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「こぶ志ラーメン(塩)700円」@拳ラーメンの写真本日の晩飯は京都。
JRのフリーパスがあったので、JR線沿線で課題店をチェックすると、こちらのお店がヒット。さっそく行ってみることに。
二条駅から暗い夜道を歩くこと10分ほどで、お店へ到着です。

休日18:55到着。
駅から遠いし、周りは完全住宅街だし、そんな混んでないだろう、と思っていたら、見事にお店の前には行列7名。
お店はカウンター9席ほどの規模ですが、調理は店主さん一人でやっているようで、あまり回転はよくないようです。
ってか、張り紙を見ると、2月一杯でこちらでの営業を停止、丹波口へ店舗移転するみたいですね(営業再開は3月中旬とのこと)。

並んでいる間に店員さんがメニューを持ってオーダーを取りに来てくれます。
限定もまだあるということで気になったんですが、後ろに並んでいた地元の家族連れの会話から、「ここは塩」ということなんでw「こぶ志(デフォ+半玉入り)」の塩をお願いします。
待つこと15分ほどで着席。カウンターの椅子と背面のガラス戸の隙間、かなり狭いですね〜。
また厨房とカウンターとの距離感もかなり近く、すごいライブ感。調理工程が見えてなかなか楽しいです。
狭い厨房は3人体制。メインで調理を担当する店主さん、そしてサポートする2名の女性という陣容。

着席後3分ほどで着丼。
おぉ、これはなかなか美しい、旨そうなルックス!
透明なスープの上にはいろんな液体油(2種類を使い分けてるようで、部分的に色が違います)がキラキラと。
また、具材もユニーク。一番目を引くのはピンク色のレアチャー!さらにチンゲンサイ、ベビーリーフのような青菜、メンマ、半玉、白髪ネギ、糸唐辛子。
チンゲンサイの上には、謎の赤い粒も。

では、スープを一口。
ってか、もう着丼前からムンムンと香ってたのですが、海老油の香りが強烈ですね~。
これが強すぎて、どうも他の風味がマスクされてしまう傾向があるようです。
・・・ってか正直、甲殻系を使いすぎるラーメンは個人的に好みではないんですが。。。
確か、最後に丼の縁沿いに回しかけていたのがこの海老油だと思うんで、真ん中の方だったら影響がないかな?とレンゲを差込み一口。
なるほど、こういう素顔でしたか。
鶏ガラベースの優しいベースに、魚介が香るタイプ。風味を立たせるためか、ちょっと温め。
スープ表面をよく見るとキラキラ光る粉が。ってことは煮干?
ニボニボ感はあまりありませんが、海老と共に、「魚くささ」ではなく「香ばしさ」としての魚介の使い方をしているようです。
塩ダレも、素のスープに合わせてかなりたおやかなタイプ。特に突出する演出はなく、しかししっかりとした塩で後味を引き締めてくれます。
粘度はなく、サラサラ系。塩梅はちょうどよし。
ここに例の海老油を混ぜ込んでいくと。。。うーん、やっぱりかなり海老海老しちゃうなぁ。。。
甲殻苦手という条件を差し引いても、バランス的にどうかな?という感はありますね。

対する麺は、中細角断面ストレート。表面には茶色いポツポツが。ほぉ、全粒粉ですか。
ちょっとヤワ目の茹で具合で、ムニッとした食感。麺味はしっかりめ。スープの絡みは文句なしですね。
ただ、スープ(というか海老)がかなり前に出るタイプなので、いい麺なんでしょうが、やや脇役っぽく見えてしまうかな。

具は、やはりチャーシューの存在がでかいですね。
ほんのりピンク色のレアチャーは、半生部分と火が入った部分のバランスが絶妙。ムチムチの噛み応えと肉の旨味がたまりません。
ベビーリーフみたいなのは、噛むとピリッとした辛み。お、ラーメンの具でサラダ辛子菜を見るとは思いませんでした。塩スープとの相性◎ですね!
メンマは穂先までの長い1本タイプ。素材の味を生かした柔らかめのもの。
チンゲンサイって担々麺でしか見たことないですが、茎部分のシャコッとした歯ごたえ含め、なかなかいいアクセント。
その上に載っていた赤い粒粒、ピリリと辛いんだけど、スパイス独特の香りも。赤唐辛子だけでなく、ピンクペッパーとかも混ぜられてる?(適当ですw)
煮卵は味付けはなくプレーンなもの、ちょっと固めの「3/4熟」くらい。スープの味で食わせるタイプですね。これはこれでスッキリしていて好きです。

