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「煮玉子中華そば」@魚介中華そば 幸の写真 風もなく暖かな日差しの土曜日(8日)。昼飯前、気合いを入れて越中島・木場方面をウォーキングしておりましたが……思いっきりコケてしまいました。近くの公園で擦り傷を治療し、チョイと一服……落ち着くと、急に腹が減ってきたので、近くの新店「幸」へ。
 平井や浦安に出店する「五衛門」の関連店と聞きますが、「魚介中華そば」というキャッチといい、「幸」という店名といい、この界隈の高齢マーケットを意識したネーミングで、事実土曜昼下がりの店内は、ご近所のオジ・オバさんでほぼ満員。券売機は入口右手、とりあえず「煮玉子中華そば」(800円)を、ポチッとな。
 厨房は、基本的に2名で切り盛り。しかし、新店ゆえかレイアウトがイマイチで、L字カウンターのコーナーで盛りつけをやっています……あれじゃ急いでいても、2人がかりでトッピングできない。しかも、麺の湯切りも相当甘くて……手際の悪さを眺めるうち、1ロット見送りながら、なんと18分待ちで丼到着。
 では、スープを一口……「魚介中華そば」というだけあって、ガツンと魚介の「魚臭さ」が前面、清湯に近い豚骨は下支えにまわしています。能書きでは、「さんま、かつお、煮干し、干し海老、ホタテなど」使用というこの魚介出汁、特にサンマ節のハードなコクと、グッと強めの煮干し風味が印象的ですが……正直言って「風味」の域を越え、「エグみ」が気になるほどの濃厚さ。「豚骨魚介」なら、このインパクトを豚骨が受け止められますが、「魚介中華そば」では逆に魚介系のエグみに、醤油ダレがさらに「濃さ」を上塗りしてしまい……同じ「秋刀魚」を使うからか、インパクトのみで勝負していた頃の、浦安「四畳半生粋」を思い出しました( http://ramendb.supleks.jp/score/22757 )。
 麺は中太ストレート。スープの押し出しに対してやや存在感が希薄ですが、モチモチ感に対して軽快な歯切れ、微妙にスープを吸わせつつプリッとしたノド越しを、加水率とゆで加減の妙で両立させており、単体としては悪くありません。しかし、あのスープに対して、こういう「バランス指向」が正解かという「そもそも論」、もっと自己主張が必要なようです。
 具材は、チャーシュー、メンマ、タップリの刻みタマネギと万能ネギ、そして海苔と追加の味玉。チャーシューは3枚入りでシッカリとした味付け、ミッシリとした歯ごたえで満足度を演出。味玉は逆に薄味で、トロトロの黄身のピュアな甘さがホンノリと。こういうメリハリは悪くありませんが……そもそもスープ・麺のメリハリが付いていなければ、「焼け石に水」。
 ―――「魚臭さ」や「エグみ」を敢えて使うこと自体は、さほど問題ではありません。要はそれらが「美味さ」という人の感覚に直結しない以上、なにかで「受け止め」、なにかに「昇華」させる必要があるわけで……多くの店では濃厚な動物系で受け止め、「麺処 遊」ほどの店なら麺で受け止める。それがなければ、マフラーを外したバイクの疾走を、ただ眉をしかめて眺める気分……いいマフラーが奏でる吹け上がりの音色こそ、バイクの「醍醐味」なんですけどね。

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