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「つけ麺(大)(+味玉)」@麺家 静の写真 初訪時に「つけ麺を是非食いたい」と書いてますが、
その「中華そば」82点以上に、此処は気に入っていたのです。
点数に関係無く、「味の雰囲気」と「いつも気楽に入れそう」と云う
「普通に昼飯にサクっと入れてこのお味」が確実にこの近辺での
マイ昼飯店としての資質が有ると思ったからです。
さて、この日は12時前入店。期待通り近所風の方が2名だけまったり~。
いいネぇ~~♪。相変わらず寡黙そうな店主さんと、サバサバした
奥様風の2名、この、変に張り切らない接客も気楽でいいんですよ。

 つけ麺(大)と味玉をPUSH。お値段、¥800+¥100=900円。チョビっと高い気もしますが、まあ気にせんと。
待つ事10分弱・・・2分程先につけダレを渡されたのには、
「先に麺をくれないと冷めるやんかい!」でしたが(笑)・・・・




        麺丼の彩りと盛り付けが「賑やか」で旨そう~~。



 思ったより麺は太く有りません・・・最近のつけ麺としては普通か、やや細に見受ける程です・・・。
「太麺ちゃうかったか?」と思い、そう云えば・・と帰る再に券売機を見ると、「太麺」は別に「つけ麺 太麺」と
指定しなきゃいけなかったんですな。ま、最初ですから「普通のん」でイイっすけどね。




===  麺  ===<自家製中太ストレート>

 最近にしては珍しいとすら思う「薄黄色い」色あいです。
特徴としては、

         ・その薄黄色い色  ・ザラつきある表面肌荒れ 


 の2点くらいで、目立つポイントは有りませんし、逆にその「荒れ肌」は最近を多い「つるピカ」と違うし、
その黄色も、最近では「透明感」や「茶色」「白」が多い故、一見古臭い「かん水」を連想する様なものですが、
逆にそれらの点が、本来の「麺の原点」と云う気にすらなった。

 「ザラつき」と言いましたが、それは特にネガでは有りません。適度なザラ感で「粉のもろみ」的なものですし、
後述の「サラリ」としたつけダレを絡め上げるのには逆に必須とも思えます。
そして、肝心の食べ味は、

          
         しっとりとしたザラ付き口当たりで、


             噛み味は初動ソフトで、サックリした淡白な噛み潰し感で、


                「熟成麺」と云うより、「新小麦」的味わい。


 非常にフレッシュ且つ清涼な風味を持った麺です。
そのままで何度も頂ける「麺の味わい」を持ってます。その荒れ肌が逆にハンドメイド感として好感に変わりました。
とは云え、一撃で解り易い「凄さ」は無く、それがこの店の麺らしくもある・・・

 馴染み易い太さ、適度な固さと爽やか小麦のフレッシュ風味が光る、「細さの中に爽やか風味を封じ込む麺」・・
                                            とお伝えしたい。




=== つけダレ ===<魚が立つ、魚介醤油的味わい>

 最近多い濃厚系とは違う、「サラリ」としたタッチと醤油濃い色目に表面に張る油膜が初見印象。
香り立つ風味に、特に柑橘系等のヒネリは無く、「魚介&醤油」香りで、重くなさそう・・・。
その味わいは想像通り、


          
        醤油&魚で纏め上げるサッパリさが前面!


           じんわりと基礎に「鶏白湯」出汁が軽重く利いてます・・・。


 「甘」が殆ど無い、「醤油類の塩分プラスと、白胡椒的ちょっぴりピリリ」な調味付けで、
後は「魚」と「鶏」?と思える出汁の旨味で食わせてくれる、


           サッパリとコクのある味風。


 実は、食中から「豚骨っぽい味が無いな・・」と思いつつ、最後のスープ割りの「白湯」を飲んで、
「これは鶏中心だな」と確信しました。豚骨は入ってないか、僅かでしょうから、動物重さが少ないんでしょう。

 ガツンとした重さは動物・魚にも有りませんし、確かに「濃さ」はあるのに、キレすらある、中々渋い味わいです。
こう云った味に「おやっさんの目指す味」がハッキリ判り、妙に頑張っていない味つけも、素直で好感が持てる。


