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「【創作】春の薫りの蟹潮つけ麺+蟹味噌雑炊」@麺や 庄のの写真今月の創作です。

プリプリの細麺を、まずは桜エビのダシの塩浸け汁でいただきます。
静かに豚骨の甘味が効いたところに、角のとれた塩味、
桜エビという素材は、甲殻類ダシにありがちな「ゴツさ」がなくて、
硬い爽やかさというか、コツッとした甘味があって、
エビのいいとこどりみたいでよいですね。

第二段階、桜の花の塩漬けを浸け汁へ。
桜の独特の甘味も感じられるけど、やや強めにつけた塩味のおかげで、
変なたるさが出ていなくてよいですね。

そして第三段階、蟹味噌と蟹の解し身を麺に絡め、浸け汁に浸けていただく、
ここがこのメニューの見せ場でして、
意外なことに、桜の塩漬けが蟹の風味をパッとライトアップするんですよ。
蟹の旨味が口の中にスパッと広がり、塩気の強めの甘塩っぱさが、蟹の味に輪郭線を施す、
その広がった蟹の風味がキャンバスとなって、桜の風味の「色」が際立つ。
しょっぱく感じた味も、蟹に照らすと不思議とくっきりとした濃い暖色に「見える」から不思議。

具材は、素揚げの牛蒡に豚しゃぶ。
牛蒡はシャクシャクした食感で、歯触りのアクセントとしても楽しい。
豚はチャーシューよりも、このタイプにしたのは正解かな。
塩ダレが肉の折り目に絡んで、甘味がしわしわ感じられます。
牛蒡も豚も、やがて浸け汁の隠し味的な役割になっていきます。

〆は、余り浸け汁と100円を渡して味噌味の雑炊に。
蟹の身も加えられ、風味アップ。
ただ、雑炊の前まで、絶妙の風味のコントラストを感じられたけれど、
〆に味の濃い味噌のものを持ってきたことで、
その風味の余韻が掻き消されちゃうようなところがあって、
そこがちょっと残念かな。

というわけで、素で食べ、和えて食べ、雑炊で〆る具だくさん麺という
最近のこの店の創作のワンパターンかな、また塩だし、とか、
鶏の穴で食べた桜の塩漬けを使った限定が今ひとつ口に合わなかった記憶から、
期待半分・不安半分でしが、
意外な食材の組み合わせでコース料理風に食べさせる手法は、相変わらず楽しいものでした。

でも、次回はまた、新しいスープとか、違った形態の創作を期待します。

投稿(更新) | コメント (4) | このお店へのレビュー: 27件

コメント

こんちわ^^

今日は春とは思えない日になってしまいましたねw
さむーーい。
ところで、春の新作が
甲殻類ですかー。
むーーん
エビカニ好きとしてはタマリマセン・・・喰いたい~。

まるまる(°…°)四隅踏破 | 2010年4月22日 13:46

おっ!早速行きましたか。
雑炊で蟹の身が加えられた?
蟹の風味が薄いって伝えたから、改善したのかな?
でもそれでも、味噌に風味がかき消されちゃいますか。
そこが今回の課題と言うか、難しい点かな、と。
まぁ、手法はいつも通りっちゃあいつも通りですけど、美味しければそれで良しとしましょうw

corey(活動終了) | 2010年4月22日 15:02

どうもです~。

おっ、コチラの創作でようやく嗜好に合いそうなメニューな予感がしますw
なんだか外は春らしい雰囲気がありませんが、ラーメンで春を感じるのもイイですね!
って、桜の花の塩漬けより完全に甲殻類に目が向いていますが(爆)
これは機会があれば頂いてみたいですよ~!!

おうじろう | 2010年4月22日 15:06

まるまる(°…°)四隅踏破さま、
春なのに蟹って?って思ってたら、結果オーライの寒さで....w
桜や桜エビは春らしい品でしたけど。
桜の塩漬けで蟹が活きるとは意外でした。
ガッツリ系じゃないけど、こういう甲殻類も、たまにはどうでしょう?

corey(活動終了)さま、
雑炊ブーメラン後は、たしかに蟹の身が増えてました。
まあ、細かい身の欠片がパラパラッと、という感じではありましたが。
創作の「食べさせ方」は、ワンパターン化してきてますね。
それでも、どこかに必ず作る「見せ場」には、相変わらず見事なものがありますが。
今回は、〆が味噌ってところが、我々もお互い「?」だったんですね。

おうじろうさま、
まあ、あんまり「甲・殻・類!」を期待されると肩透かしかもしれませんよw
あくまで、組立ての中の一つのパート、
たかがパート、されどパートという感じですが。
王子の嗜好に合えばいいなあ。

GT猫(ひっそり活動中...) | 2010年4月23日 00:00