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22時入店。先客4名。
前を通りかかると、珍しく空いていた。迷わず入る。

小さなお店。夫婦と思しき男女が切り盛り。二人ともマスク着用。ご主人は手袋にゴムの前掛け。なんだかかまぼこ工場で働くようないでたちにも見える。
さらには夫婦ともに腰に巻いたコルセットが痛々しい。重労働なのですなあ。

無化調だという汁は、無化調には珍しくとても濃厚なコクと旨味。軽く酸味も入っているのが悪くない。様々な味が入り混じっているのがよくわかる。食べていて楽しくなる味だ。
何かの雑誌の切抜きがカウンターに貼ってあり、それには「濃厚な魚介の旨味が」と書いてあったが、それほど魚介の強さはなかった。これはいいほうに味が転化しているので、魚介が苦手という方でも苦もなく食べられる。
手打ちっぽいゆるやかな縮れ麺も汁に良くあう。すこし少ないかなあというきらいはある。
トッピングは直前に炙られたチャーシューと煮玉子(と書いてあったがゆで卵じゃない?)にカイワレが少々。特製ラーメンなのでチャーシューが増量、煮玉子がプラスということなので、普通のラーメンだとチャーシューにカイワレだけというけっこう寂しい量になるのかも。彩りもいまいち。
もう少しトッピングに華やかさがあってもいいかも。
しかし、このチャーシュー、旨いね。チャーシューというよりもベーコンに近いかもしれない。炙ってあるということも手伝って、厚めのベーコンのように感じられる。

全体的に非常に質の高いラーメン。人気の理由もわかる。そして、900円という値段はいかがかと思ったが、食べてみて、納得できるものだった。ここにはマイナス要素ばかりを書いてしまったが、その部分が解消されると、ゆうに100点を超える味になると思う。

また、お二人の仕事に対する姿勢がいい。仕事がとても丁寧。接客もきちっとしている。
狭い店だが、こういう「人」の姿勢や態度で、ゆとりを感じさせることもある。

投稿 | コメント (1) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

「燈の車」に対する、たくさんの採点の中からわざわざ私の採点にコメントしてくださり、誠にありがとうございます。

その後、何度か足を運んでおります。近所なもんで。つけ麺は最近採点しました。特製も普通もどちらも食べますが、最近具が少し変化しているようです。壁にもその旨の張り紙がありました。
変化の具合は歓迎すべきもので、諸事高騰の折、という理由は大変ですが、それ以上に味の品質を高めようとしているご夫婦の姿勢にはまったく頭が下がります。

そのストイックな姿勢が、味に反映されていると思います。採点となると減点材料ばかりをあげつらう悪い癖がありますが、この店は採点にも書いてあるとおり、100点を超える味になる日もそう遠くないと確信しております。それは私自身の主観の問題ですが、これだけの方々に支持されていることも、その証拠でしょう。

現時点でも、このお店は私にとっての最高の一軒です。徒歩圏内に住んでいることを自慢したいくらいです。

gentaro | 2008年1月11日 19:14