レビューやランキングで探す、日本全国ラーメン情報
福岡で正しいトンコツラーメンを食べるツアーの最終日。このツアーでは、行くお店の数が限定されてしまう1泊2日の短期決戦でしたので、どこのお店に行くかはおまかせします。と、最初言っておりましたが、結局おまかせになって自らリクエストしなかったのは、このお店だけ。もちろん興味はありますし、自分おのぼりさんの観光客なんで麺劇場という話のネタとしてはおもしろいんですが。しかし、なにせ地場のトンコツを体臭になるまで食べたいと思って来てますので、ここがなしになればなったで一向にお構いなく。予定通り、アリということで。灼熱の太陽光線を浴びながら地下鉄の駅から歩きで、劇場到着。あ~れま、というくらい、想像していた店の大きさとは違い、小さいのに驚きます。外壁に波スレートを使い、中央には木製の手彫りのデザインがユニークな戸が見えていて、そこが入り口なんでしょう。この中にコロシアムの劇場が設置されているとは、全く想像がつきません。並びは6,7番目ですから20分前の到着としてはこんなもんでしょう。後客もぞくぞく到着。ま、ラーメンの値段が値段、東京並ですから、地元の方がずらずらと並ぶ姿は想像できず、予想通りに観光客風情がほとんどです。麺劇場と店名に冠しているので、劇場仕立てでオープニング。定刻に、開演となりました。先客に続いてぞろぞろ入場。スタッフに丁寧な挨拶をされて劇場に入場すると、調理場を舞台にした階段状のコロシアムが目に飛び込んできます。こういう感じなんだ。調理を見せる、という発想。これはなかなか独創的で、どんな感じで劇場になっているのか、実物を見るまでピンと来ませんでしたが、なるほどという感じがしました。舞台の前を通過して、階段を登ってテーブル席につきます。観客の列は2列あって、一番上が4人以上用のテーブル席、それ以外は3人がけのテーブル席ですね。特にどこに座れということもなく、好みで座ります。われわれは、前から2列目の右側。順番にメニューが渡され、オーダーをどんどん入れていきます。事前に先行レビューをちら見してますが、普通にトンコツ味である、ヒルトン(770円)に決めました。ホテルの名前ではなく、昼限定のトンコツなので、という由来がメニューにあります。オーダーが終わり、店長に声をかけます。写真撮影の許可を得るためです。快く了解していただきます。うまく劇場の雰囲気が伝えられるか。メニューをもう一度良く見て、オーダー品の確認を。”香り油に玉油(玉葱の油)を使う事で匂いが気にならずに甘みと苦味で旨味を感じるメニューです。昼限定のとんこつラーメンからヒルトンという名前になった人気メニューです。”ま、何をいただいてもいいのですが、とんこつ限定ということで。さ、パフォーマンス開始。一番初めにオーダー入れた人たちの分から、調理開始です。メニューが決まらないと、遅くなりますし、行列の順番は無関係。最初のロットで入場しておけば、最後に座っても一番早くオーダー入れた者が一番早く調理してくれます。そういうシステムです。舞台には調理人が二人。舞台裏にもスタッフがいるようです。調理人は、観客慣れしているんでしょう。普通に調理をしていて、口から炎を吹くといったパフォーマンスはありません。ただ、油を使って香味油をその都度作る場面は、じゅ~~っとかいう感じで、唯一盛り上がります。麺茹で、湯切りも丁寧に。つぎつぎと麺が完成し。しばらく後になって、ようやく自分の分が調理されました。で、階段を登ってきたヒルトンとドッキングとあいなりました。うわ~、ってびっくりしたのが、たっぷり過ぎる香味油。ここまで要らんやろ、っていうくらい層になった油が邪悪に見えます。直感で、これだけ油が多いと繊細なとんこつスープの味を堪能できないだろう、との疑念にかられます。チャーシューときくらげ。白髭葱と糸唐辛子。スープはあわ立っていて、これは熱しられた香味油を投入したときに沸騰したのか、もともとのとんこつスープ由来なのか。