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震災以来、週末といえどあまり悠長な食べ歩きができない身の上ですが……土曜(2日)も当然休日出社、ランチも近場の月島「太助家」で。 開店間もないころに2回訪店しましたが、当時土曜昼は店外待ちが発生するほどの人気ぶり。この日も13時過ぎの入店で2席ほどしか空きがなく、なかなかの盛況でした。券売機は入口左手、冬限定の「辛みそつけ麺 並」(900円)をポチッとな、辛さ調節可能とのことでしたので、「マイルド」を指定。丼は、約7分で到着。 では、つけ汁を一口……あくまで鶏白湯を主軸において、味噌と辛味油でアレンジを加えたような構成。たしかに、味噌・辛味でメリハリをつけた分、以前食した「つけ麺」( http://ramendb.supleks.jp/score/175929 )よりはバランスが良くなっていますが……相変わらずオイリーですな。ただし辛味は単なる辣油ではなく、香味野菜などを使って風味づけしたと思われる一品で、キレに加えて自ら旨みを主張して、なかなか洒落たアクセント。魚介系も鰹出汁と節粉をバランスよく使用して、十分な旨みとアクセントを引き出しています。味噌の使い方にもワザとらしさがないなど、脇役陣は万全といえますが……問題は主役の鶏白湯。敢えてそうしているのか、鶏油をかなり多く残して乳化させた鶏白湯。風味も強いが鶏油特有のドギツさも残って、これを単に「コッテリ」とは受け取れないほどの、しつこさがあります。 麺は浅草開化楼製で、かなり太めの平打ち縮れ。そのまま一口いただきますと……加水率のせいか、モッチリ・ツルリとした食感と適度なコシ、甘みにも実に素直で雑味もなく、つけ麺用の麺としては一級品。コイツをつけ汁につけ、ズバァ~~ッとイキますと……麺を中心に、それぞれの味が「結集」しなければならないところ、油に阻まれバラつき感が否めません。レモンを麺にふりかければ焦点が定まるかと思いましたが、その効果も今ひとつ。具材は、チャーシュー、メンマと、麺皿にのるモヤシ、そして海苔にネギ。チャーシューには脂身の多くい部位を使っており、このスープにしてこのコッテリ感では、さすがにしつこい。モヤシが添えるサッパリ感が、唯一の救いです。 ―――かつてテレビで、「ラァメン家 69’N’ ROLL ONE」の嶋崎氏が語っておられましたが、鶏を炊き込むと出る鶏油、これをどこまで丹念に取り去るか、あるいはどの程度残すか、それがスープの味を決めると。この店は、敢えて多めに残す方向をチョイスして、そのコッテリ感を「差別化」の武器にしようという意図だとは思うのですが……ちょっと成功とは言い難い。当初の「実験的」な意義は認めますが、お客さんの反応を見ながら、多少修正が必要なようで。
開店間もないころに2回訪店しましたが、当時土曜昼は店外待ちが発生するほどの人気ぶり。この日も13時過ぎの入店で2席ほどしか空きがなく、なかなかの盛況でした。券売機は入口左手、冬限定の「辛みそつけ麺 並」(900円)をポチッとな、辛さ調節可能とのことでしたので、「マイルド」を指定。丼は、約7分で到着。
では、つけ汁を一口……あくまで鶏白湯を主軸において、味噌と辛味油でアレンジを加えたような構成。たしかに、味噌・辛味でメリハリをつけた分、以前食した「つけ麺」( http://ramendb.supleks.jp/score/175929 )よりはバランスが良くなっていますが……相変わらずオイリーですな。ただし辛味は単なる辣油ではなく、香味野菜などを使って風味づけしたと思われる一品で、キレに加えて自ら旨みを主張して、なかなか洒落たアクセント。魚介系も鰹出汁と節粉をバランスよく使用して、十分な旨みとアクセントを引き出しています。味噌の使い方にもワザとらしさがないなど、脇役陣は万全といえますが……問題は主役の鶏白湯。敢えてそうしているのか、鶏油をかなり多く残して乳化させた鶏白湯。風味も強いが鶏油特有のドギツさも残って、これを単に「コッテリ」とは受け取れないほどの、しつこさがあります。
麺は浅草開化楼製で、かなり太めの平打ち縮れ。そのまま一口いただきますと……加水率のせいか、モッチリ・ツルリとした食感と適度なコシ、甘みにも実に素直で雑味もなく、つけ麺用の麺としては一級品。コイツをつけ汁につけ、ズバァ~~ッとイキますと……麺を中心に、それぞれの味が「結集」しなければならないところ、油に阻まれバラつき感が否めません。レモンを麺にふりかければ焦点が定まるかと思いましたが、その効果も今ひとつ。具材は、チャーシュー、メンマと、麺皿にのるモヤシ、そして海苔にネギ。チャーシューには脂身の多くい部位を使っており、このスープにしてこのコッテリ感では、さすがにしつこい。モヤシが添えるサッパリ感が、唯一の救いです。
―――かつてテレビで、「ラァメン家 69’N’ ROLL ONE」の嶋崎氏が語っておられましたが、鶏を炊き込むと出る鶏油、これをどこまで丹念に取り去るか、あるいはどの程度残すか、それがスープの味を決めると。この店は、敢えて多めに残す方向をチョイスして、そのコッテリ感を「差別化」の武器にしようという意図だとは思うのですが……ちょっと成功とは言い難い。当初の「実験的」な意義は認めますが、お客さんの反応を見ながら、多少修正が必要なようで。