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「ワンタンメン」@神子田朝市食堂の写真朝起きるとそこは一面の銀世界。
盛岡名物神子田の朝市におばあちゃんが作るラーメンがあるというので、行ってみます。

6時前くらいに朝市につきますと、ボタ雪の落ちる中にもかかわらず、場内は徐々に盛り上がりを見せてきた様相。
それぞれの店がちいさな区画にずらりと野菜やら、惣菜やらを並べて売っています。
売る方も買う方も平均年齢は軽く60を超えていると思われ、私なんか卵から孵ったばかりのひよっこも同然。
市そのものはちょっとした体育館のなかに収まってしまいそうなほどの小規模なもので、
想像していたよりもずっと狭い範囲で開かれていることにもびっくり。
その狭い市の中ほどに低い軒に赤いのれんがかかるお店を見つけました。

店内に入れば湯気のなかにガラの香りがお出迎え。
カウンターについて壁のメニューを見れば、ラーメン400円で、ワンタンメンはワンコイン。
ここは豪気にワンタンメンいっちゃいますかw

どうやらこの日は噂のおばあちゃんはおられないようで、営業しているのは娘さんとお孫さんでしょうか?
AMラジオから流れてくる会話をバックに、田舎の家の台所のような厨房設備でせっせとラーメンを作る姿を見ていると、
他所の家にあがりこんだような妙な気分w

しばらくしてカウンター越しに手渡されたのはワンタンがたっぷりと入ったうえに、
具材がしっかりと盛りつけられた一杯で、とてもワンコインのラーメンには見えません。
都内だったら800円はつけるね。

朝からテンションが上がって参りましたので、メラミンのペナペナレンゲでスープをグイッと。
鶏ガラベースのスープは醤油の甘塩っぱさが特徴的で、他ではあまり経験したことのない味。
なんと表現するのが適当かわかりませんが、醸造の香りのような良い意味で鼻につく甘ったるさがあり、
その甘みを抑えつけるような塩っぱさでバランスをとっているようなカンジ。
カエシにはチャーシューの煮汁を使っているのでしょうか?
麺はちぢれが強めにかかった中細麺で柔らかめの茹で上がり。
黄色味が強く、かんすいの味も残っているので古いタイプの中華麺といった感がバリバリ。
甘塩っぱいスープを吸ってご飯が欲しくなりそうな麺ですよ。
麺量的にはやや少なめにも思いますが、早朝の一杯にはこのくらいで丁度いいのかもしれません。
モモのチャーシューはパサつきもなく、しっとり柔らかですぐにぺろり。
ワンタンを数えてみるとなんと8個も入っていてプラス100円とは思えないほどの充実ぶり。
中の餡は鶏肉で、チャーシューの物足りなさを補って有り余るほどのボリュームだと思います。
具材のほうれん草、ネギといった野菜はこの朝市での調達なのでしょうか?
とてもみずみずしく、ラーメンでここまでのほうれん草と出会ったのは久しぶりの出来事でした。

朝市の食堂で予想外のラーメンにであえた事に感謝。
盛岡の朝の味としてしっかりと味わうことが出来ました。
看板娘のおばあちゃんに会うのは次の機会まで、楽しみにとっておこうと思います。

うまい指数 1.56

投稿 | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

朝ラーでスタート、なんて羨ましい盛岡の朝。
 行ってみたいですねー、おばあちゃんの一杯食べてみたいです。

 盛岡というその響きがロシア語に聞こえるんでしょうか?

こんちゃん | 2012年6月3日 06:30

>こんちゃん様
季節はずれの雪と古びた店のカウンターですするラーメン。
このときほど北国を旅している雰囲気が盛り上がったことはありません。
やっぱ、東北は冬だねw

スーパーくいしん坊 | 2012年6月7日 20:47