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お昼前(27日)、用事で新橋に寄ったついでに、烏森口にできた新店「ヒノマル食堂 肉そばなおじ」へ。 居酒屋「ヒノマル食堂」と、目黒「濃厚中華そば・つけ麺 なおじ」曙橋「麺匠 克味」などを展開する新潟「新潟ラーメンなおじ 総本店」のコラボ店とのこと。朝6時から営業とのこと、朝食メニューはラーメンセット、ランチはつけ麺が、それぞれ主力と聞いております。目黒のお店はいつも行列と聞いており、行列嫌いの私には縁遠い店でしたが、こんな手軽に食せるとは。券売機は入口右脇、「つけ麺卵」(650円)をポチッとな。しかし、新橋でラーメン500円、つけ麺550円とは、勝負に出ましたな…… 立ち食いそばと同じフル・セルフのシステムで、客席もなくホントの立ち食い。麺も基本的にゆで置きのため、食券を渡して3分もしないうちに、半券に記された番号を呼ばれます。 ではまず、つけ汁を一口……流行りのいわゆる「ベジポタ」系ですな。ベースはおそらく目黒のお店と同じ豚骨・鶏ガラ・米粉と思われトロトロの粘度、ただし、芋系ではなく米を使うせいか、結構ヘビーな印象です。一方、動物系は鶏ガラがやや強めなのか、優しく軽快なテイストで、魚粉もサバ節を主体にしているためスマートに馴染んでおり、さらに柚子の細切りを数本加えて、サッパリ感を出そうとしています……一応、ヘビー→スマート→軽快→サッパリと、味のグラデーションとダイナミック・レンジを意識した構成ですが……ちょっと「攻撃正面」を広げ過ぎ。ベースの印象がヘビーすぎて、他の食材の主張が上滑り気味、かなりチグハグ感がありますな。 麺は、太麺に近い中太ストレート。そのまま一口いただきますと……見た目よりは、意外と淡白な味。目黒のお店では麺にも米粉を使っていると聞きますが、そのせいかも。しかし、コシや弾力、少し重みのある歯切れなど、食感はかなりいい。さて、コイツをつけ汁にくぐらせ、ズバァ~~ッとイキますと……「米粉」が呼び合うせいか、つけ汁のヘビー感と麺の淡白な風味が釣り合って、つけ汁のチグハグ感を補正して結構美味い。ただし、券売機表示は麺量「300g」となっていましたが、これはおそらくゆで上がりの分量ですな。 具材は、チャーシュー、メンマ、ネギに味玉。特筆はメンマで、証明写真大の四角形、醤油で深く味付けがしてあり、結構ヘビーな風味ですが、これがつけ汁のヘビー感に意外に合う。一方味玉は、黄身の甘みを活かしたスッキリ明快な味付けで、こちらは動物系の軽快感に良く合いますな…… ―――なんというか、あまりに味の「攻撃正面」を広く取り過ぎ、多少「分裂」気味に陥りつつ、なんとか麺・スープのシナジーに救われているという、不思議なバランス。しかし結果論から言えば、味玉抜きで550円というプライスに対しては十分なクォリティで、採点が「費用対満足感」である以上、この程度の点数は十分差し上げられます。
居酒屋「ヒノマル食堂」と、目黒「濃厚中華そば・つけ麺 なおじ」曙橋「麺匠 克味」などを展開する新潟「新潟ラーメンなおじ 総本店」のコラボ店とのこと。朝6時から営業とのこと、朝食メニューはラーメンセット、ランチはつけ麺が、それぞれ主力と聞いております。目黒のお店はいつも行列と聞いており、行列嫌いの私には縁遠い店でしたが、こんな手軽に食せるとは。券売機は入口右脇、「つけ麺卵」(650円)をポチッとな。しかし、新橋でラーメン500円、つけ麺550円とは、勝負に出ましたな……
立ち食いそばと同じフル・セルフのシステムで、客席もなくホントの立ち食い。麺も基本的にゆで置きのため、食券を渡して3分もしないうちに、半券に記された番号を呼ばれます。
ではまず、つけ汁を一口……流行りのいわゆる「ベジポタ」系ですな。ベースはおそらく目黒のお店と同じ豚骨・鶏ガラ・米粉と思われトロトロの粘度、ただし、芋系ではなく米を使うせいか、結構ヘビーな印象です。一方、動物系は鶏ガラがやや強めなのか、優しく軽快なテイストで、魚粉もサバ節を主体にしているためスマートに馴染んでおり、さらに柚子の細切りを数本加えて、サッパリ感を出そうとしています……一応、ヘビー→スマート→軽快→サッパリと、味のグラデーションとダイナミック・レンジを意識した構成ですが……ちょっと「攻撃正面」を広げ過ぎ。ベースの印象がヘビーすぎて、他の食材の主張が上滑り気味、かなりチグハグ感がありますな。
麺は、太麺に近い中太ストレート。そのまま一口いただきますと……見た目よりは、意外と淡白な味。目黒のお店では麺にも米粉を使っていると聞きますが、そのせいかも。しかし、コシや弾力、少し重みのある歯切れなど、食感はかなりいい。さて、コイツをつけ汁にくぐらせ、ズバァ~~ッとイキますと……「米粉」が呼び合うせいか、つけ汁のヘビー感と麺の淡白な風味が釣り合って、つけ汁のチグハグ感を補正して結構美味い。ただし、券売機表示は麺量「300g」となっていましたが、これはおそらくゆで上がりの分量ですな。
具材は、チャーシュー、メンマ、ネギに味玉。特筆はメンマで、証明写真大の四角形、醤油で深く味付けがしてあり、結構ヘビーな風味ですが、これがつけ汁のヘビー感に意外に合う。一方味玉は、黄身の甘みを活かしたスッキリ明快な味付けで、こちらは動物系の軽快感に良く合いますな……
―――なんというか、あまりに味の「攻撃正面」を広く取り過ぎ、多少「分裂」気味に陥りつつ、なんとか麺・スープのシナジーに救われているという、不思議なバランス。しかし結果論から言えば、味玉抜きで550円というプライスに対しては十分なクォリティで、採点が「費用対満足感」である以上、この程度の点数は十分差し上げられます。