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「墨味玉のせ」@GINZA DINING RONTANの写真 どうも今週は「これ!」というラーメンに出会うことができず、銀座でもブラついてみるかと思った金曜昼(10日)、何気なく「RONTAN」の前を通りがかりますと……「墨」の文字が目に飛び込んできました。
 基本的に「和風豚骨」が基本のこのお店、「墨」といえば「イカ墨」なんでしょうが、そんなものが合うのかな……何気なく入店。「墨味玉のせ」(900円)を注文し、待つこと5分で丼到着。
 では、スープを一口……ずいぶんとオイリーですが、それにしてはカチッとしたコクが印象的。基本的な構成は、いわゆる「マー油豚骨」なんですが、ベースの豚骨は、風味は上品ながらパンチの効いた仕上がり。これに「イカ墨」が馴染んで灰色に染まっていますが……イカ墨独特な風味は抑えつつ、グッと重みのあるコクを加えており、これはなかなか。このスープの上に、マー油が分厚い油層を広げており、見た目は明らかにヤリスギなんですが、なぜか不思議といいバランス。濃いオイルと濃いスープで、どこか「アヒーリョ」などスペイン料理的なニュアンスが感じられ、ちょっと斬新。
 麺は中太の弱縮れ。フツーの中華麺っぽい外観とは裏腹に、チュルリとした口あたりと適度なコシと隙がない。さらに、実に豊かな甘みがあって、濃いスープをドップリ持ち上げながらも、キチンと最後まで自己主張。侮れない一品です。
 具材は、チャーシュー、メンマ、モヤシに海苔・ネギ、そして追加の味玉。キリッと味付けたホグし風チャーシューは相変わらずの美味さですが、「白」( http://ramendb.supleks.jp/score/102929 )の時に不自然に感じたタップリのモヤシも、この濃い一杯だからこそ活きてくる。味玉もなかなかの仕上がりで……主力の「白」とほぼ同じ具材構成ですが、コイツぁ「墨」にこそ合うんじゃないかな。
 ―――イタリアンでもスパニッシュでも、「イカ墨」系の料理はエグ味が強く、馴染めない方も多いもの。しかし、どちらかと言えば「カエシ」的なバランスで豚骨と合わせることでコクをグッと強め、スパニッシュ的なオイル感で分厚く仕上げる……まず他店ではお目にかかれない、実にユニークな一杯。私なら、「白」より「マグマ味噌」より「つけ麺」より、コイツを看板メニューにしてしまいますが。

投稿 | コメント (1) | このお店へのレビュー: 4件

コメント

こんばんは。
イカ墨とは興味深々です。
この店、土日休みなので、
なかなか行けそうにないですが、
密かにチャンスを狙っときます。

kamepi- | 2011年6月23日 22:05