を支える——この三層の上で、端正細麺が音符を刻み、三種の肉が和声を重ねる。派手な演出はないのに、食後に“静かな高揚”が残るのは、要素の足し算ではなく“関係性の設計”が巧いから。中央線の夕餉、今日の正解はこの一杯で決まり。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
長月や
申の刻過ぎ
灯はさえて
琥珀の面に
鶏油の輝き
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!