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「担々麺 中辛」@銀座 一鳳の写真 強い風の吹く日曜日(7日)、今日も今日とて休日出社。お昼は秋葉原「一鳳」へ。
 この場所は、かつて「健康白菜麺処 おいでや」があった場所、結構面白いラーメンを作るお店でしたが……なにせ、オタク系本屋が入る雑居ビルの地下1階と、商売的にはなかなか難しいロケーション。そんな場所に進出してくるとは、なかなか勇気がありますな。
 店内は、「健康白菜麺処 おいでや」のレイアウトを改装し、カウンターを縮小してテーブル席を増やしています。券売機は相変わらず入口右手、激辛と聞く「四川担々麺」は避け「担々麺 中辛」(750円)をポチッとな。中国系の女性店員さんに食券を渡すと、100円キャッシュ・バック、そういうサービス・デーがあるようです。丼は、約4分で到着。
 では、スープを一口……非常にキメの細かい芝麻醤、クリーミィ―かつライトなコクはよしとして、甘みをかなり強めに感じます。芝麻醤のキメのせいか後ヅケの甘味料のせいかは判然としませんが……少し「不自然」。辣油は特に特徴のないもので、ベース・スープも「鶏ガラを中心に、じっくり時間をかけツメた」という割に風味は弱め、加えて「不自然」に強い旨みを感じるモノ。挽肉に混ぜた大量の鷹の爪で、スープの旨みと芝麻醤の甘み、辣油の辛味をなんとか馴染ませようとしているようですが……結局、すべてが「上滑り」。
 麺は、担々麺にしては珍しい、太めの中太縮れ。多加水麺特有のプリプリとした弾力に、ツルリと滑らかな麺肌、コシ・粘りも強く、甘みも強い。能書きには「この麺を作れるのは、日本で五人くらい」などとブチ上げていますが、確かにナカナカの一品です。ただし……スープのまとまりがイマイチのため、こんないい麺をぶつけても、かえって不協和音が拡大するだけといった印象ですが。
 具材は、濃く味付けた挽肉と、切り方を変えたネギがドッサリ。特に細切りにされたネギがクセモノで、ピンピンと跳ねるような食感が、麺・スープの一体感をさらに損います。同じ野菜を使うにしても、もっとシンナリしたものを使うべきだと思いますな。
 ―――スープの中核に位置する、甘みと旨みの不自然さ。これが最後まで「一体感」を拒否し続けているような……そんな印象。担々麺にとって、「一体感」こそ主たる大命題。麺や具材がハツラツと踊れるのも、強固な「舞台」があってこそ、まずはスープの一体感と安定感こそ第一ですな。壁に掲げた口上には、「ストック・メニュー 一千種類を徐々に提供」とありますが……まずは主力の担々麺を、安定させてからにして下さい。

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