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「中華そば(濃口)」@光そばの写真 仕事と用事で埋め尽くされた憂鬱な土曜昼(20日)、移動中に本八幡で途中下車、「光そば」へ。
 なんとも和風の店構え、外壁に渦巻きがグルグル描かれていますが、なんのことやら。暖簾は珍しく渋い黄色で、八丈島特産の「黄八丈」に似た色合いですな。券売機は入口左手、「味噌」のボタンに「店長オススメ」の書き込みがありますが、初訪ゆえ「中華そば」(650円)と「味たま」(100円)をポチッとな。
 券売機に「濃口のスープが流行だが、毎日食べても飽きないよう味付けを控えめに。濃口は私も好きなので、指定があれば喜んで作ります」といった趣旨の言葉。どうも意味がよく分かりません。濃口が好きなら、濃口で作ればよいのでは?……ま、趣味よりビジネス優先といったところか。とりあえずご主人の趣味、「濃口」でお願いしました。1ロット見送り、丼は約6分で到着。
 では、スープを一口……グッと前面に感じられるのは、みりんや砂糖などの甘みが強い醤油味と、出汁を魚粉で強めた鰹風味。これは要するに、「蕎麦つゆ(関東風)」ですな。動物系のコクは弱めですが、油分は意外と多め。鰹の「ドライ」感が、油分と甘ったるさのせいで鈍ってしまい、「キレ」もイマイチ。
 麺は太麺ストレートで、手打ち風の捩りがついた平打ち形状で、麺箱から見て珍來製のようですな。弾力の強い独特なモチモチ感、ツルリとした喉ごしも悪くありません。具材を印象づけるのは、大量のモヤシ。麺のモチモチ感にシャッキリした感じを加えたいのでしょうが……丼に箸を突っ込んでも、モヤシだけが持ち上がるほど「大量」。もともとスープ・麺の味を薄めてしまう「モヤシ」、「濃口」の一品にこの「量」はいただけません。
 チャーシューはミッシリとした食感、濃い目の味付けで、ちょっと「濃口」スープに埋没気味。味玉は……黄身に調味料を注入した穴付近が陥没して固ゆでになった、明かな失敗作。こんなものを客に出してはいけません。
 なんかこう……「コンセプト」のみが先行し、内容・バランスがいま一歩追いついていない印象。「和風」のコンセプトだけで、客が「毎日食べ」てくれるほど、世の中甘くありません。コンセプトとビジネスの狭間で悩む、ご主人の気持ちが伝わるようですが……「中華」そばには中華そばの美味しさがあるのでは。その辺り、もう一度見つめ直してはいかがでしょうか。

投稿 | コメント (3) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

どもっす。
辛口な評価ですね。。

御託なんてどうでもいいんです。
薄かろうが濃かろうが旨いもん作ってくれ〜、って言いたくなっちゃいますね。
場所的に行きやすいのですがこの評価では勧んで行くことは無さそうです。

エイチジー | 2007年10月25日 23:33

むむっ!写真と裏腹な微妙な点数。
少しだけ残念な結果のようですネ。
注入系の完熟味玉って・・・どんな感じか興味がありますョ(笑)。
いや、笑っちゃいけませんネ。
コンセプトを持つって事は考えを持ってるって事ですョね。
考えがいい方向に変ると豹変しそうなお店です。
今後を見守りたいと思います。

SPARK影 | 2007年10月26日 06:45

大抵のお客は券売機の前では選ぶことで精一杯、席についてようやく余裕が生まれると思います
“味の濃さ”は実際食べてみて初めて気付くこと、味の調整に関する記述はその時点に行うことが適切でしょう
よって席から見やすい位置に掲示するべきだと考えます

店主の意思や取り組む姿勢、又フランチャイズから一人立ちされた経緯からして
リニュアルしたばかりだからこそ率直なお客の声に耳を傾けることが必要だと思います
改善へのヒントとして役立ててもらいたいと思います

1日1麺 | 2007年10月26日 10:23