スープ表面には焦がし葱が相当量入っています。そんじゃあスープ、いただきますか。ほうほう、思ったとおり油が相当強すぎるインパクトで、肝心のとんこつスープのうまみを、妨げている、と感じました。香味油の匂いをコンクしてその分量を十分の一以下にしたら、悶絶するうまさのスープじゃないかって、残念でしょうがありません。香味油がスープを引き立てるのがその役割であって、スープが香味油を引き立てるような設計にしか理解できませんでした。ここだけ、が自分の好みに合わなかった点で、それ以外は、ほぼ満点でしょう。したがって、違うメニューだったら、大台の上のほうだったのかもしれません。スープの味が弱くなっていると感じました。もともとそんなに個性を出すスープにはしていないような味でしたが、その味すら減衰しているように感じました。麺はすばらしい。中細のストレートで、弾力が強くてこれはずばりの好み。茹でにぬかりがあるはずがありません。風味もいい麺ですね。これは気に入りました。替え玉、ごめんなさいだそうです。きくらげ、チャーシューも十分機能していて、何回も書きますが、すべては香味油の多すぎる量が崇高な逸品をただのうまいラーメンに変えてしまった、という印象が最後までまとわりつきました。すべて食べ終わり、香味油もほとんどなくなったスープの残り、これが一番うまかった。飲むほどに後をひき、結局全部飲み干してしまいました。香味油に関する自分の仮説が間違っていないと確信した瞬間です。劇場から、退場します。この舞台はすばらしいと思います。こうやって風呂敷を大きく広げて、その大きさに合う出し物を目指し、改善改良を進める。われわれの仕事のやり方と合い通じるものがあります。包み隠さず、すべてを白日の下に曝して、そこから上を目指す。この劇場にはもう一回戻って来たい!と強烈に思いました。http://photozou.jp/photo/photo_only/298466/48344396?size=800
どうもです! パリス・ヒルトンかと思ってしまいましたよ(笑) カタカナで書かないでひらがなで書いたほうがいい気もしますが。 しかし、いかにも油は多そうですね。ちょっと私は微妙かも?
じゃい さん どうもです。 まぎらわしい、名前でしょ。 ホテルと思いましたから。 ちょっと油、多すぎやねえ。ここまで入れなくても、 もっとうまくなる工夫のほうが優先やと思いますわ。 ダイエッターですから。
灼熱の太陽光線を浴びながら地下鉄の駅から歩きで、劇場到着。あ~れま、というくらい、想像していた店の大きさとは違い、小さいのに驚きます。外壁に波スレートを使い、中央には木製の手彫りのデザインがユニークな戸が見えていて、そこが入り口なんでしょう。この中にコロシアムの劇場が設置されているとは、全く想像がつきません。並びは6,7番目ですから20分前の到着としてはこんなもんでしょう。後客もぞくぞく到着。ま、ラーメンの値段が値段、東京並ですから、地元の方がずらずらと並ぶ姿は想像できず、予想通りに観光客風情がほとんどです。
麺劇場と店名に冠しているので、劇場仕立てでオープニング。定刻に、開演となりました。先客に続いてぞろぞろ入場。スタッフに丁寧な挨拶をされて劇場に入場すると、調理場を舞台にした階段状のコロシアムが目に飛び込んできます。こういう感じなんだ。調理を見せる、という発想。これはなかなか独創的で、どんな感じで劇場になっているのか、実物を見るまでピンと来ませんでしたが、なるほどという感じがしました。
舞台の前を通過して、階段を登ってテーブル席につきます。観客の列は2列あって、一番上が4人以上用のテーブル席、それ以外は3人がけのテーブル席ですね。特にどこに座れということもなく、好みで座ります。われわれは、前から2列目の右側。順番にメニューが渡され、オーダーをどんどん入れていきます。事前に先行レビューをちら見してますが、普通にトンコツ味である、ヒルトン(770円)に決めました。ホテルの名前ではなく、昼限定のトンコツなので、という由来がメニューにあります。
