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「煮干し塩チャーシュー」@ラーメン人生 JET 福島本店の写真【なにわの塩煮干しを求めて・・・追憶の一杯!】

 今回は、急に決めた大阪出張でしかも日帰り、とんぼ返りな計画です。なので、大阪キタエリアで一杯だけという条件で、こちらのこの一杯「福島JETの塩煮干し!」とさせていただきました。せやけど・・関西で一杯だけっちゅーのも悔しいがな・・・つらいがな・・・。ええい!この際、思い切ったれ!!チャーシュー追加の「塩チャー、一丁」じゃい!!!しめて980円の高級仕様。まるでバブルの頃の「日産シーマのフル装備」みたいになってしもたがな(笑)。

 それにしてもラッキーだったのは、営業時間が30分早まって、午前は11:00からとのこと。おかげで待ち覚悟で早めに行って楽々セーフで着席できました。はっはぁ~ん、三ツ星対策かも?・・・とこの営業時間の前倒し対策に妙な勘ぐりいれてしまうアタクシも意地が悪いな。名店もここ福島エリアでは競争きついんかもね。やっぱり福島は熱いわ~と納得してしまいます。さて・・・最近、東京で煮干しづいてきたアタクシ、かつて愛した『大阪煮干しへの追憶』をこめて、レビューさせていただきます。




【ウルメ系??煮干しの柔らかな甘み出汁が、「おかえりなはれ」と迎えてくれまっさ!】

 昼時・・・ほとんどビジネススーツのサラリーマンやな・・・。お仲間気分で和みます。塩煮干しを頼んでいるのは、アタクシ含めて2名、あと5割の方は、鶏煮込みかな。結構注文がばらけてるのは、さぞかし通い慣れた面々かと視察いたします。・・・などと人間観察をしていながら、あっという間の7分程度で配膳完了!早や!! さて久しぶりのご対面の煮干し塩らーめん・・・。中々、相も変わらず、ちょい濃厚ぶりな麺顔をしとります。

 「煮干しというより・・鶏油イエローが印象的でんな・・・」

 鶏油の色合いからして、黄色が黄金に見えまんがな。そんな印象派な麺顔に一礼いたします。最近食った吉祥寺の一品とは違うのは、和風テイストが色濃いということかな。豊かな鶏のコクがペイズリー模様のように表面に、キラキラしながらゆったりと漂います。これが次第に豚チャーシューの脂が溶け出して・・・・何やら名前に反して、動物系な味のニュアンスすら覚えますが・・・。などと思いながら、レンゲを沈め、直後にサルベージ。口へと運びます・・・。

 「ベースの魚介が・・・甘コク系で斬新!いやいや、忘れてただけやん!」

 ・・・そんな印象。見た目のイメージが一転して覆ります。そうそう、「なにわの煮干し」と、頭で分かってたんですがこうやって久しぶりに舌にどかん!とちょい濃厚なのを味わうと、頭がくらっとするほどしみじみ感じいります。関東である苦み系、腸(はらわた)?の苦み旨みなニュアンスがこれっぽっちも、味の輪郭に出て来ません。ウルメ系の煮干しの甘さ主体!・・・と本当はこれだけだと思っていたんです。しかしながら、関西の煮干しは、もともと甘め系のをきっちり出した上に、動物系の味わいと組み合わせて相乗的に、コクをパワーアップするような構成と・・・今回は特に感じます。例えば、ここJETだと、プラス鶏清湯系。また玉五郎だと、プラス豚骨系とか・・・。関東では動物排除かといえば決してそうでないですが、割合がここ関西では多いと・・・・そんな感じを受けました。なので久しぶりに食って、こういうの食いたかったんやーとにやついているアタクシが自分でもおかしくて・・・・。

 ※味のグラデーション:鶏清湯コク>甘系煮干し>豚コク(チャーシュー由来?)>梅酸味>その他



【慣れ親しんだクッチリ噛みクチ、ストレート麺】

 このどこかしら、わずかにモチっとした前歯の感覚で、スパスパと噛み切れるとは思ってないんです。わずかに、もちっとした反発を感じる前歯感。そして、奥歯では、言い飽きたクッチリ感が柔らかく響きます。前歯の千切りと、奥歯のすり潰しまでの間は、わりとスルスル~っと短時間で滑らかに通り過ぎ、割と早めに嚥下してしまう・・・・。

 「スベリがこんな良かったっけ?久しぶりなんやから、もうちょっと遊んでぇな・・・」

 麺の固めを受け付けていません・・・とかいう、メニュー内の注意書きが、最初イラっときた時もありましたが、こちらの場合、オペレーションの都合じゃなく、「こういう麺がうちの麺です!」というポリシーがあるんやろね。定番の中加水のようで・・・・かといってどこでも出会える品質でもなく、やはり旨いのだよなと自己完結してしまいます。

