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こんにちは
先を越された感が、、、
BMはしていたんですが最近、気になって人のレポを読んでいました
訪問計画を練っている最中なのに、、(笑)
やっぱりこのお店は間違い無さそうですね
追随させていただきます!
B級グルメ | 2010年12月23日 11:33こんにちは
先を越された感が、、、
BMはしていたんですが最近、気になって人のレポを読んでいました
訪問計画を練っている最中なのに、、(笑)
やっぱりこのお店は間違い無さそうですね
追随させていただきます!
B級グルメ | 2010年12月23日 11:33
麺休前に食べようと思っていながら食べる機会を得ず麺休に入ってしまい、このお店だけ1軒がリストに残っていました。思い切らないとなかなか行ける場所ではない西武柳沢。今回熊本の文化ラーメンに引きずられてラーメンの自主解禁をしちゃってますが、そろそろまた封印をしないと。11月に予定していたメディカルチェックは、海外出張で2月まで延期。それをいいことに暴走してます。1月から再び節制すれば間に合うはず、という甘い見通しがあります。体調はあまり芳しくありません。
柳沢に行こうと真剣に時間を作ります。場所もちゃんと調べました。田無の隣駅なんですね。くぼ田はラーメン本にも登場しますし、各サイトのレビューもみなさん絶賛しているお店です。なのに、ときどきお客さんが少なかったというレポートを目にする不思議なお店です。やはりどうしてもその場所に行かねばならない。そう思って2年経ってました。
いささか緊張して新宿から西武線に乗ります。自分にとっては、ほとんど最後の『絶対に食べてみたい』ラーメンです。どんな店主なんだろう。
柳沢の静かな駅前通りを東に向かって進み、最初の交差点から1分のところにありました。ここは青森県、と言われてもそうだろうなと思うような静かな住宅街の入り口に位置してます。ほとんど人通りもなく、この日は久しぶりの冬晴れの暖かな風が流れる静謐な絵画の中にいるようでした。見上げる小さな看板にくぼ田の文字を発見。ようやく辿り着いたな。
お店を正面から見れる位置まで来ると、暖簾が出ていません。開店時間は過ぎてます。休み?と思いましたが、いえいえ、道まで煮干のかぐわしい匂いが溢れてますので準備が遅れているだけでしょう。入り口の戸からは、お店の中にしまってある暖簾が透けて見えます。一瞬、こういう暖簾の出し方ってあるのかな、とおかしな考えが頭をもたげ、そっと戸を開けて店内を覗きます。店主が準備をしてました。
申し訳ありません。あと15分くらい待っていただけますか。
そうさせていただきます。楽しみにやって来ました。
といいながら、ふたたび路地の人に。隣の民家には大きな柿の木があって、まだ取っていない柿がたくさんついています。ここまで収穫しないということは、野鳥へのプレゼントにするつもりなんでしょう。およそ10分くらいして暖簾を手にした久保田店主がお店の外に出てきて店内に招じ入れられます。自分ひとり。
お店の外にメニューが貼りだしてあって、すでに決めていた味玉ラーメン(800円)をお願いしました。冷蔵庫から氷を取り出し、ポットに水を入れ。水を出すと次にラーメンの材料を冷蔵庫から取り出し・・・。丁寧な調理が始まります。
お店はカウンターが5席のみ。小さな空間に店主のゆったりとした調理の音が流れます。緊張してお水を飲み、文字通り固唾を飲んで、手元が見えないのに店主の動きを拝見します。スープは魚介系と動物系のWスープと本に載ってますが、付け加えるなら、清廉な魚介系と動物系です。ゆっくりした動作で2杯注いでます。包丁の音がしています。ラーメンやでは、チャーシューを都度切るお店はありますが、葱を切ってる様子。自分ひとりなのに店内に緊張が流れているそんな空気でした。
店主から完成したどんぶりが渡されました。
これです。黄金色。あくまでも透き通った輝くスープ。大きなバラ巻きチャーシュー、味玉、薄型めんま、のり、葱、ゆず。
どんぶりを持ち上げて黄金スープをいただきます。これはなんじゃ、と今までに出会ったことのないコクのある旨みと魚介、煮干の匂いがじんわりとじわじわと攻めてくるスープでした。こんなのって。これだけの味を出すには、よく分かりませんが、半端じゃない大量の出汁関系者を集めなければならないはず。尋常ではない魚介の量を感じます。それを浮き上がらせるのに必要な動物系。鶏メインで豚の友情出演でしょうか。うまい。すばらしい。
忘れてはいけない、かえしの味。どうやって、と思えるようなこれも経験したことのないうま~~いかえしです。Wスープの特質を最大限生かすかえし。この味のベースは、間違いなく、久保田少年の大好きだった支那そばの味に違いありません。やはり、西東京なのでしょうか。少年のころ食べたおいしいラーメンを再現してみたくて、という理由しか、このラーメンが誕生したわけは思い浮かびません。
麺がまたどこから持ってきましたかと思える清廉なスープにぴったりはまってます。中細ストレートの丸麺。もちっとして歯応えがよく、でも硬くない、柔らかくない。ゆずもいい。葱もいい。でも、スープと麺だけが突出してうまい。めんまのこりこりや味玉の具合もいいけど、それはスープと麺の引き立て役。すごい麺です。
感嘆し、味わっている時間が短すぎます。この刹那の幸せな時間ってなんで持続しないんだろう。食べなきゃァよかった、と思えるような食べた後の虚脱感。店主にお礼を申し述べてお店を出ました。胸の中には満たされない何かがありました。あんなにおいしいものを食べたのに。