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「タンメン」@トナリ 丸の内店の写真 しばらく前に木場に移転してきた「トナリ」ですが、何回訪れても行列で、行列嫌いの私には、縁のないお店とあきらめておりました。しかし、初めての支店が丸の内にオープン、しかも無休とあっては、日曜午後あたりは狙い目ですな……ウォーキングがてら、さっそく訪店(20日)。
 お店が入る「東京ビル TOKIA」は、通りをはさんで国際フォーラムと隣接、地下のレストラン街も結構お洒落で、「タンメン専門店」には似合わぬ立地。現地に着くと、大行列にギョッとしましたが……向かいのお洒落なうどん屋さんの行列でした。暖簾をくぐると、3割ほどの客入り。もちろん注文は「タンメン」(720円)で、「生姜入れますか?」には「お願いします」で。
 野菜の調理法が結構ユニークで、中華鍋を二つ使用。片方では、野菜に醤油ダレや調味料を回しかけてジャカジャカ炒め、もう片方では、多めのスープに野菜をひたして、ジックリと煮込んでいます。最終的に、この二つは丼で合流、注文後約7分で配膳。
 では、スープを一口……タンメンというよりは、チャンポンに風味が似通っていますが、それにしても濃厚にして「濃密」な味。ベースは豚骨・鶏ガラで、豚骨も濃いが鶏ガラもなかなかで、シッカリ乳化して濃厚かつマイルドな仕上がり。塩ダレには醤油を少し混ぜていると聞きますが、炒め野菜にまぶした醤油ダレのせいもあるのか、かなり醤油を強く感じ、コイツが動物系の輪郭線をクッキリ整え、深いコクを与えています。さらに、調味料でかなり甘めに味付けた上に、少量の黒胡椒で味を引き締め……全体として「味の密度」がかなり濃く、口の中をムンムンと支配します。
 麺は、浅草開化楼製の平打ち太麺。甘みが結構派手な上、ズッシリと重厚な歯応えでコシもつよく、スープが繰り出す重量級のパンチを真正面から受け止めます。具材は、野菜類と豚肉。野菜類は結構種類が多く、モヤシ・キャベツ・ニンジン・ニラにコーンなども混じります。スープで煮込んだ野菜もシッカリと濃厚な味わいですが、炒め野菜もかなり濃い味付けで、スープに負けず劣らず「濃密」な味わい。
 そして、これらスープ・麺・野菜の「濃密空間」に生姜が混じると訪れる、劇的な変化。単にキレが加わるといったレベルではなく、ガッチリ噛み合った味と味のわずかな隙間に、生姜の粒がことごとく入り込んで形成される、味の粒子の「最密充填」。ただ「濃密」なだけの重苦しさではなく、均質な間を持った軽さがもたらす「浮揚感」が面白い……
 ―――食後に振り返れば、「点描法」で描かれた絵画を鑑賞したような気分。豚骨、鶏ガラ、塩、醤油、甘み、旨み、胡椒……それぞれを混ぜ合わせるのではなく、つよいインパクトをもった「点」の重なりとして造られた「味空間」。それ故、これほどまでに濃厚・濃密なのに、「油彩」のようなノッペリとした平坦さや重苦しさが最後までなく、まったく色合いの違う個性の集合だからこそ、自在な変化を与えられる……生姜がなければ気付きませんでしたが。皆さんも、できれば「生姜入り」でお試しあれ。

投稿(更新) | コメント (2) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

miles様 初めまして

6/22、こちらは、まだ混んでるようだったので、高架下の「三富」に行って
しまいました。次の機会に期待します。
>麺は、浅草開花楼製の平打ち太麺。
楽しみです。美味しそうな太麺、に1票。

うきぞう | 2010年6月26日 13:08

どうもです!!
昨日、雨宿りに入ったビルの地下にこちらを発見w
思わず入ってみました。
天邪鬼な私、自信の無いと言うつけを所望(笑)
いやぁ~しょうががいいですね!!

| 2010年7月6日 07:58