 ※麺の感覚:加水は中の真ん中、すべりが良い方で、若干柔らかめと感じながらも、しっかりとした麺密度あり
 ※麺の形状:標準からやや太目、やや平打ちというより「長方形」な切り口、ストレート麺、やや白い黄色




【バラ肉と・・・腕かロースの肉が計5~6枚楽しめます】

 バラ肉3枚は表面にあってすぐに見分けがつくのですが、あと3枚程度の腕肉?のようなスライス肉が中に沈んでいます。全体的に、塩ダレな味付けですが、薄味でして「肉本来の味」というやつを楽しむ系です。そして、ほどける柔らかさというのでもなく、少し無骨と思える歯ごたえがあり、「肉食った」感がとてもあります。ちょいハードなチャーシュー6枚も食えば、お腹も納得ですよ!

 あと、三つ葉と薬味ネギ、そしてメンマ海苔も適度な品質で納得もんです。メンマは細い系ですが、コリコリ感も楽しめ、麺との歯ごたえがコントラスト的で良い演出であったと記憶。

 特筆すべきは、赤く小さい物体。最初、クコの実かと思ってたら実は、「梅」だった・・・。どかっと梅をおけばちょっと喧嘩しそうだし、また小梅もこの全体感には合わない。なので、この程度、かわゆく散らばる程度がとてもよい塩梅だと察します。量的にもナイスです。

 ※具のおさらい:バラロールチャーシュー3枚、腕肉チャーシュー3枚、ナルト、薬味ネギ、梅の実わずか、三つ葉、海苔一枚

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 総じまして、なにわのコク甘系煮干し塩ならこちらをおすすめ!という次第です。淡麗系なら今福鶴見の名店などありますが、大阪で塩煮干しをレギュラーで出すという心意気を是非とも評価していただきたくて、今回ピックアップさせていただきました。あしからずです。もっと東京に向けて紹介したい大阪ラーメンありまんねんけど、徐々に、あせらずやっていきまっさ〜♪ とは言え、JETも東京では知ってるひとは知ってるのよね・・・。東京のイベントにも積極的に参加されてましたし、それを応援できんかったのは心残りでした。大阪では開店のころから世話になったし、せめてもの恩返しっす。これからも頑張ってくださいまし。なので詠います。

 じっと待つ (※)  
 なにわ煮干しに
 思いはせ

 かつて恋した
 甘み切なく

 ※じっと=JET ・・・ちょと苦しいね!
 
ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。

投稿(更新) | コメント (6) | このお店へのレビュー: 7件

コメント

お疲れ様です。

日帰りで東京~大阪は疲れますね。
スキマを縫ってのご訪問お疲れさまでした。

今日、こちらの前を通ったら・・・行列が・・・。時間無いので素通りしました。(汗)
とまそんさんが大阪の美味しいお店をご紹介くださると、さらに影響でますね。(^^
かつて恋した・・・と言わず、関西にたっくさんお越しくださいね。
まだ東京に行かれたばかりですしね。先は長いですよ。ファイトです!

アルテミス | 2011年11月10日 20:12

こんばんは。
地元民でありながらこんなメニューがあるなんて知りませんでした(塩は目に入らないのかもしれません)。
でも塩というよりも、「鶏」という色ですよね、なんか珍しいくらいに。
>関東である苦み系、腸(はらわた)?の苦み旨みなニュアンスがこれっぽっちも、味の輪郭に出て来ません。
もしかしたら僕はこの味が駄目なのかもしれませんね、苦みがない方が食べやすく感じますもん。
しかし、たまに大阪に来られるのはなによりです。

ktsdc | 2011年11月10日 22:39

おぉ
帰阪されてたんですね。
日帰りだとさぞお疲れだったでしょう。
ご苦労様です。

久々の大阪の味はいかがでしたか?
こちらの店で鶏煮込み系を外して
煮干塩という選択も渋い。

もんきち30 | 2011年11月11日 13:07

アルさん、おはようございます。
最近は、少し北側にある三ツ星さんと行列を分けてますので、それなりに並びは減ったとは言え・・・・いまだ人気健在でなによりです。時間ずらせば、食せると思いますので、またの機会にでも。名物の鶏煮込みもええけど、少しヘビーだと思ったら、和風醤油もなかなか泣かせますよ(笑)。

ktsdcさん、コメントありがとうございます。
もう少し時間があれば、・・・・高槻の日本酒みたいな名前の店行きたかったのが本音。
それを却下して、対抗としてあげたのがここ。
たった一ヶ月大阪から離れて・・・・、大阪には、まだまだ興味深い店が次々と誕生してるのが、くやしいっす!

もんきち30さん、コメントありがとうございます。
なかなか、見過ごしがちな一品でしょ?せやけど、旨いし・・・・「あ、JETらしい・・」と感じる一品ですよね? 特に今回は、「いつでも食えるわ」という状態でない身で食うと、しみじみと分かりました・・・。