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「つけ麺 並」@八七三家の写真 夏休み宣言して、次々早帰りする同僚を横目に、終わらぬ残業(11日)。ちょいと気晴らしに、新橋「八七三家」へフラリ。
 ソコソコの水準以上にある家系のお店で、つけ麺を出すところはそう多くないと思うのですが、それでも「八七三家」のつけ麺はナカナカとの噂。さっそく入口右手の券売機でメニューをチェック、夏限定の「辛味とんこつ」が気になりますが……初志貫徹で「つけ麺」(800円)をポチッとな。麺量と好みを聞かれますが、「並(250g)」に「麺固め、アブラ少なめ」と伝えたところ、麺の固さは指定できないとか。丼は約7分で到着。
 では、つけ汁を一口……う~~む、これは「味やや濃いめ」程度の「ラーメンスープ」ですな。例によって、この店特有のスマートな豚骨に、優しい味わいのカエシが自然に馴染み、旨みにもケミカル的なイヤらしさがなくて、「万人向け家系」として完成された味だとは思いますが……ややカエシが強めとはいえ、これで「つけ汁」といえるのかな。
 麺は少し太めの中太平打ち、少し柔らかめのゆで加減です。つけ麺用に長さを調整したつもりなんでしょうが、ちょっと短すぎる。コイツをつけ汁につけ、ズバッ(麺が短いのでこんなもん)とイキますと……なんかこう、家系ラーメンを無理矢理つけ麺で食べさせられているような、そんな印象。さらに、この店の豚骨はサラリとしており麺との絡みも悪い上、麺の長さの関係でつけ汁の持ち上げもイマイチ、麺肌へのシミ込みも期待できないとなれば……このスープとこの麺、そもそも「つけ麺」にする素質なしと言えましょう。
 具材は、つけ汁に沈むサイコロ・チャーシューに加え、麺皿にもチャーシュー2枚、あとはホウレン草、味玉半個に海苔3枚といったところ。この店のチャーシューはスープとの相性をよく吟味してあり、相変わらずなかなか美味い。ホウレン草も問題ありませんが、「極短」の麺に対して海苔が大き過ぎ、ちょっと扱いに困ります。
 ―――スープ割をお願いすると、まんま「家系スープ」になって戻ってきますが……そもそも、直球「家系」でつけ麺が成立するのかという、最初の疑問に戻ってきます。同じことは「豚骨」専門店にも言えることですが、これまで出会った成功例は、モツや辛味噌で相当なアレンジを加えており、もはや「豚骨ストレート」とは言えないものに進化させておりました。ましてや、この店は豚骨自体がサラリとしており、このビハインドを埋めるには、相当なウルトラCが必要だと思うのですが……よい素質の「豚骨」だからこそ、この「夏」ちょっと冒険してもいいんじゃないかと、そんな気がしたオジさんなのでした。

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