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かような“食べると疲れがぶっ飛ぶ”リラックスラーメンに巡り合えるシアワセ。八王子に来ています。ラーメン激戦区。ご当地八王子ラーメン。街を歩くとラーメン屋が本当に多いです。これで成り立つわけですから、1か月の食事でラーメンが占める割合も高いのではないでしょうか。この日、ラーメン好きの3爺が集まりまして、先ずは八王子ブラックのラーメンちとせで舌鼓を打ったわけでございます。ちとせの店主の、多分思いっきり研究していていながら普通のラーメン店のおやじの顔で接客する姿に感心しきり。分かってくれる人が絶対にいるはずだ、で味を突き詰めていく。そうとしか思いつきません。この店主のことをそう思ったのは、店内にこだわりに関するビラが1枚も掲示されていないからです。こだわりのラーメン店店主が100人いたら99人は、こだわりの深さを紙に書いて貼りだしますね。それが、実際商売に結びつくわけですから。へ~、あのお店、青森産の野鴨からしか出汁を取らないんだって、ってこういうこだわりをウリにするわけです。人が思いつかないようなこだわり、で集客する。これ、一方では、両刃の剣でありまして、模倣される可能性を孕むわけです。特許のように模倣されたら求償する、そんな手間や時間はかけられません。案外そんな理由でビラがないのかもしれません。とくかく、気になる店主ではあります。3爺がこのまま解散するわけもなく。次のお店の栄に輝いたのは、でんでん。ワタクシ、初めて聞く名前でした。八王子ラーメンを3人に中では断然一番多く食べている町田のご隠居さんの口から出てきた店名です。じゃあ移動しましょうか。お店に着いたのが11時半。1食目が早かったので、お昼前には2杯目をいただけます。3人でぞろぞろと店に入っていきます。こじんまりとした店内は、カウンターとテーブル席のシンプルな構成ながらも、何か旨そうだというインスピレーションが湧いてきて。カウンター席は厨房を囲んだL字型。そりゃあもちろん麺上げが見れるカウンター席が空いてたら無条件にそこに座ります。3人が並んで座ったその先の厨房では、店主が先客の3人分のラーメンを作ってました。いやあ、うまそうやねえ。先ほどチャーシューメンをいただきましたので、ここではラーメン(550円)と決めてますが。隣に座ったご隠居さんは、カレーとラーメンのセットは出来るかなんて、お店のひとに訊いてますよ。豚と鶏を1日煮込んだ出汁のカレー、確かに旨そうではありますが2軒目でしょ。オーダーが済んで、店主の麺づくり開始。店主が麺茹でに使っているのは中華鍋で、さほど大きなものではありません。3人分くらいがいっぱいでしょうね。最近のお店の90%以上は技術を要しないテボを使いますが、ここの店主、ベテランのラーメンやのおやじと言った風情で、白い半そでのシャツを着て、平ざると菜箸をもって麺を泳がせています。頃合いを見計らって平ざるで湯切り。スープを張ったどんぶりに投入。麺を揃えてからトッピング。遠目に見てもスープのクリアなところが見て取れます。さ、配膳。いいですねえ。東京ラーメンプラス玉ねぎのみじんぎり、そんな外見です。厚みがあってでっかいチャーシュー。おもいっきりスープに乗せてスープに浮かばせた海苔。ほそいメンマ。このメンマは手で裂いてるんです、とご隠居さんから教えてもらいます。麺は茹でで外のわずかの部分だけが熱が入って透明になっていますね。スープです。これが八王子の実力ですね。見た目よりもずっと出汁感が強く、コクがありますねえ。これほどまでのコクをさりげなく出しちゃう。これはこの町のラーメン文化が背景にあることは間違いないでしょう。偶発的な産物ではなく、積み重ねの上にたどり着く極みの味。カレーのレシピに、豚鶏を1日ゆっくり煮込む、と書いてありまして、それってつまりラーメンの出汁のことやろ、と思ってました。スープの味からして、しっかりとした動物系はそのようにして得る、というわけですね。