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「特製(醤油)芳醇香味そば」@麺屋 一燈 西武池袋本店7F催事場の写真 新小岩「一燈」といえば、常時大行列の有名店。私のような「行列嫌い」には、この世で最も縁遠い存在ですな。その「一燈」が池袋西武の催事に出店との情報、ダメモトでのぞいてみることに(25日)。
 11時40分頃に現地着で、意外にも待ちは4名程度。ポスターでは「塩」がイチオシのようですが……なんとなく、写真がキレイ過ぎてソソられず、敢えて「特製(醤油)芳醇香味そば」(901円)を注文。
 案内されたのは、丁度盛りつけをやっている現場のカブリつき席。3~4杯ずつ、流れ作業でガンガン製造、タイマーを使わず流れで麺上げ、カエシ投入も相当に乱雑で、なんとなくイヤな予感がします。1ロット見送りで、丼は約6分で到着。
 では、スープを一口……ベースは鶏白湯だと聞いていましたが、清湯と鶏白湯の中間程度の濁り方で、かなりオイリー。鶏油のせいで、確かに鶏の風味が非常に豊かですが、反面旨みが弱く甘みもボンヤリ、カエシによるコク・キレの演出も、効きがイマイチですな。なんでこうなるかと言えば……おそらく、鶏油をかなり残した状態で半乳化させたからだと思われ。こうすると、確かに鶏風味のフンワリ感は強まるのですが、油分の多さで旨みが覆われ、カエシの効きも悪くなる。せめて魚介系で旨みをサポートすれば、多少違ってくるんでしょうが……う~~む、あの「一燈」ってこんなもん?
 麺は、細麺ストレート。柔らかめのゆで加減で、「鶏の優しさ」に対して「しなやかな麺」という設計思想のようですが……全体的にボンヤリした味のスープですから、むしろ固めに仕上げて「キレ」感を加えた方がよかったかも。甘みも非常に上品で、ボンヤリしたスープに「おっとり」した麺では、そもそも「会話」が成立しません。
 具材は、チャーシュー2種にメンマ、味玉に青菜と、海苔にネギ。チャーシューは、鶏ムネ2枚と肩ロース2枚という構成で、前者は蒸し鶏のようなサッパリ感があり、後者はプリプリ・ムチムチで肉汁タップリ。特に後者は美味いのですが、肩ロースのスジが気になりますなぁ……こういう仕上げ方するなら、出す前のスジ切りは必須かと。味玉は、黄身に醤油のコクが絶妙にきいており、メンマも風味豊か、海苔も上質なもので、このあたりで少し「名誉挽回」。
 ―――丼と一緒に供される、海老・ホタテ・ニンニク・唐辛子で仕立てた調味料を後半投入すると、確かに味が派手に変化して、一種「サプライズ」は有りますが……すでに不動の名声を勝ち得ている「一燈」だからこそ申し上げますが、味作りに「デリカシー」が感じられない。鶏白湯、チャーシュー、調味料が繰り広げる「サプライズ」の反面、基本の「メロディーライン」が曖昧で、一流店とは思えない「雑駁」な味のツメ方。ある意味、催事用の「アドバルーン」的な商品なのかしら……「困惑」の一杯でした。

投稿(更新) | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

どうもメタボです

>流れ作業でガンガン製造、タイマーを使わず流れで麺上げ、カエシ投入も相当に乱雑
>なんとなくイヤな予感がします。

あちゃーバッチリ的中しちゃいましたね・・・・・
いくら催事場の客寄せパンダ的な存在であるにせよ しっかり作ってほしいですよね~
ちなみに私はまだ一回も食べたことないんですけどね「一燈」さん^^;

はぐれメタボ | 2011年4月27日 03:10