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忘年会だ飲み会だ・・・と大好きな酒席が続き、胃腸も肝臓もややお疲れ気味。
新宿御苑界隈では一にひるがお、二に青葉と優先順位は決まっているのだが、今日はなぜか大勝軒十五夜が恋しい。

私が初めて「つけめん」という食べ物に出会ったのは、東池袋大勝軒の特製もりそばだった。
15年ほど前だったろうか??それ以前にも、つけ麺大王なる店で食したことはあったが、
つけめんとまともに向かい合ったのは山岸一雄大将率いる大勝軒だった。
最初は麺いや面食らったのだが、いつのまにかあの味にハマっていた。
その店が、つけめんの「メッカ」が来年2月をもって、池袋東口再開発の余波を受け閉店すると聞いた。
それも十五夜に足が向いた理由の一つかもしれない。

2年前、久々に訪れた大勝軒本店の味は落ちていた・・・ように感じた。
自分の舌が肥えたのか、奢ったのか・・・。
麺にコシはなく、つけダレも薄いように感じた。
子供の頃に歩いた懐かしい広い道が、大人になると、とても狭く感じるような「複雑な感覚」だった。

でもやはり大勝軒があって初めて、べんてんも六厘舎も、今一世を風靡している名店も生まれて来たことは間違いない。ここ十五夜は、山岸名人の志を継ぐ味と雰囲気を持っている。
今日も定番のチャーシューつけめん中盛り(850円)のボタンを押した。

いい味だ。かつおの香りがいい。マイルドでやさしい。
つけダレだけ飲んでしまいたくなる。麺は間違いなく本家より旨い。
いや、暖簾分けの大勝軒系列すべての店のなかでも、麺はトップランクだろう。

疲れ気味の胃袋を忘れ、300gの中盛りをあっと言う間にたいらげる。
脂身は多いが、ほろっとしたチャーシュー4枚も美味だ。
「ウマいっ!!!」と叫ぶようなインパクトはないが、「うん、今日もご馳走さま」と呟きたくなる定番の安定感がある。

11:55到着の段階で先客13名、でもこの店は奥行きが広くキャパがある。カウンター12席、奥のテーブル18席。
一度に30名は入れるから、待ち時間のストレスがない。
店員さんたちのさりげないコラボレーションも好感が持てる。

だからこそ、今後も定期的に通いたい店だからこそ、今日は敢えて不遜ながら2点、改善要望を言いたい。

1.つけダレがぬる過ぎないか?。
  →運ばれてきた段階で、日本酒で言えば「ぬる燗」。
   麺を3口つけて食べると「さめかけた味噌汁」。
   麺半分を過ぎると「もう水に近い温度」。
   適度に濃厚でマイルドな味も、冷め切ってしまうと興醒めだ。
  →らーめんぶぅ東大宮店の「暖め直し(熱いスープ追加)」やTETSUの「焼き石マジック」のようなサービスは
   無理としても、もう少し熱いつけダレを提供してほしい。

2.卵は味玉、いやせめて半熟にできないか?
  →つけダレにハーフで入っているのは、普通のゆで卵。
   生卵というトッピングもあるが気が進まぬ。
   温玉とは言わないが、半熟味玉にはできないのだろうか?

ついつい文句が過ぎたかもしれない。
好きな店だから・・・もっと改善を図ってほしくなる。
でもこれも、「試練にへこたれるな」と色紙に綴った山岸師匠のレシピどおりなのだろう。
改善を要望すること自体が、大勝軒を受け継ぐ店に対して無礼なのかもしれない・・・。

12:20、店を出た時、行列は40人に達しようとしていた。
みんなやっぱり「この味」が好きなんだなぁ・・・。

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