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「W醤油らーめん(大盛り+味付玉子)」@麺厨房 華燕の写真 摂津での仕事からやっと足を延ばして訪問出来ます。
中華料理店の頃から麺類、特に担々麺は評判でしたが、
ここ迄来ると、彩色ラーメン きんせい 総本家 高槻栄町が恋しい(笑)。
しかし4月に中華料理店から麺専門にシフトしたとSBTさんの
情報で知った時から最重要訪問店となりましたから頑張ります。(笑)
他からラーメンへの変更形態、有名な所では、街の食堂の評判の
中華そばから麺に特化したカドヤ食堂 本店、麺類が評判の
中華料理店からラーメン店になった麺屋 彩々 昭和町本店と、

 「転身組」は素晴らしい店が有りますもんね~。知らない内に消えゆく店もあるのでしょうが・・・。
少しタイムスケジュールに狂いが生じ、12時前入店。既にカウンターとテーブル席は埋まっており、
座敷席の大テーブルの相席となりました。普通、この様な近所の買い物客の往来しかなさそうな場所で
この入客は大した物ですよね~。客層をザッと見ると、好きそうな人やご夫婦が多そうに見受けます。

 注文は、前採点者の方々がまるで「お前が食え」(笑)とばかりに未採点となっている「W醤油大盛り+味玉」。
¥750+¥200+¥100=1,050円、大盛り200円はキツいな~。でも、この日はやっと来れた祝いで気にしません。
そうこうしている内に満席→少しの待ち発生となり、私の注文した「味玉」が店内呼称で何度も
「それ、あかだまトッピングね~」とか「これあかだまよ!」と言っているのが聞こえる度に
「なんか辛い赤玉でも乗せんのか?俺は味玉って言うたぞ・・・。」と怯えながら(笑)
待つ事10分少々・・


          
           おっ!!綺麗な彩に澄んだ色あい・・

                     こう来ましたかぁ~~。



 正直行って、このW醤油の風体は一切知らないままに注文しました。「にんにくブラック」がある位ですから、
「黒い醤油」を勝手にイメージしておりましたから、意表を突かれた格好です(笑)。
紫の貝割れ大根がお洒落で、この華やかさとクリアなスープは瞬時に「崇高系」と私の中で仕分けされました。
追加の味玉のせいで3つある味玉には「注文した時に半分あるって教えてくれや!」と思いましたが(笑)。


 


===  麺  ===<緩やかウェーブ中細麺>

 黄茶色い色目と、軽いウェーブでオーソドックスながらピチッと立つエッジに締まりを感じます。
そう重くない持ち上げで加水も普通っぽく、微かな肌荒れがあるそば的なタッチを持ちつつ、
触感で「しなやか」が印象付きます。その肌荒れは密度濃い物ですから、啜り上げは良好でスルスルと云った感。
噛み込めば、


           しなやかな口当たりでソフトな目な歯入り後、


                 「クッチリ」とした密度と中心の優しい潰し感。


 端的に申し上げて、強い・弱いでは無く、「色々な物を兼備したバランス型」と感じます。
啜り上げ~喉越し迄の滑らかさ「良い」、そこそこの歯応えの優しさ噛感も「良い」、香る素朴小麦感も「良い」。
と、「凄く良い」がない変わりに「欲張り」な麺で、この欲張り仕様だから大盛り200円も「仕方無いか」と思えます。


 優しいタッチの中にしなやかさと滑らかさを織り込んだ、色々な物を織り込む、普通っぽに美点秘める麺・・
                                       ・・・・とお伝えしたい。




=== スープ ===<薄い色合い通りの優し醤油>

 焦がしネギが浮かされ、その柔らかい出汁&醤油臭いプラスされる香ばしい香りから既に上等。
豚骨・鶏ガラの動物から予想される濁りは無く、クリアな色目に焦がしネギ混じる表面油がキラキラと輝いて綺麗。
ビジュアルで仕分けした「崇高系」と予見した通り、飲み口は



          軽やかさ故シャープ感な「薄」醤油味。

          それを解り易くする如く、クリアで重くなくともコク深い動物出汁。

          魚介風味もクリアで騒がない「華やか風味」で各々渾然一体。


 マイルドながら軽やかにキレる醤油味が纏める、出汁&調味バランス型味風。甘みも有りますが自然で軽い物。
「う~む」、とある意味唸る部分がそのクリア出汁に詰め込まれています。
それは、

・「どれが」と云う事無く、動物と魚介が一つ纏まる出汁バランス。
・この色目で軽い飲み口の中に封じ込める、しっかりとした出汁の深みとコクで滋味深さすら醸し出す。
・其々が突出する事無い出汁感を、上手く軽めな醤油でキレすら与えている。
・それら軽やか、まろやか、キレもある中で焦がしネギの香ばしい芳香がアクセント。

