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「塩チャーシュー麺(+替え玉)」@麺屋 一慶の写真 茨木で昼飯・・。ちゃあしゅうめん ゆうらいに後ろ髪を引かれますが、
今年春オープンして、「上品・崇高」と云うイメージがあるこの店も
一度は行っとかなきゃです。この地域に強いSBTさんが
既に登録・採点されていますから、気楽な感じで訪問出来て嬉しい~。
 この日13時過ぎ到着。直ぐ横のコインPに停めてっと・・・。
暖簾の無いラーメン屋らしからぬ引き戸を開けると、ノーゲスト・・。
う~ん、ピーク過ぎたとは言え、概ねイメージされる評判と裏腹に
少し寂しいでしょうか。店主さんらしき男性お一方で営業中です。


 店内は洒落た雰囲気ですが、上の方にある小さな液晶テレビで和み感が出てます(笑)。
メニューは「塩と醤油」しか無い事はインプット済みで、自分好みの「醤油」にしようと思うものの、
ここはトップにある、一押しと思しき「塩」で、そして塩に多い「物足りなさ」を回避する為、
「塩チャーシュー麺、後で替え玉お願いします。」とオーダー。お値段¥700+叉焼¥200+¥150
=1,050円はチャーシューメンとは言えお高いかな・・・。ま、崇高な味わいを期待しましょう!。

 チャーシューを炙る「ゴーっ」というバーナーの音を聴いてから5分程で供された写真の一杯・・・



         うん、イメージ通りのクリアスープ!


            ホジり出した麺の全粒ツブツブがイイね~~。



 もう、塩の「王道系」と言えそうな「柔らか」な香りを立ち上げています・・。
ただ、「和」な魚介系の芳香は意外と立ってません・・・。





===  麺  ===<京都の有名製麺所製、全粒粉ブレンド細麺>

 軽いウェーブとそのツブツブっとした必ず形容される「まるで蕎麦」なルックス。しかこれは高級蕎麦(笑)。
田舎とか、素朴をイメージする様な「茶色」では無く、「白」が支配する中の茶色い粒々がプライド高そう。

 細い線ですが、それでも軽めな持ち上げ感に「低め」な加水をイメージしつつ、
表面肌が緩んだ様な少しのヌメりとザラ付きで特有の啜り上げ抵抗感が有りますが、悪いものではありません。
そのライトな重量ですから、スルシュポと云った感で啜り上げ、噛み込めば、


   
        ヌチッとしたソフト目潰し感ながら、「束の潰し」が心地よく、


          噛み込みの最中、仄かに「柔らかな香ばしさ」が漂い、抜けます・・・。


 この洒落た香りを放つ全粒粉ブレンド細麺、食中に「棣鄂の麺?」と思っていて、実は先ほど色々と調べたら
「やっぱりか・・。」もう過去の店になりましたがその食感に醤油そば一信の麺が少しチラ付きました・・。

 こう云ったクリア&マイルドな王道系「塩」に併せる事の多い、
麺が出しゃばらない「可愛らしい細麺」と違う、この「仄かな香ばしさ」と「独特の束潰し感」は、
この「塩」スープをギリギリ壊さないラインで一筋の個性を与える、グッドチョイスに私は思います。

 付記しますが、「替え玉」は丼を返すパターン。知らずにお願いした私は左手にレンゲ、
右手でお箸を持ってちょっと待つ感、何だか悲しかった(笑)・・置き場所にお皿くらいちょーだいよ!(笑)。
 その「替え玉」は提供当初の麺より、「芯」の固さを感じる物で、

      当初の「ヌチっ」ではなく、「クチクツっ」と云った歯応え増しが嬉しい!。

 具の盛り付けの間にどんどんと吸水した事がこれで解り、中々にピーキーな麺なのでしょう。きっと。
女性受けする味わいでしょうが、これも「速く食え!直ぐノビるねんぞ!」と忠告しときます(笑)。
纏めると、


 細いラインに、香ばしさを放つ「茶色い豹柄」が「見ても・噛んでも楽しめる仄かに香ばしい蕎麦チック麺」
                                       ・・・とお伝えしたい。




