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「三色つけめん 並盛り(醤油・海老味噌・カレー)」@神保町 可以の写真 夜から降り続いた雨が、昼前にようやく上がった土曜日(11日)、さっそくウォーキングに出陣。腹ごしらえは、神保町「可以」で。
 あの高田馬場「渡なべ」渡辺樹庵氏がプロデュースしたこのお店、新解釈の魚介系を使った味噌が印象的でしたが……激戦区・神保町にあっては、イマイチ地味だったかもしれません。そのせいか、この度つけ麺専門店としてリニューアル、つけ汁を8種から選べるという、面白い趣向。
 まずは、入口右手の券売機で「三色つけめん 並盛り(300g)」(950円)を、ポチッとな。つけ汁は、「醤油・味噌・海老醤油・海老味噌・辛醤油・辛味噌・カレー・トマト」から選べますが、今日は「醤油・海老味噌・カレー」で。麺ゆでには時間がチョイとかかり、丼は約9分で到着。
 3種のつけ汁から、まずは「醤油」を一口……おぉ、「ポッテリ」感溢れる濃厚な仕上がり。ベースは豚骨主体のようですが、背脂をジックリ炊き込んであり、空気をはらんでふっくらと乳化した油が、ソフトなコッテリ感を適度に伝えます。これに負けず、節系主体の魚介系も濃厚な風味で、カエシのキレも重厚なもの、このあたりはさすが「渡なべ」系と唸らせます。
 一方「カレー」は、基本的に「醤油」の魚介系を弱めてカレー粉を加えたものですが、カエシはほぼ同量入っているようで、やや味が濃すぎるか。白眉は「海老味噌」で、ベースの動物系に、ガツンと味噌ダレを効かせて海老風味もかなり濃厚。しかし、味噌は麹が香る上品なもので、海老風味にもイヤミ・エグミは一切なく、昨今食べた「甲殻系味噌」の中では「断トツ」の域。
 麺は、少し細めの太麺ストレート。ムッチリとした口あたりに、唇に吸いつくようなピュアな麺肌、そしてツルリと軽快なノド越しで、甘みも「透き通るような声」でハキハキと。コイツを、三種のつけ汁にそれぞれつけて、ズバァ~~ッとイキますと……やはり、麺の甘みとつけ汁のコク・キレが最も噛み合うのは、「醤油」ですな。「海老味噌」も美味いのですが、つけ汁単体の完成度が高すぎて、麺の存在感がやや弱めに感じられ、「カレー」に至ってはつけ汁の味が強すぎて、バランスとしてはもうひとつ、やはりカエシは少し少なめにすべきでしたな。具材は、チャーシュー・メンマ・ネギとシンプルですが、メンマはシットリとした仕上がりで、醤油でシッカリ味付けており、特筆ものの美味さです。
 ―――純粋に「商売」として見た時、「8種から3種が選べる」なんてのは、比較的模倣が容易ですから、結局「容易にマネできない味」で差別化するという基本に立ち戻り、8種ともマネ出来ないようにすることが肝要。つまり、ベース・スープがカギとなる訳です。そういう意味でこのスープの、ソフト&コッテリなスタイルは面白く、似たスタイルのお店でもこれ程の味のバリエーションはありません。さすが渡辺樹庵氏、よく考えてありますな……次は、「海老醤油・辛味噌・トマト」あたりで。

投稿 | コメント (1) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

ドモです!

苦言があっても80点とは中々のものですね~
海老ですかぁ~
渡辺氏のお店ってあんまり行った事がありませんが
少々相性が悪いようです
でもこの3種ってのは興味がありますねぇ~
濃口の私ですからカレーが意外に嗜好に合うかもしれません(笑)

神保町って色々有りますねぇ~

Liberty | 2011年6月24日 11:55