 と云った所でしょうか。その佇まいにテクニックを感じさせます(笑)。
繰り返すしますが、世間的な「豚骨ぅ~」を意識する事無い軽やかな動物感が見事ですし、
魚介風味一つとっても、解り易い「煮干しガツン」とは全く違う、私には「節系」に感じる軽やかな華やかさが渋い。
 ただ、当然ながらそのトレードオフに「らしい重さ」「一本の芯」等は無い華やかでテクニカルな味わいですから、
ややもするとどれも立たない「ボヤけた」味となりそう。しかしキリっとした醤油感で上手く回避しています。
兎に角、


 この綺麗な色目通りに瞬時に「上等」植え付ける、「軽やかなコク深さ」を封じ込める柔らかスッキリスープ・・・
                                        ・・・と評したい。





===トッピング類===<叉焼、鶏肉、メンマ、貝割れ、白ネギ、OP味玉>

 提供された瞬間に「綺麗・華やか」を印象付ける色目と盛りに感じます。女性ウケ抜群でしょうな(笑)。

 通常は、メインとなりそうな叉焼が私には「些細な弱点」に見受けた(笑)。
薄めで柔らかホロホロ、甘み立つ巻きチャですが、単純に個人的に嫌いな「持ち上げで即崩れる」だから。
味わいの前に、その薄さをスパっと持って行けないのは頂けない。バラバラになった破片が何処かに行ってしまった。

 その代役的な鶏肉一片。モモと思いますが柔らかい白(赤)身勝ちでムネ?と思わせる脂レスな柔らか上品感。
外周がローストされた香ばしい味付け、中はしっとり感が支配する柔らか白身でそのアクセントがスペシャル。
チャーシューよりもこの上品白身味の佇まいと味付けの方がよりこのスープにマッチしてると感じます。

 他、大きめなメンマは良い物ですし、上品なシャリシャリ白ネギのフレッシュな食感も良し、
紫な茎部分が可憐で珍しい、細い貝割れ大根は見た目にビューティー。
 半分とOPの味玉は軽く甘め立つ薄甘醤油的な正統派。ニットリとした食感、その味に不満無し。
繰り返す通り、最初に「半分入ってますよ。」とだけは教えて欲しかった(笑)。


 トッピング類全般に、このクリアで上等感漂わせるスープを更に昇華させる如く、華やかさと気遣いを感じます。




=== 総  評 ===<評判のラーメンに特化しただけの事はある!>

 200円の大盛りプライスらしい麺量は有り、丁度お腹一杯。当然スープは完飲です。
スープ項で書いた通り、「軽深いコク」と「立ち過ぎない調味」ですっきりとし後味で良い物を頂いた感を残す。
そして、その「華やかさ」は、なんとなく「きんせい」あたりで提供していそうな一杯に思えます。

 普通っぽいながらに、中々キュートな食べ応えな麺、テクニカルな出汁を見れば、
きっとこの店の一杯はどれを頂いても、ハズレがなさそうな安心感すら伺えました。


 
 「又、来るか?」・・・「はい!。」・・・これはもう当然です。しかし場所的に私には厳しいのが悲しい(笑)。


 点数付けに当たっては、当然80点~の開始となります。そして、85オーバーはあっさり決定です。
ただ、渾然一体な出汁をどうとるか?で「その渾然一体感の中にもう少しの何か主張が欲しい」と所謂、
どれも立たない感も多少感じた故、大台の90にちょっと届かないこの辺りでお願い致します。
魔力はその綺麗さ故持たないでしょうが、この系統が好きな人には堪らない一杯では有りましょう!。






           クリアながらにコク深い出汁が
 

             綺麗な味わいを魅せる、上等感を楽しめる一杯!。





 ご馳走様でした!。もう少し大阪寄りにお店を出してくれたらなぁ~~。

  

投稿 | コメント (4) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんばんは、レビューを読ませていただいたらスープが絶妙なバランスみたいですね。
これは、再訪しなければいけませんね。

ktsdc | 2010年5月16日 20:10

 コメント・投票おおきに。ktsdcさん。
>スープが絶妙なバランスみたいですね。
~どれが立つ事無く、出汁が渾然一体化している所がシブいですよ!。
 ただ、この「上品な仕事系」の味は、即座に良い点数を付けがちで、他にももっとこの系統があれば
 比較的な点数付けが出来るのにな・・・とも実は思っています。

昼飯専門 | 2010年5月17日 18:22

こんばんは、SBTです。

くぅ~、この一杯、実に旨そうですよ。

やはり、スープが良いみたいですね。
煮干しや動物系でガツン!というものがなしに、これだけ昼専さんを唸らせるとは、さすがですね。また近々訪問したくなりましたよ。

SBT | 2010年5月19日 00:23

 毎度おおきに。SBTさん。
そう、あんまりこの「崇高系」は得意ではないんですが、まろやかに巧く纏まってましたよ!。
その「テクニック」が「専門店」に変貌する自信だったんだろうな~って思いました。

昼飯専門 | 2010年5月19日 23:03