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「サッポロ赤星 + おつまみ盛 → 塩らぁ麺」@麺屋 さくら井の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2025/11/18/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/XLAulchGsAY

11月中旬、秋晴れが心地よい小春日和の土曜日、心解ける一杯

休日だというのに仕事に追われ、すっかり「拉麺活動」に出遅れてしまいました。もうランチタイムもピークを過ぎた頃でしょうか。 「ああ、もうどこも混んでるだろうな…」と、半分諦めながら、あの東京都武蔵野市が誇るラーメン界の宝、「麺屋さくら井」の前を通りがかる。

ここは、休日なら「50分待ち」は当たり前という行列店。どうせ無理だろうな・・・行列具合を確認して、どこか別の店を探そうと思ってたらなんと、嘘みたいに店の前に並びがありません!

これは何かの奇跡でしょうか?それとも、休日出勤を頑張った私に、神様がくれたご褒美か。 私は吸い込まれるように、思わず店に飛び込みましたわー。




<サッポロ赤星> 今日もラー飲みの号砲!休日の自由を祝う聖なる儀式!解放気分が高まる!

まずは、この一杯を楽しまずにはいられません。この薄いすりガラス状に「キンキンに冷えた」専用グラス!。まるで「さあ、ここからはオフの時間ですよ」と、世界から切り離してくれる結界のようです。

褐色の瓶を傾け、黄金色の液体を、この「結界」に注ぎ込みます。トクトクトク…という心地よい音。グラスの内側で、黄金の液体が踊るように泡が立ち、きめ細かくクリーミーな泡の蓋が、あっという間に完成。ああ、この瞬間がたまりません。

これぞ土曜の昼下がりの「ラー飲み」 の号砲 。この一口が、仕事の疲れをリセットし、この後の「おつまみ盛」、そして主役の「塩らぁ麺」へと続く「さくら井劇場」 への期待を、最高潮に高めてくれるのです。最高の相棒、まずは一口。




<おつまみ盛> おつまみという概念を覆すフレンチの「シャルキュトリー」のような芸術品!

鮮やかな青緑色の皿に、個性豊かな5種のチャーシュー、メンマ、味玉が集結しています。ラーメンを待つ間、この「おつまみ盛」を注文しました。これがまた、単なる「おつまみ」と呼ぶには恐れ多い、肉の饗宴 でした。塩や、山葵が添えられ、肉の味を個別に引き立てる趣向です。

①皮付き焼き鶏モモ肉(オーブン焼き) :皮目はパリッと香ばしく、黒胡椒が振られています。身は対照的にジューシーです。

②豚肩ロース(低温調理):美しいロゼ色 が目を引く低温調理の一品。もろみ麹漬け でしょうか、しっとりとした質感で、噛むほどに旨味が広がります。

③豚モモ肉(吊るし焼き):こちらは吊るし焼きと思われ、赤身の旨味が凝縮しています。

④鶏胸肉(低温調理):低温調理された鶏胸肉 は、パサつきとは無縁の驚くべきしっとり感 。淡白ながらも深い味わいです。

⑤豚ばら肉(炭火焼き):香ばしく炙(あぶ)られた豚バラ肉 。煮豚をさらに炭火で焼く という一手間が、脂の甘さを極限まで引き立てています。

⑥メンマ:2種類の食感が楽しめます。メインは細くて長めでスリムなタイプ。刻みネギと黒胡椒が和えられており、出汁が深く効いていながらも、素材感もしっかり楽しめる絶妙な味わいです。もう一つは、コリコリとした歯応えが特徴の、角細タイプです。

⑦味玉:「絶妙なオレンジの半熟タイプ」で、黄身はトロリと濃厚。特筆すべきは味わいです。以前は薄っすらと乾物が効いた醤油系の甘味ある味わいでしたが、今回は塩だれっぽいフレッシュさを感じるような仕上がりに変わっていました。



<全体> 全体が作品のように美し!黄金色のスープ!整った麺線!色彩豊かな具材!華やかさ放つ!

カウンター越しに、店主の流れるような所作を眺めていると、ついにその一杯が、白い精巧な丼で運ばれてきました。おお・・・息をのむような美しさです。 淡麗系の持つシンプルさの中に、確かな「色気のような華やかさ」 を感じさせます。

まず目を奪われるのは、スープ。 「うっすら黄金色のほぼ透明」 な液体が、丼の縁までたっぷりと満されています。水面には、上質な鶏油でしょうか、キラキラと輝く繊細な香味油が浮かび、光を乱反射させています。次に、麺。 芸術品のように美しく整えられた「麺線」 。一本一本がスープの中でしなやかに横たわり、出番を待っているかのようです。

そして、完璧な色彩感覚で配置された具材たち。中央には、純白の刻みタマネギとネギ 。その上には、鮮烈なルビーレッドのドライトマト。傍らには、ちっちゃくエメラルドのように輝く酢橘。しっとりとした「美しいロゼ色」 のチャーシューと、鮮やかな緑色の青菜。そして、すべてを支えるように鎮座する、黒い海苔。




<出汁> 鶏旨味と魚介の優雅な香り!白醤油が上品にまとめ上げ花椒塩が微かに香る黄金のスープ!

