とんこつラーメン 荻の他のレビュー
コメント
どうもです~。
行動範囲内の豚骨の新店は、しっかりマークしているハズでしたが、
コチラは見逃しておりました(汗)早々に伺いたいと思います。
「錦雲豚」のすぐそばですか~。何故?って感じですねw
カエシの塩梅がカギになりそうですね。
卓上タレでもあれば良いのですが・・・その辺りにも実直さでしょうか(苦笑)
肥満舌の私には、ちょっと不安ですw
おうじろう | 2010年11月13日 14:27どうもです!!
>「象殺し」に対して「蝶のように舞い、蜂のように刺す」。意外に支持されそうな、「豚骨スタイル」でした。
この行だけでとっても興味を持ってしまいました!!
ロープアドープw
泉 | 2010年11月14日 12:20
miles
emi

4門

ラーメン屋になりたい





秋葉原から総武線のガード沿いに歩いて行くと、清洲橋通りに面した「長浜らぁめん 錦雲豚」が見えてきますが、その一本裏手の路地に10月開店。「長浜らぁめん 錦雲豚」といえば本格派の豚骨専門店ですが、「荻」も豚骨専門店、なにか因縁でもあるんでしょうか……それにしても、路上看板のセリフがシャレており、「洗練された とんこつの旨み ただそれだけ」。グッと引きつけられるコピーですな。
券売機は入口右手、基本的にラーメンとトッピング・バリエーションのみの、潔いメニュー構成。とりあえず、「黒玉ラーメン」(750円)をポチッとな。「黒玉」とは味付玉子のことだそうです。博多麺を使うだけあって麺の茹で時間が短く、丼は3分弱で到着。
では、スープを一口……うん、実に「素直」で「真面目」な味。豚骨は、非常に深く炊きこまれて乳化度も高く、豚骨特有のほの甘ささえハッキリ感じさせるほどの濃厚さ、髄もシッカリ溶けだして、独特の風味と深いコクを感じさせます。さらに驚くべきことに、この濃さにして豚骨臭さはほとんどない。まさに、「洗練」という表現がピッタリの仕上がりですな……一方、カエシの主張は極度に抑えてあり、このクソ真面目な豚骨一本で押し切るという、なんとも「実直」な味の構成。ただし結果として、塩加減はかなり控えめとなりますので、東京の人の評価は分かれてしまうかもしれません。
麺は博多麺特有の極細ストレート。バリカタよりもハリガネに近いゆで加減で、粉っぽさも一切なし。プツプツ・ポリポリと軽快な歯切れで、ホクホクとした素直な甘み、かなりいい麺を使っています。具材はチャーシュー、キクラゲ、味玉にネギ。バラ肉・チャーシューはやや強めの味付けで肉の香りも感じさせるもの、味玉もシッカリと白身に醤油タレがしみたもので、スープが醸す豚骨のほの甘さを背景に、両者の味がクッキリと浮かび上がって、なかなか確信犯的なバランス。
卓上には、辛子高菜、紅ショウガ、胡麻に胡椒、さらにニンニクとクラッシャーと、カスタマイズ用品がフル・ラインナップ。スープの塩分補給に、辛子高菜は期待度大でしたが、優しい塩加減の上品な一品。コイツをかなり多めに入れ、ニンニク・クラッシュを一発ブチかましますと……おそるべきレスポンスで味のボルテージが上がり、あっという間の「レッド・ゾーン」。高性能なエンジンと同じで、素性のいいスープもチューニングし甲斐があります。
―――名店「無鉄砲」のような「暴力的」豚骨もいいですが、同じヘビー級ながら真面目に「洗練」を追い求めたこの豚骨も、また「アリ」。古い例えですが、まるでジョージ・フォアマンとモハメド・アリのようですな……「象殺し」に対して「蝶のように舞い、蜂のように刺す」。意外に支持されそうな、「豚骨スタイル」でした。