コメント
つかた直彦さん
こんばんは。
源宗近、スープがレベルアップしましたか。
私の伺ったのは、昨年の2月ですが、約1年程でかなり評判を上げているようですね。
時間的な余裕がないので、伺えるか微妙ですが、明日、青葉の中野本店に伺おうと思っていますから、その後ハシゴするならば可能でしょう。
夕方の早い時間から銀座のお鮨屋さんで送別会があるので、食べ過ぎは控えたいところですが、中野へ予定通り行ったならば、結局吉祥寺も行くことになるでしょう。
予定には入っていませんでしたが、かなり気になっているお店ではありますので。
とんし | 2007年1月13日 01:44
とんし
右京
シャア専用濃厚民族
E.T.O
「伊勢底引き溜り醤油ラーメン」(750円)+「燻製味卵」(130円)を頂きました。
とても美味しいです。見事なラーメンですね。
しかし、「伊勢うどん」のタレからラーメンを発想するというのには驚きました。
「伊勢うどん」とは、煮干し(アジ、カタクチイワシ、トビウオ)、カツオ節、利尻産昆布などに、たまり、ざらめ、みりんなどを加えて味を調えたタレを太くて軟らかい麺にかけて食べる「素うどん」のことです。
タレの色が黒いので味が濃いと思われがちですが、さっぱりとして、深いコクがあります。
伊勢神宮の外宮から内宮に向かう道すがら、古市にあった「豆腐六(どぶろく)」というお店がとても有名だったそうです。
発祥のお店は古市よりも内宮に近い浦田町のうどん屋さんだそうで、創業は約360年前と言われていますが、本当かどうかはわかりません。
このうどん屋さんのすぐ近くに土地を持っていた私の先祖も道沿いに「伊勢うどん」のお店を開いていたそうです。曾祖母がやっていたというのを祖母から聞いたことがあります。
さて、こちらのラーメンは、この「伊勢うどん」のタレを更にグレードアップすべく、貝類の旨味や豚や鶏の旨味をプラスして、無化学調味料ながら、さっぱりとした深い旨味のあるスープに仕上げています。
和風スープは甘くなりがちですが、うまく甘さを抑え(ほんのりとした甘さです)、魚介系の弱点である雑味も最小限に留め(どうしても多少は感じてしまいます)、味も濃すぎず(決して薄味でありません)、「スッキリ・コク・うま」になっています。
また、溜り醤油の味が出ている割には、味が強くありません。まろやかです。
見事の一言に尽きます。
「濃すぎる、甘い、雑味」を克服しているラーメンは数えるほどしかありません。
卵を贅沢に使ったであろう中太麺も美味しいです。
さっぱり系は麺に旨味が伝わらないという弱点がありますが、どうやら茹でた後にスープで麺を煮ることでそれを克服しているようです。絡ませる前に味をつけてしまうという発想です。
燻製味卵も風味があって美味しいですし、焼豚も香ばしさがあってとても美味しいです。
コストパフォーマンスは良くないと思いますが、これほどの完成度であれば、私は高いとは思いません。
スープが更に洗練されて、味に透明感が出れば、最高評価になる可能性があります。
間違いなく真の名店です。吉祥寺では群を抜いて一番美味しいラーメンです。
今流行のラーメンではありませんが、いつかマスコミに露出して、行列店になるかもしれません。
しかし、調理過程が通常のラーメンより複雑なので、なかなか食べられなくなったり、味が落ちたりすると辛いですね。
いずれにしても、必ず定期的に伺って、今後の成り行きを見届けたいと思います。
ご主人、頑張って下さい。素晴らしい料理センスに更に磨きがかかることを期待しています。開業1年だそうですが、「伊勢うどん」のように100年後も愛されるラーメンになるといいですね。
でも、伊勢なんだから「源宗近」ではなく、「北畠宗近」でしょ、って冗談です。