動物にコクのほうはまかせておいて、風味の方はやはり魚介、昆布といった和出汁になるわけですね。イノシンとグルタミンの相乗効果と言った言葉が浮かんでまいります。魚介を突出させず、動物を突出させない、おだやかでありながら、味わい方によっては、和風過激派。このスープは癒されますよ。疲れがす~っと消えていく。酒を飲むのとは、またちがった意味でのリラックスかなあ。麺もなかなかいい。中細でちぢれは少ない。やや硬めに茹で上げておいてトッピングのあいだに少しスープを吸い込んだ感じかな。ぽきぽき感が出そうな麺と思いましたが、使い方は主食系の食感といいますか、あまり特徴を感じないけどきっちりと主食の座は守っていく。ですから、海の家のラーメンの麺とは根本的に違うのは、小麦感が強くてチープ感がゼロ、っていうことですかね。しっかりとした小麦がすばらしい。一部の永福系で経験した麺に近いように思いました。チャーシューも存在感ありますね。原価の半分以上はチャーシューだ、って言うのが口癖の某店主@群馬を思い出しましたよ。いい肉使ってると思いますよ。調理にも時間をかけているし。さすがだと思ったのは味付けですね。濃くなく薄くなく。このラーメンの主役ではない味付け。あくまで、サポーティング・アクトレス。柔らかタイプで、とろとろです。たまねぎのロールを今更書くこともないと思いますが、やはり格別な薬味ですね。あるとなしではラーメンの格さえ変わるほど、図抜けた存在に思います。めんま。囁きを聞かなければさっと気にもかけず食べたことでしょう。針しょうが2本。これいいねえ。6本くらいほしい。ということで、でんでん。ここにも嵐のときの逃げ込み港がありました。すごいぞ、八王子。で、このあと、和スイーツを食べに行くんです。(引っ張る)。
KMです。 八王子の話を聞くのは楽しいですね。 かたくなに守っているものがあるきがします。 こちらではリラックス感でしょうか。 まさにその通りのような気がします。 味的にもややマニアックな観点から好きです。 八王子の店でも少し緊張感がある店がありますが、基本は地元の人 のための店なんですね。 まだまだ多くの店があるので、Postされるのが楽しみです。
どうも(^^) 高評価ですね。食べてみたい。 栃木の一品香系も負けられませんね!
八王子に来ています。
ラーメン激戦区。ご当地八王子ラーメン。街を歩くとラーメン屋が本当に多いです。これで成り立つわけですから、1か月の食事でラーメンが占める割合も高いのではないでしょうか。
この日、ラーメン好きの3爺が集まりまして、先ずは八王子ブラックのラーメンちとせで舌鼓を打ったわけでございます。ちとせの店主の、多分思いっきり研究していていながら普通のラーメン店のおやじの顔で接客する姿に感心しきり。分かってくれる人が絶対にいるはずだ、で味を突き詰めていく。そうとしか思いつきません。この店主のことをそう思ったのは、店内にこだわりに関するビラが1枚も掲示されていないからです。
こだわりのラーメン店店主が100人いたら99人は、こだわりの深さを紙に書いて貼りだしますね。それが、実際商売に結びつくわけですから。へ~、あのお店、青森産の野鴨からしか出汁を取らないんだって、ってこういうこだわりをウリにするわけです。
人が思いつかないようなこだわり、で集客する。これ、一方では、両刃の剣でありまして、模倣される可能性を孕むわけです。特許のように模倣されたら求償する、そんな手間や時間はかけられません。案外そんな理由でビラがないのかもしれません。とくかく、気になる店主ではあります。
3爺がこのまま解散するわけもなく。次のお店の栄に輝いたのは、でんでん。ワタクシ、初めて聞く名前でした。八王子ラーメンを3人に中では断然一番多く食べている町田のご隠居さんの口から出てきた店名です。じゃあ移動しましょうか。