まずは、レンゲでスープを一口。舌に触れた瞬間、まず感じるのは、丸鶏を丁寧に炊き出したであろう、土台のしっかりとした動物系の旨味。そして水面を輝かせる、薄っすらとした鶏油の豊かなコク。しかし、主役はそこからが本番です。 次に鼻腔をくすぐるのは、奥深く、幾重にも重なった魚介の下支え。これは節系乾物が溶け込んだ、優雅でたおやかな日本の香りです。

そして、このスープを「塩らぁ麺」と定義しつつ、その一歩先へと導いているのが、カエシ(タレ)の妙技。 これは、単なる「塩」ではありません。恐らくは白醤油を使った、角の取れた「丸い塩気」。この白醤油が、鶏と魚介の旨味を、まるで敏腕な指揮者のように、見事に、そして上品にまとめ上げています。

さら全体に薄っすらと効かされた、あの軽やかな「花椒塩」の気配。 このシビれるかシビれないかの絶妙な刺激が、繊細な淡麗スープの輪郭をぼやけさせず、最後の最後まで飲み飽きさせない「飽きない味」への仕掛けです。更にドライトマトの仄かな酸味と出汁に溶けるとまるで鰹節のような旨みが溶けるのが印象的です。




<麺> 中細ストレート麺!しこしことした歯切れ良い食感!出汁を吸い込み絹のような舌触り!

加水率を少しだけ抑えたような? 美しい中細ストレート麺です 。スープの中で美しく折り畳まれた麺線を崩し、リフトアップします。絹のように「滑らかな舌触り」 の麺が、あの黄金の出汁スープを纏い、キラキラと輝いています。啜り上げると、食感が素晴らしい。クシクシとした小気味よい歯切れの良さと、シコシコとした強いコシ が同居しています。

これが、このラーメンの黄金比。出汁はあくまで淡麗で、繊細。 ここで麺が柔らかすぎれば、スープの輪郭に溶けてしまい、印象がぼやけてしまうでしょう。 逆に、麺が強すぎれば、スープの繊細な風味をかき消してしまいます。

この「シルキーな舌触り」 と「シコシコとした歯応え」 を両立させた麺だからこそ、繊細な出汁スープをしっかりと持ち上げつつ、噛みしめるたびに小麦の確かな存在感を主張するかのよう。




<チャーシュー> 美しいロゼ色の低温調理!しっとりと柔らかくジューシー!肉の旨味が出汁に溶け出す!

まずは、この美しいロゼ色をしたチャーシュー。箸で持ち上げると、その厚みと柔らかさが伝わってきます。 低温調理された豚肩ロース肉でしょう 。しっとり柔らかジューシーで、噛みしめると、肉の旨味がジュワッと染み出てきます。

そして、このチャーシューが、第三の旨味を完成させます。 熱い出汁に触れたチャーシューの脂身が、ゆっくりと溶け出し、スープに動物系の甘味とコクを加えていくのです。 ああ、なんと計算され尽くした構成でしょうか。




<青菜・メンマ> シャキシャキとした青菜が視覚的に鮮やか!コリコリとしたメンマは食感のアクセント!

この青菜の鮮やかな緑が、シャキシャキとした「生き生き」とした歯応え をもたらし、丼全体に視覚的な「清涼感」 を与えます。

細切りにされたメンマも、絶妙な味付け。主役のスープを邪魔しない最低限の味付けながら、「コリコリとした小気味よい食感」で、麺を啜る合間の完璧な箸休めとなります。




総じまして・・・「鶏と魚介の優雅なスープ!完璧な麺線!そして肉の饗宴 !武蔵野が誇る"宝"の一杯!」


休日出勤の疲れも吹き飛ぶ、奇跡の「並び無し」から始まった今回の巡礼 。 キンキンに冷えた赤星と、フレンチの「シャルキュトリー」 さながらの「おつまみ盛」で、すでに心は最高潮!主役の「塩らぁ麺」も、その期待を遥かに超えて、鶏と魚介が優雅に香る、白醤油仕立ての奥深いスープ。 そのスープを完璧に持ち上げる、くしくしとした中細ストレート麺。 美しいロゼ色のチャーシューから、鮮やかな青菜、ドライトマト や酢橘といった細部 に至るまで、一切の妥協がありません。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思いいます!


   武蔵野に
    黄金の塩と
     麺の絹

    進化を啜る
     秋日和哉

 お粗末様でした!ということで今日も家族に感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!

投稿(更新) | コメント (4) | このお店へのレビュー: 10件

コメント

どもです。
やっと最近になってニューさくら井の麵面が
一目でわかるようになってきました。
トマソンさんのお陰です。

奇跡!すごい、え?それなら僕も行けばよかった、、、
完全に後半年以上時間おいて訪問しようとしておりますが、それより早く波は落ち着きそうですね
伝家の宝刀塩、トマトが苺かと思っちゃいましたw
ただ、こちらなら苺ですら美味い具材にできちゃいそう
というか、なんすかこのおつまみ盛!!

スージーのなのなQ | 2025年11月18日 20:21

これはラッキーでしたね!
まさにご褒美でしょう。
ラー飲みの儀式、ワクワク感がすごい!

カナキン | 2025年11月20日 09:03

こんにちわ。

いつか、コチラで冷酒をやっつけてからの〆ラーメンを決め込んでみたいです。
もう少し落ち着いてからかな?
てか、落ち着かないですよねw

バスの運転手 | 2025年11月24日 12:27