 魚・醤油が光る、子供っぽい「甘さ」「濃さ」の無い、スッキリ素直な「青い味する鶏魚介醤油つけダレ」・・・
                                       とお伝えしたい。
 



=== トッピング類 ===<チャーシュー、メンマ、青菜、海苔、ナルト、OP味玉>

 チャーシューは一枚。バラではない、赤身勝ちな物です。
脂部等の固まりから、「冷え」が予見された為、少しつけダレにくぐらせて頂きました。
この薄ピンク色通りの「薄い味わい」で、これ又「子供っぽい味」では無い、中々渋い味わいです。
しかしながら、特に目立つヤワさやジューシー感も無く、肩肘張らない美味しさがこの店らしい・・・。

 メンマの量と味に「関東」を感じます(笑)。
「平」カットで量を稼いでる様ですが、これも「甘」の少ない物で、ヤワグニっとした噛感が普通に良い!。
やはりこれだけ量があれば、「メンマの束食い」(笑)が出来て、「おやっさん、おおきに」的!。

 OP味玉・・・これ又密かにシブいでんな(笑)。
多い「薄甘醤油」的な物ではなく、私には「醤油&出汁」的味わいが有り、「味玉」から「出汁」が香るのは珍しい。
当然の如く、控え目な味付けで、過ぎた塩分も無いが、全体的には及第的。しかしその出汁醤油味が嬉しい一品。

 
 トッピング類全般に、「甘」の方向が希薄な味わいでサッパリとした味わいで統一される「大人のシブさ」。




=== スープ割り ===<コールすれば、別器で提供>

 食中に奥様から「割りスープ仰って頂けば、お出ししますので~」と事前に親切に声掛け頂いた。
大きめな器で供されたそれは、「白濁」した物。良くある「魚介出汁」のみでは有りません。

 その出汁だけを飲めば、まろやかな味わいが有り、当然の如く味付けは無しながら、「旨い!」。
鶏白湯と魚介の合わさった味わいの「まろやかさっぱり」出汁の投入で、

        当初の「しょっぱい」方向付けのつけダレが丸くなり、

               そしてさっぱりはそのままで美味しく頂けた。 
 



=== 総   評 ===<凄みは無く共、気兼ねなさの中に美味しさを秘める>

 麺量、約300g的で、中太クラスの適当な太さとそのさっぱり食べ味で、スルスルとあっと云う間に完食。
最近、「単に魚介が利いてるだけ」では、もうスペシャリティは感じませんが、
この一杯は、この店が提供する「中華そば」と同様、
鶏白湯の「丸い深さ」と魚介の「広がりとじんわり込み上げ」のコンビネーションを
上手く塩分のキレ等でつけダレの濃さに持ち上げてるな・・・・と思った。

 麺にも凄さはなくとも、食べ易さと、その爽やかさが光っており、
やはりトータル的に「凄い何か」と云うより、普通に食える、「滅多無い食べ易い極上」と感じる・・・。
いちいち媚びてこない、客との適度の距離感もフラっと行き易いお店だと思った。
「熱い」「必死」な店主、「芸術的」「凄い」一杯・・・そんなのもいいが、
フラっと入って軽やかに食べ上げさせる、このいっつも食えそうな魚介醤油感は間違いなく自分好みと言えましょう。



 「又、来るか?」・・「はい。」点数に関係無く、適度な密度感があるこの店の昼時の混雑の心配無さが嬉しいし、
「味」の方もその、バランスのとれた纏め上げは、肩肘はらず頂けて、何を頂いても自分の嗜好にハマりそう。

 点数付けに当たっては、繰り返す通り、「凄い」は無い為、ガンガンと上げ難いながら、
このさっぱり纏まりと満足感で80点~と心象が物語る。よって、この辺りでお願い致します。
点数付け以上に、私が通うのは確実です・・・。




          新鮮さすら感じる清涼小麦風味麺!


            スパっじんわり魚介と鶏の丸い風味が素敵なつけダレ!。


               普通っぽさの中に完成度が光る「鶏魚介醤油つけ麺」ですよ!





 ご馳走様でした!。派手に流行らず、じっくりとファンを増やしていって下さいね!。

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