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ちと遠いが、気分転換を兼ねてこの店へ遠出することにした。
評判の高さを自分の舌で確かめてみたいという理由もあった。

国道17号線を自転車でひたすら南下する。荒川を越えると街の景観ががらりと変わった。
見慣れない景色を楽しみつつ、環八、環七を通り過ぎ、携帯から店の場所を確認して到着。

2時半過ぎ、ランチタイムも終わりかけの時間帯で店は丁度空いていた。
レビューで人気のある扣肉(コーロー)担々麺を注文し、静かに体を休める。
メニューを見ると品数が豊富で、ラーメンに飽き気味な今、麻婆豆腐飯や
炒飯といったご飯ものを食べたくなったが今日は我慢、我慢。
10分ほど待つと女性店員の方が膳をもって来てくれた。

どんぶりの中には、茶褐色でとても濃厚そうなスープ、その上にチンゲン菜やそぼろ肉など
各種具材とともに扣肉(コーロー)が乗せられている。どんぶりに顔を寄せると、
振りかけられた黒ゴマの風味が鼻に届いてくる。

それでは、頂きます。
……ここから味をお伝えするわけだが、このスープ、味の表現がとても難しい。
まず一口含むと、酸っぱみが強く感じられる。こりゃ変わった味だと思い二口、三口と
続けてみると、酸味への慣れに従い、ゴマの甘みと、何か別の旨みのようなもの
――何のものかはわからないが肉や野菜だと思う――が口の中に広がっていく。

旨みと甘味がうまくかみ合っているのだが、それだけではクドくなるところを
酸っぱさがいい具合に打ち消している。非常に巧みな配合だと思う。
ちなみに辛さに関しては、担々麺と名が付くにしては控えめであった。
食べ進めるうちにゆっくりと気付いていくような感じ。

濃厚スープと麺との絡みは上々。というか、この濃さならどんな麺でも合いそうな気がする。

半分ほど夢中で食べ進めたところで、思い出したように扣肉を食べてみる。
甘辛く煮込まれて、とても柔らかい。いい味なんだが、スープ自体が濃い目なので
少々クドい気もする。
そこで思い切って小ライスを追加。すると、昼の時間帯は麺類を注文すれば、
食べたい人にはサービスで付けてくれるのだと教えられた。嬉しい話である。

ライスと扣肉を合わせて食べつつ、スープもかけてみたりする。思ったとおり、
この濃い目のスープはご飯とよく合う。やがて食べ終わり、満足して店を出た。
ラーメンというよりも、美味しい食べ物を一品頂いた気分です。ごちそうさまでした。

ちなみに採点は、扣肉担々麺と白飯のセットでこの点数としました。

投稿(更新) | コメント (2) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

rennyaさん、こんばんは。
波華のコメント、ありがとうございます。

ところで、私も自転車に乗ります。今はgiantのクロスバイク(SeekR3)で、主に通勤(片道7km)に使っています。
rennyaさんは気軽に遠いところまで行くんですね。スゴイ!

お世辞ではなく、rennyaさんの描写は(うまく言えないんですが)ラーメンを目の前にしたような、自分で味わっているような感じが伝わってきます。
場所的に、自分はたぶん行かないだろうと思うお店ですが、ラーメンの味わいが良くわかります。ありがとうございます。

のぼる | 2009年10月16日 03:19

ntkdさん、こんばんは。
自転車に関して大した知識はないんですが、クロスバイクは軽量で乗りやすいですね。
普段は小回りの利く折りたたみ式のものを使っているんですが、遠出をする時は
父とシェアしているブリヂストン製のクロスバイクを使っています。足回りが軽い軽い。

今回こそは簡潔な内容にするつもりだったんですが、この店の味に見事やられました(苦笑)。
試行錯誤はしているんですが、ついこってりした長文になってしまうという……。
もう少し肩の力を抜こうと思ってます。

れんや | 2009年10月17日 03:23