麺量は130gくらいかな?どちらかというと少なめで、全体の雰囲気も合わせ、上品な印象ですね。
サクッと平らげ、ごちそうさまでした。お店を出ると、店の外にはまだまだ行列が。
移転先ではもっとゆったり座れるようになるといいですね。

トータルで見て、いわゆる「京都ラーメン」とは全く異なるベースから組み立てられ、様々な工夫が詰め込まれた、「創作」という言葉がふさわしい塩ラーメン。
量的には少なめですが、これだけのアイデアを楽しめてこのお値段なら、C/Pは十分でしょうか。
ただ、終始一貫して気になったのは、やはり海老油の存在。これは人を選びそう。良くも悪くも丼の雰囲気を決定付けてしまう香味油って難しいなぁ。。

次回来る時には新店舗ですかね。
個性的な限定も気になるけど、アラ出汁+平打ち麺というデフォの醤油ラーメンがかなり楽しみです。

投稿 | コメント (4) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こぶ志行かれましたか・・。ちょいと不便な場所だったでしょう?
個人的には、ここの限定ファンなんですが、まだ訪問回数すくなくて、そう語れませんが、
麺が好みのイメージじゃないんですよね・・・。そのほかは中々ハイレベルなんですが。。

>ただ、終始一貫して気になったのは、やはり海老油の存在。これは人を選びそう。良くも悪くも丼の雰囲気を決定付けてしまう香味油って難しいなぁ。。
=>相当な海老香りなんですね。京都らしからぬ取り組みですね。

とまそん@ラーメン食べて詠いますさん

こんばんは&コメありがとうございます!

>>京都らしからぬ

そう!最初に感じたのがまずコレでした。
京都でのラーメン食べ歩き杯数はたかが知れてるので、大きなことは言えないんですが、地方色とかにあまり影響されることなく、独自に「やりたい事」を追求している印象でしたね。たとえそれが東京だとしても同じ一杯を出す、というような。

>>ちょいと不便な場所

そうですね〜、意外に駅から歩くんだ、って感じでした。
途中どんどん暗くなってきて、かなり不安になりましたよw
新店舗になると多少はアクセスしやすくなるんですかね?

>>中々ハイレベル

料理人としてのスキルがしっかりあり、単なる町のラーメン屋に終わらないポテンシャルを感じましたね。
麺は同感ですね。いい麺っぽいんですが、今回はスープに押され気味でした。
でもこちら、メニューに応じていろんな麺を使い分けているみたいだったんで、好みの麺に出会えるといいなぁ。

>>海老香り

積極的に好きではないんで、余計鼻についたのかもしれませんが。。。
終始海老が鼻に抜ける感じで、それ以外の味を感じることがなかなか難しかったなぁ、という印象ですね。

いずれにしろ「すごく凝ってる」一杯であることは間違いないです。
ぜひぜひ一度お試しください!

タム6000 | 2011年2月28日 22:37

もう、京都は庭でござんすなーw
二条城のあの二条駅?
古の風雅漂う丼、和風だけど、たしかにオイリーな感じが。
トッピングもオリジナリティ満点、
それだけに、あと1点を左右した、微妙なオイル感がもったいない?

GT猫(ひっそり活動中...) | 2011年3月2日 00:45

GT猫(ひっそり活動中...)さん

こんにちは&コメありがとうございます!

>>二条城のあの二条駅?

そうです、あの二条駅でございます。
まぁこちらのお店、お城とは駅を挟んで反対側になるんですけどね。

そうですね、トッピングの面白さは、最近行ったお店の中でも群を抜いてユニークだったかも。
全体のまとめ方も魅力的だっただけに、気になったのは麺と油。
特に海老油はなぁ。。。そんな好きじゃないから余計過剰反応しちゃうのかもしれないですけど、もうちょっと抑えた方が全体の見通しがよくなるんじゃないかな、と思ってしまいました。

しかしそうは言っても、相当レベル高いお店ですよ。
限定も魅力的だし、移転後の店舗にもう一度行ってみたいなぁ。。

タム6000 | 2011年3月2日 09:39