お店に着いたのが11時半。1食目が早かったので、お昼前には2杯目をいただけます。3人でぞろぞろと店に入っていきます。こじんまりとした店内は、カウンターとテーブル席のシンプルな構成ながらも、何か旨そうだというインスピレーションが湧いてきて。カウンター席は厨房を囲んだL字型。そりゃあもちろん麺上げが見れるカウンター席が空いてたら無条件にそこに座ります。
3人が並んで座ったその先の厨房では、店主が先客の3人分のラーメンを作ってました。いやあ、うまそうやねえ。先ほどチャーシューメンをいただきましたので、ここではラーメン(550円)と決めてますが。隣に座ったご隠居さんは、カレーとラーメンのセットは出来るかなんて、お店のひとに訊いてますよ。豚と鶏を1日煮込んだ出汁のカレー、確かに旨そうではありますが2軒目でしょ。オーダーが済んで、店主の麺づくり開始。
店主が麺茹でに使っているのは中華鍋で、さほど大きなものではありません。3人分くらいがいっぱいでしょうね。最近のお店の90%以上は技術を要しないテボを使いますが、ここの店主、ベテランのラーメンやのおやじと言った風情で、白い半そでのシャツを着て、平ざると菜箸をもって麺を泳がせています。頃合いを見計らって平ざるで湯切り。スープを張ったどんぶりに投入。
麺を揃えてからトッピング。遠目に見てもスープのクリアなところが見て取れます。
さ、配膳。いいですねえ。東京ラーメンプラス玉ねぎのみじんぎり、そんな外見です。厚みがあってでっかいチャーシュー。おもいっきりスープに乗せてスープに浮かばせた海苔。ほそいメンマ。このメンマは手で裂いてるんです、とご隠居さんから教えてもらいます。麺は茹でで外のわずかの部分だけが熱が入って透明になっていますね。
スープです。これが八王子の実力ですね。見た目よりもずっと出汁感が強く、コクがありますねえ。これほどまでのコクをさりげなく出しちゃう。これはこの町のラーメン文化が背景にあることは間違いないでしょう。偶発的な産物ではなく、積み重ねの上にたどり着く極みの味。カレーのレシピに、豚鶏を1日ゆっくり煮込む、と書いてありまして、それってつまりラーメンの出汁のことやろ、と思ってました。スープの味からして、しっかりとした動物系はそのようにして得る、というわけですね。
動物にコクのほうはまかせておいて、風味の方はやはり魚介、昆布といった和出汁になるわけですね。イノシンとグルタミンの相乗効果と言った言葉が浮かんでまいります。魚介を突出させず、動物を突出させない、おだやかでありながら、味わい方によっては、和風過激派。このスープは癒されますよ。疲れがす~っと消えていく。酒を飲むのとは、またちがった意味でのリラックスかなあ。
麺もなかなかいい。中細でちぢれは少ない。やや硬めに茹で上げておいてトッピングのあいだに少しスープを吸い込んだ感じかな。ぽきぽき感が出そうな麺と思いましたが、使い方は主食系の食感といいますか、あまり特徴を感じないけどきっちりと主食の座は守っていく。ですから、海の家のラーメンの麺とは根本的に違うのは、小麦感が強くてチープ感がゼロ、っていうことですかね。しっかりとした小麦がすばらしい。一部の永福系で経験した麺に近いように思いました。
チャーシューも存在感ありますね。原価の半分以上はチャーシューだ、って言うのが口癖の某店主@群馬を思い出しましたよ。いい肉使ってると思いますよ。調理にも時間をかけているし。さすがだと思ったのは味付けですね。濃くなく薄くなく。このラーメンの主役ではない味付け。あくまで、サポーティング・アクトレス。柔らかタイプで、とろとろです。
たまねぎのロールを今更書くこともないと思いますが、やはり格別な薬味ですね。あるとなしではラーメンの格さえ変わるほど、図抜けた存在に思います。めんま。囁きを聞かなければさっと気にもかけず食べたことでしょう。針しょうが2本。これいいねえ。6本くらいほしい。
ということで、でんでん。ここにも嵐のときの逃げ込み港がありました。すごいぞ、八王子。で、このあと、和スイーツを食べに行くんです。(引っ張る)。