=== スープ ===<柔らかに纏められた出汁を映し出すマイルド塩>

 誰しもが使うであろう「マイルドでクリア」と云った言葉がハマる上等タイプな世界感。
派手に動物コクや魚介広がり、塩旨味を伝えるタイプとは違います。
 
 僅か~な濁りの中に浮遊する、ごくごく小さな出汁から出たモロみが見え、それに何だか滋味を感じつつ、
「適量」と言えそうな少しの表面油でビジュアルから上品・・・。お味は、


        軽やかに感じさせながら、スーっと深みに導く様な

         「綺麗なコク」だけ摂った様な鶏ガラ系と思しき動物出汁中心・・・
           
            〆る「塩」も立ち上がりはシャープながら後口マイルド・・・。

     
 中々お伝えするのが難しいのですが、香り通り「和風」やテクニックを見せつける複数出汁感と云うより、

         
           オーソドックスな材料をじっくりと「綺麗」に煮出した感。    

 
 和な魚介よりも、「スーっと」落ちて行く様な澄んだ湖の様な深みある動物出汁に感心しますし、
昆布や魚介感が騒がずに「コソっ」と味に複雑さとチョビっとキレをも与えております。
その綺麗で柔らか出汁をマイルドな塩で、これ又「塩!」と騒がずに軽めに括った感。

 全くの私見で有名所を引き合いに出すと豊中 麺哲系のキリっと締まるタイプでは無く、
最近人気の本店 塩元帥の利く深み・コクとも違うし、当然、派手目な麺道 しゅはり 六甲道本店ともまるで違います。
「ムール貝」を使っていなく共、その優しさとマイルド感は何となく龍旗信 堺本店系に感じますが・・。
取り纏めると、


 綺麗に、慎重に煮出した、「柔らかなコクと深み」の出汁を映し出す「塩と出汁が転写し合うバランス型」
                                       ・・・とお伝えしたい。


 

===トッピング類===<叉焼、白髪ネギ、水名、海苔、糸唐辛子>

 チャーシュー麺オーダーですから、丼一周、グルリと5枚程。
ご覧の通りの中盤サイズで厚み5mm弱のもの。定番とも言えそうなこの柔らかな塩味を崩さない
「肉汁味わい」で食わせる薄味付けなジューシータイプ。しっとり赤身、プルンと脂身、良く詰まってます!。

 バーナーの炙りで、そのジューシー感が更に判り易く、旨味を感じさせており、
「旨いですよ」とは言えるものの、あんまり私はチャーシューマニアでは有りませんので、
この恐らく3枚程度の増量に200円と云う価格に、「絶対次ぎも頼む」とは言えない、
「美味しいけど虜になる程では・・・」な感。
そう言えばこの数の叉焼が載ると、塩スープの上の「脂分」が増えて、その味わいを少しスポイルする気も・・。
ま、チャーシューが多い訳ですから当然ですが。

 他トッピング・・・目立つのは「水菜」くらいでしょうか。
特に「重量感」のあるスープでは有りませんから、清涼感云々が特に必要ないと思いつつ、華やかさはある。
その根菜類食感は「おおきに」なんですが、実はメンマや玉子が無い事がかなり寂しかったのは確か・・・。


 トッピング類全般に・・と云うより、調理で勝負するのは「叉焼だけ」で、他にもう少し・・とは感じます。




=== 総  評 ===<優しいスープに拮抗する麺のお陰で華やか>

 予想通り「ラーメン食った感」は弱いのですが、替え玉とチャーシューのお陰で丁度お腹一杯。
スープは最後、抱えて飲み上げましたよ(笑)。

 この一杯の余韻を支配するのは、やはり「柔らかな塩」「綺麗な出汁」による、
何度も言う、「スーっと落ちて行く様な優しく澄んだ深み」であり、「塩」が評判の店の中でも、
まるで体内に染み込む「点滴」の様な自然な味が素晴らしく、それ故重み・濃さレスながら
こう云った「優しい」とか、「上品」な傾向が好きな人には、「いい仕事してるね~」でしょう!。

 そして、こう云った「綺麗系塩」では、その優しい味よりも目立たない存在になる事が多い麺ですが、
こいつはその「仄かな香ばしさ」と「独特の噛み潰し感」により、「麺を食う楽しさ」があった。
私的には、「この麺」の余韻も大きく、この麺の香ばしさがスープの優しさを照らし出してると感じます。
目立たない事で知らしめるスープ味では無く、その香ばしさで逆に「引き立て」てるってとこでしょうか。