オーダーが終わり、店長に声をかけます。写真撮影の許可を得るためです。快く了解していただきます。うまく劇場の雰囲気が伝えられるか。メニューをもう一度良く見て、オーダー品の確認を。
”香り油に玉油(玉葱の油)を使う事で匂いが気にならずに甘みと苦味で旨味を感じるメニューです。昼限定のとんこつラーメンからヒルトンという名前になった人気メニューです。”
ま、何をいただいてもいいのですが、とんこつ限定ということで。
さ、パフォーマンス開始。一番初めにオーダー入れた人たちの分から、調理開始です。メニューが決まらないと、遅くなりますし、行列の順番は無関係。最初のロットで入場しておけば、最後に座っても一番早くオーダー入れた者が一番早く調理してくれます。そういうシステムです。
舞台には調理人が二人。舞台裏にもスタッフがいるようです。調理人は、観客慣れしているんでしょう。普通に調理をしていて、口から炎を吹くといったパフォーマンスはありません。ただ、油を使って香味油をその都度作る場面は、じゅ~~っとかいう感じで、唯一盛り上がります。麺茹で、湯切りも丁寧に。つぎつぎと麺が完成し。しばらく後になって、ようやく自分の分が調理されました。で、階段を登ってきたヒルトンとドッキングとあいなりました。
うわ~、ってびっくりしたのが、たっぷり過ぎる香味油。ここまで要らんやろ、っていうくらい層になった油が邪悪に見えます。直感で、これだけ油が多いと繊細なとんこつスープの味を堪能できないだろう、との疑念にかられます。チャーシューときくらげ。白髭葱と糸唐辛子。スープはあわ立っていて、これは熱しられた香味油を投入したときに沸騰したのか、もともとのとんこつスープ由来なのか。
スープ表面には焦がし葱が相当量入っています。そんじゃあスープ、いただきますか。ほうほう、思ったとおり油が相当強すぎるインパクトで、肝心のとんこつスープのうまみを、妨げている、と感じました。香味油の匂いをコンクしてその分量を十分の一以下にしたら、悶絶するうまさのスープじゃないかって、残念でしょうがありません。香味油がスープを引き立てるのがその役割であって、スープが香味油を引き立てるような設計にしか理解できませんでした。ここだけ、が自分の好みに合わなかった点で、それ以外は、ほぼ満点でしょう。
したがって、違うメニューだったら、大台の上のほうだったのかもしれません。スープの味が弱くなっていると感じました。もともとそんなに個性を出すスープにはしていないような味でしたが、その味すら減衰しているように感じました。麺はすばらしい。中細のストレートで、弾力が強くてこれはずばりの好み。茹でにぬかりがあるはずがありません。風味もいい麺ですね。これは気に入りました。替え玉、ごめんなさいだそうです。きくらげ、チャーシューも十分機能していて、何回も書きますが、すべては香味油の多すぎる量が崇高な逸品をただのうまいラーメンに変えてしまった、という印象が最後までまとわりつきました。すべて食べ終わり、香味油もほとんどなくなったスープの残り、これが一番うまかった。飲むほどに後をひき、結局全部飲み干してしまいました。香味油に関する自分の仮説が間違っていないと確信した瞬間です。
劇場から、退場します。この舞台はすばらしいと思います。こうやって風呂敷を大きく広げて、その大きさに合う出し物を目指し、改善改良を進める。われわれの仕事のやり方と合い通じるものがあります。包み隠さず、すべてを白日の下に曝して、そこから上を目指す。この劇場にはもう一回戻って来たい!と強烈に思いました。
http://photozou.jp/photo/photo_only/298466/48344396?size=800