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「王道の醤油ラーメン・大盛」@昭和歌謡ショーの写真先日の塩が美味しかったので、
醤油の方もいただいてみようと再訪。

麺は、適度な「捩れ」が入っているため、
見た目不均一な太さに見える細麺。
色が黄金色で美しい。
硬めの茹で加減で、どこかポリポリッとした噛み心地、
というか、風味豊かで美味しい。
聞けば、タピオカを練りこんでいるとのこと。
タピオカ入りの麺と言うと、プリモチッとした弾力豊かな麺を想起しますが、
こちらのものはタピオカを配合することで、
熱による「のび」を防ぎ、風味を増す効果を狙っているものと思われます。
クラシカルなラーメンだと、スープを吸って「だれる」麺が多い中、
最後までピンとした食感を保ちます。

スープは、やはり、かなりあっさり。
塩同様、調味料を主役にした味づくり、
醤油は、やわらかな甘味、どこかしら田舎っぽさを感じさせる重さを湛えながら、
それらの風味が綺麗に洗いあげられ、洗練されているようなまとまり方。
嫌な雑味の無い、薄口の味わいでありながら、
非常に舌に印象が残る味。

麺を啜ると、クリアなスープと硬めの麺が相互作用で、
互いの味を際立たせながら、口の中にしっかりと轍を刻みながら喉へ流れていく。
麺が適度に喉に引っかかる、細麺の「ひっかかり」が、また心地よい。

スープは温度のためか、食べ進めるほどに味が変わる。
最初は薄口、やがてやや味が強くなる、クラシカルな醤油ラーメンによくある仕様、
で、安っぽい醤油だと、ちょっと酸味に似た味が出てくるんだけど、
このスープは、それが出そうで出ない。
そのブレーキのかかり具合が、また食べていてリズムの変化として記憶に残る、
そんな感じです。

チャーシューは、硬めに見えて、噛むとホロホロっと崩れるもので、
この渇いた感じもクラシカルなラーメン。

気をつけないと薄口で片づけられそうな一杯ですが、
昔ながらの作りの中に確かな小技とバランス感覚が同居する美味しい一杯です。

ちなみに、前回、塩ラーメンで感じた風味は、麺に練りこまれた柚子だったようで、
これまた風味づけというより、麺の「のび」防止を狙ったものだそうです。
塩の方の点数を少し上方修正したいのですが、
得票数が減っちゃうのでw改めて採点したいと思います。

投稿(更新) | コメント (5) | このお店へのレビュー: 5件

コメント

こんにちは。

また歌謡ショーですか。
さっきbook-offでフォーク歌年間’69てCDを購入したんですが、
「フランシーヌの場合」とか文学的でよくわかりません。
「時には母のない子のように」なんて作詞が寺山修司ですもんね。

ところで、タピオカ練りこみといえばムッチリ麺の六厘舎を代表としますが
伸びを抑えるという方向にも活路がありますね。
加水低くしても伸びが遅い細麺が味わえるのでしたら、さっそくいただきたいです。

もなもな | 2010年7月25日 14:13

どうもです~。

おぉ~、早い再訪ですね!
実に“王道”という感じのビジュアル、醤油もイイなぁ~w
でも、王道といえば化調。
化調無しの王道醤油の味わいには興味があります。

おうじろう | 2010年7月25日 15:33

さま、
いやー、この店の麺は、本当に良いですよ。
タピオカも、こういう使い方があるのか、と驚かされました。
塩の方の柚子もまたしかり。
この日の音楽は、アリスが数曲にプレイバックPART.2、ツイストの宿無し、
いやー、なっつかしいなあ。

おうじろうさま、
やだ!w化調、やだw
いやまあ、化調にもいろいろあるし、全否定はしませんがw
でもまあ、こういう味を体験しちゃうと、やっぱ化調って怖いなあ、と。

GT猫(ひっそり活動中...) | 2010年7月26日 00:05

どうも、名前にこだわる者ですw
ほら、名前って、味を知る第一手段だしw
で、名前から抱く先入観ってのは非常に大事、かつ怖いものでもありますから。
ま、ただ、味との兼ね合いはその時の気分ですけどねw

で、こちらのレビュー、普通に見逃してましたw
まさか連続で行かれると思ってなかったものですからww
王道と言いながら、麺に工夫を凝らしたりと、色々と進化を遂げた一杯みたいですね。
ビジュアルはまさにクラシカルですがw
店名に惑わされるなかれ、なかなかな実力を兼ね備えているようですね。
その内行ってみたいと思います。

corey(活動終了) | 2010年7月26日 07:53

corey(活動終了)さま、
自宅から最寄り駅にして1駅なものですから、ひょいと行きたくなるわけでして、
再訪の間隔が短くなりました。見逃されてるかなー、とは思ってましたがw
ちょっと寂しかったり・・・(ぐすん
こちらは、久々にかなりお気に入りのお店になりました。
採点となると、ドーンッと高い点をつける感じじゃないけれど、
食べていて心地よい、妙に身体が欲する味です。

あ、名前は大事ですよね。
特に、「煮干」って銘打たれると、どうしても強烈な煮干風味を期待するのはわかります。
そう考えると、ネーミングセンスでも、我らが庄のさんは秀逸だ!w

GT猫(ひっそり活動中...) | 2010年7月26日 11:52