 「又、来るか?」・・・「はい。」・・・この催眠術の様な出汁で「醤油」も頂いてみたいですし・・。
夜しかない「つけ麺」は何とかならないのかな?・・・。
ただ、今度はチャーシュー麺じゃなくてランチセットで満足度を満たしますが(笑)。

 点数付けに当たっては、麺良し!、スープ良し!、CPあんまり・・・
トッピング・・・・叉焼一人勝負じゃあなぁ・・・。ってところでしょうか(笑)。
よって、このスープと麺で80点~とは即決していたものの、
それらを総合的且つ冷静に勘案して、前半よりは良い・・と言えるこの辺りでお願い致します。





       綺麗に澄んだ湖に落ちて行く様な出汁感が素敵!


            アダルトな風味麺の双方で「映し合い」ますよ!


 


 ご馳走様でした! 「つけ麺」・・・昼もやって欲しいんですけど・・・。宜しくお願い致します。

 

投稿 | コメント (6) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

おはようございます!
塩でさらに
>CPあんまり・・・
トッピング・・・・叉焼一人勝負じゃあなぁ・・・
でこの点数は高いんじゃないですか?かなり麺とスープがおいしいみたいですね。
ただ僕はこってり派なので、胃が疲れているときなら美味しく感じるが、普段なら物足りなく感じるかもですね。

ktsdc | 2010年6月27日 06:49

おはようございます、SBTです。

こちら、ぼつぼつ未食のつけ麺か塩食べに行きたいな~と思っていたタイミングでのレビュー、誠にありがとうございます(笑)。訪問意欲が湧いてきました。

>中々お伝えするのが難しいのですが
というくだり、わかります。
醤油でもともすれば「味が薄すぎ!」という批判も起こりそうな気がしましたから…
その後の有名店を比較対象に出されての説明は非常に分かりやすく納得。
龍旗信 堺本店の感じ、おそらくイメージがつきました。

SBT | 2010年6月27日 10:27

お世話になります~

かなり上品な一杯のようですね~。自分がその味を理解するには塩に加えて、醤油も食べてみないと…と強く感じた次第です。

立秋 | 2010年6月27日 22:09

 毎度おおきに~。Ktsdcさん。
>でこの点数は高いんじゃないですか?
~そう!・・とも言えるかもです。色々と書いてる私ですが、その実、「麺&スープ」で大体の「点数付け」が成されてて、
 トッピング類への依存度・・・と云うか私の心への「響き」はプラスアルファなんですよね・・・。
 麺&スープが駄目でトッピング素晴らしいから点数が上がる・・・って事は先ず有り得ませんし・・。
 こう云った「綺麗系」は何日も煮詰めた濃厚系より、
 「有難味」を感じてややいい点数をつける癖がある事も気付いてます(笑)。

昼飯専門 | 2010年6月28日 09:10

 毎度!コメ等おおきにSBTさん。
>醤油でもともすれば「味が薄すぎ!」という批判も起こりそうな気がしましたから…
~やっぱり醤油も「そのクチ」なんですね~。「あの出汁」なら強い醤油味には判らなくなっていましましょうから、
 当然と言えば当然ですね!。こう云った系統、2~3年前の私は多分「美味しいけど物足りね~から・・」と
 あまり真面目に接していなかったと思われます(笑)。 イメージ、多分お判り頂いてる通りですよ!。

昼飯専門 | 2010年6月28日 09:15

 こちらこそ毎々お世話になり、誠に有難うございます。立秋さん。
そう、「上品」ですよ~。ただ、単に「薄くてあっさり」してるのでは無く、お伝えしたかった。
スーっと落ちていく様なクリアなコクは、「う~む、・・・これは中々無いよね・・・」と思い、
80点~の開始が直ぐ決まりました(笑)。
でも、でもなんですが、本来私はこういった「上品」とか「塩」系はあんまり好んで頂いておりませんので、
その系統の中での「些細な香り」とかにもっと敏感な人は尚楽しめそうに思います。

昼飯専門 | 2010年6月28日 09:19