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「特製ラーメン(800円)」@とんぴととりの光龍益の写真大阪にもあったぞ、濃厚鶏白湯スープの名店。つけ麺やらスープの種類”その他”の分類で見えなかった名品。

鶴橋で串焼きを食べて、しめは前から行こうとしていたラーメン屋『光龍益』での1杯。RDBで『らーめん弥七』に続き大阪ではNo2の人気店。スープの分類がその他のなっていてなんだろう?と思ってました。だからのモチベーションで地図をずっと持ち歩いていました。他サイトでもいい評価です。ただトップページに出てくるレビューは、つけ麺が多いので目を通していません。

初回は定番のラーメンを食べる、ということを基本にしてます。なぜならつけ麺は、だいたい普通程度にはたいがいのお店で満足度が得られるスーパー発明麺ですので、お店の実力が出るのはラーメン。失敗もあるが、いい麺と出会えればつけ麺の何十倍ものシアワセを感じるからです。つけ麺の満足度が40-80点なら、ラーメンの満足度は0-100点だと思います。つけ麺は、平均点は容易にとれるが100点はなかなか。とみ田までいけば、100点ですけど。

お店のある場所は、桜ノ宮。どこでしょうか、知りません。大阪の電車・地下鉄の路線図を見ると大阪環状線の駅で、鶴橋からだとそのままJRに乗ればいいので都合がいいです。

お店のある桜ノ宮駅で降りましたが、まあ、寂しいところです。こんなところにあるのかなあ、と心細く思いながら地図の通りに進みます。ない!ありません。ないはずはないですから、もう一度出発点までもどって、探し直し。まさかこの細い道じゃないよね、って進んだらありましたよ。おおきなちょうちんに”中華そば”の文字が。全くの住宅街の細い路地裏。ここが行列店なんですね。

にこにこしながら戸を開けると、すぐにカウンター席があって、そこはL字カウンターの短い辺でした。ざっと見渡すと、そのL字の短い辺しか空いてません。お客さんがぎっしり。全部若い人、行列より。調理中の店主が振り返って、いらっしゃい。そこにかけて。むむ。難しいおやじかな?いらっしゃいいらしゃい、どもどもども、という感じじゃあありません。お店は明るく清潔感あふれています。

座った場所の右手に大判メニュー札があるので、ちょっと流し目で見てみます。ラーメン、特製ラーメン、つけ麺がメインで、ラーメンと特製の差が200円。ここでちょっと店主とコミュニケとってみましょうか。

すみません、ラーメンと特製ラーメンの違いはなんですか。

き、っとこちらを向き、特製はチャーシューが多くてちょっとxxxな玉子xxxx。

よく聞こえませんが、どうやらトッピングのチャーシュー増しと味玉がつくようですそれなら、200円はお得です。

じゃあ、特製ラーメン(800円)で、お願いします。口頭でのオーダーです。

ぼんやりと、さっき食べた串焼きうまかったなあ、なんて反芻してます。牛じゃあないっつうの。

店主が行列の前、カウンター上に空のドンブリをひとつ置きました。なになになに??何が始まるのよ、聞いてないよ。ドンブリを置いてから2分後、ドンブリにお玉で湯を張ります。湯は何も入らないさゆ(白湯)のようで、ドンブリを単に温めているようです。でも、なぜお客の目の前で?そんで、チャーシューをきり始め。随分厚く切ってるぞ。そのチャーシューをフタツキIHなべに投入。温めるのですね。

空になったドンブリは、相変わらず行列の目の前のカウンターにおいてあります。つまり、ここは高台がないのです。今度は、目の前でスープを張り始めました。スープは濁っていて白い。泡だっていて、おいおい、これ鶏白湯スープじゃあないの。粘度もありそうだし、うまそう。湯切りした麺を投入。トッピングをどうするのかと見ていたら、あれま、カウンターの後ろ、厨房側にレールが走っていてトッピングが入っているステンの器がレールに乗って動くのね。だから、どんぶりがあるところにトッピング移動車を動かせばいい。

ネギだいじょうぶ?

え?なんですか?ネギですか?大好きです。(聞かれてないけど)多めでお願いします。

ネギだめな人もいるからさ、聞くんだよ。

トッピングの玉子は別のどんぶりの中に積んで入ってましたが、そのうちのひとつを摑んで生卵のようにカチンと割り、麺の上におきます。生卵かと思いきや、温泉たまごでした。

おまたせしました。どうぞ。はい、ありがとうございます。

これ、お客さんの前で麺作りを見せる店主自慢のショーだったのですね。ちょうど鉄板焼きの紅花トーキョーがやるような。そんで、ドンブリがずっと目の前にあって、スープ、麺、トッピングとどんどん完成させていく。そんなやり方だったんです。そんじゃあ、お言葉に甘えて、いただきます。

すごいぞ、このラーメン。分厚いチャーシューが3枚見えるが、1枚の充実感がすごい。ぶた肉、そのもの。温泉玉子が中央に鎮座。めんまは色合いもよく楽しみ。そして、ざくぎりのネギが存在感ある景色を引き締め。見るからにうまそうなこのスープの正体はなんじゃい。

