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中華そばは鴬谷店と同様、麺とスープの少なさを納得させるだけのミニマリズムに欠けるし、かといって広くアピールできる大衆性も備えていない。遠征ならイベント感覚のテイスティングとして成立するかもしれないが、こうして自分の地元に入ってくると、一回の食事としてもの足らない所ばかりが目についてしまう。地元民にとっては一回の食事として相対する事が多いわけだから、必然的に足は遠退きがちになる。あまり客が入っていないのも当然というか、地元の一般客には相手にされていないと言った方が正しいのではないか。

つけそばは100円高いが故にその傾向を更に助長する。相変わらず少ない麺量に更に苦みの増したスープ。中に入っているチャーシューはそれなりのボリュームであるが、全体としての食べ応え感に貢献するまでには至らない。700円でこれだけかぁ、というのが正直な食後感である。

麺の上に乗せられた鰹節は、せっかくのツルツルな専用麺の食感をゴワゴワさせるだけに終わる。それで別にスープがうまくなったりはしない。こういう風にたいした理由も無い事を何となくやってしまう事があるのが、王子伊藤との最大の違いだろう。徹底できないならいっそ伊藤をひきずるのはやめ、別路線に変更した方が良いのではないか。こういうチンマリしたラーメンが東北系煮干しラーメンのすべてというわけではあるまい。

評価は、遠征ならともかく、地元としては例えばリュウビより高い点数を付けるわけにはいかない。店主にはそのことをもっとよく考えてみて欲しい。

投稿 | コメント (2) | このお店へのレビュー: 5件

コメント

赤羽までは何とか、まだ身内が店主ということもあり、
かろうじて伊藤ポテンシャルを維持、といったところでしたが.....。
「つけ」を食べられるから、一度行こうかと思っていましたが、
たしかに、知らない人が食べると、仰るような感想になるでしょうね。
なぜこの地に支店を出したのか、よくわかんないなー。

GT猫(ひっそり活動中...) | 2010年1月5日 11:23

味や量以外にも地元を見ていないと思う所がいくつかあります。まず、いつでも半分閉まっているシャッターです。店主からすると眩しいから閉めてるだけなんでしょうが、おかげで地元では「やってるのかやってないのか分からん店」という評価になってます。いくら営業中の札があっても、大きい分だけある種の心理的な壁となってしまっているようです。

それと都心部に通勤しているサラリーマンのことを考えると、この場所で20時閉店は厳しいです。本来であば彼らのように情報にめざとい人種にこそ利便性を図るべきと思うのですが…。
営業スタイルも伊藤王子を中途半端にまねているだけのような気がします。