コメント
なるほど。
いろいろと考えさせてくれる一杯のようですね。
あまり素材をギラつかせないことで、かえって素材の良さを出す、
現代ラーメンにおいて、なかなか勇気の要る選択です。敬意を表したい。
こちらも、ずっと気になっているのですが、さすがに遠い。
南浦和勤務のうちに、一度行かなければとは思っているのですが。
しかし、こういうスタイルを貫けるのは、立地のなせる業かな。
GT猫(ひっそり活動中...) | 2009年12月18日 11:52そうですね、家族連れ含む一般客相手で十分繁盛していますから、流行とか考えなくていいというのはあると思います。
お昼は混んでいますから夜の方がいいかもしれませんね。下手に昼に行くと遅刻してしまうかも。


のぼった

パットの星☆彡
ゆう。



他店と食べ比べて見ると分かるが、明らかに塩分も油分も控えめ。あっさり「系」ラーメンではなく、本当にあっさりしたラーメンである。
えんやのレビューでも記した通り、こういうラーメンでは麺の添加物の嫌な匂いが出やすい。しかしここは自家製麺のようなので全く平気である。あっさり系ラーメンと自家製麺の組み合わせは、それだけで有利なスタート地点に立っているのは間違いない。
しかしハードルはまだ残っている。薄味であればあるほど他素材の嫌な匂いが目立ちやすいもの。このお店の場合は、ナッパ臭さが後に残りやすい野菜トッピングは少量のネギのみとし、無味無臭に近いメンマに余計な味を付けずにザクザクと投入。チャーシューは醤油系の味が付けられているものの、薄味スープの雰囲気を壊さない。あとは海苔一枚。寂しいように思われるかもしれないが、余計なものを入れて逆効果になるぐらいだったら、最初から入れない方が遥かに良い。
ダシは節系が弱くて昆布が強いように感じる。あるいは化調かもしれないが、仮にそうであったとしても今時のウケを狙って節系をプンプンさせないのは実に好印象。そういう要らないコワザをきかせればこのお店の価値は即座に半減してしまうだろう。
貝系のダシもほんの少し立っているが、現在の基準からすれば明らかに控えめな方。というより、とにかくすべてのバックががーんと後ろに引いているので、出汁にしろ塩分にしろ低い濃度で十分という事なのだろう。それできちんと味を感じる。
悪く言えば特別な事は何もしていないしたいして凝っていないという事になるのかもしれないが、だからこそここのラーメンは原点を感じさせてくれる。ラーメンとは、こんなにシンプルでもこんなに美味しいものなのだ。
などという事を今更ながら思うのは、それだけシンプルかつ良質なラーメンを出せる店が少ないという事なのだろう。貴重な店である。