スープをれんげで掬い飲み。うあ~~~あ、これ濃厚鶏白湯スープじゃん。コクがあってうまい。塩の塩梅もちょうど良く、これ福一以来じゃあないの。スープはドロドロンジョで入っているとすれば豚さんですね、このうまみは。あとで帰るときに名刺をいただき、とんぴととりの店と書いてありました。ここでスープの正体が分かるのですが、とんぴ、ってなんですか?ってお店の人に訊きました。

とんぴ、は豚の皮ですよ。

すごいスープが、ここにありました。コクも十分あり脂は少なくてさらっとしてますが、粘度は相当高いです。この濃厚鶏白湯スープのお店としてラーメン本やラーメンサイトに載らないのはなぜなんでしょうか。この日は、目の前で調理が終わり、どうぞ、と言われたときに、写真撮影いいですか、って店主に聞きました。自然体で、いいよ、って言われましたから、取材拒否でもないんでしょうねえ。そうなるとレビューだけが頼りになります。濃厚鶏白湯スープのお店があるよ、って聞けば飛んできますが、スープの種類をその他にされてしまっては、手がかりがなくなってしまいます。つけ麺は、はなから手がかりにならないし。

麺がまたよかったわ。中太よりやや細めのストレート麺で、この麺がしっかりスープを引き上げてきます。麺がうまい。茹でもよし。店主が客の前で一杯ずつ作る意味が分かってきます。やはり、自信の一杯なんです。逃げない。手を抜かない。

チャーシューは、やはり分厚くてうまかった。切るときちょっと斜めになってますが、厚いほうで2cmはあるでしょう。豚のいい質の肉で、ちょうど明心角ふじの豚肉と同じくらいのサイズ。と言って分かる人はお一人でしょうが。この肉を温めて柔らかくするのに、IHヒーターを使ったのですね。それはナイ~スですよ。

めんまも存在感ありましたね。味加減いとよろし。温泉たまごは、個人的には好きです。濃厚鶏白湯に合うかどうかはちと疑問。こちらは、スープに沈めておかないと熱くはありません。

しかし、つくづく、現場主義を考えさせられました。ラーメンは好みですから、順位をつけたり比べたりすることは邪道かもしれませんが、個人個人の好みの総数で、ある程度のランクを付けることはガイドとして有効なときが多いと思います。行列は、鶏白湯が大好きなのでこのお店に高い得点をつけますが、普遍的にもっと高評価でもいいラーメンだとおもいます。個人的には、弥七よりずっと上。大阪で評価はそれなりに得てますが、このお店こそ関東で勝負したほうが、もっと評価されるかもしれませんね。

現場主義と書いたのは、お店に来て麺を食べるまで、鶏白湯スープのラーメンということ知りませんでしたから。現場に出向かないと、現場で何が起こっているか分からないという事ですね。湾岸署のアオシマ君と同じ心境でした。

投稿(更新) | コメント (4) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

どうもです

私が言うのも何ですが、なんでその他になっちゃってるんですかね。
それほど鶏白湯の経験値が上げられない土地柄なんでしょうか。
なにやらその濃度の正体は豚皮から出ているような感じですね。
う~んでも温玉はどうなんでしょ。私も疑問です。

UNIA。 | 2009年9月8日 09:42

 今日は。昼飯専門です。暫く大阪を巡られている様ですね~。
先日、再投稿の際も「その他」に私も分類しましたが、確かに「鶏白湯」味主体と思うものの、
店名に堂々と「豚皮と鶏」と書いている事と、鶏以外の出汁も結構利いているので
どうしても単独の「鶏白湯」項に分類する事が出来ませんでした・・・。「味の主体」ならそうなのですが・・・。

>この濃厚鶏白湯スープのお店としてラーメン本やラーメンサイトに載らないのはなぜなんでしょうか。
~多分、なんですが、御主人はボチボチやっていきたいかと・・・・。
 少し前に結構「待ち」が発生していいましたが、何かの影響だった様です。
 「好きな人だけ来て」・・・なスタイルでいきたいではないかと私は思ってます。

昼飯専門 | 2009年9月8日 16:18

UNIA。さん

まいど~。
鶏と豚皮だから、その他という感じなんでしょうね。
メインが鶏白湯、それの下支えが豚さん、という考えはないようです。
やはり、文化の違いでしょうか。同じサイトで同じ言葉で話していても
水面下の意識は違っているのかなと。ですから、この鶏白湯は関東では
厚くもてなされると思います。店主の人柄がいいですから、伸びますね。
おんたま、これだけは賛同できませんよね。ちょっと違う。
pinkmomochiさんが言うくらいですから。

行列 | 2009年9月10日 07:51

昼飯専門さん

コメ、ありがとうございます。
大阪に来て5週間、もう少しおります。
他サイトでは30コミを上梓し、満喫中であります。
カレーも面白い。
店主のライフスタイルがぼちぼちなら、しょうがないですね。
基本がいいんで、全国区目前だと思いますが、残念です。
あと大阪ゴールド、ソーダイショーくらいでだいたい終わりかな。

行列 | 2009年9月10日 07:57