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「中華そば(細麺)(750円)+チャーシュー(400円)」@睦月の写真淡麗系ラーメンと見せかけて、実は奥が深~い西荻窪の睦月。チャーシューの出来にも調理の技が垣間見え。

西荻窪に来ています。

西荻で降りるのは実に実に久しぶり。駅前のはつねにタンメンを食べに来て以来ですから、2年か3年ぶりくらいでしょう。スパイス伝道師渡辺玲さんが主催するサザンスパイスで料理教室があって、運よく参加することが出来ました。この日の生徒は3名。ジブンの他は若い女性2人。いい感じでした。

渡辺さんは50歳代前半。ばりばり仕事ができる年齢です。著書にはW大卒業後ミュージシャン、音楽プロデューサー、インドカレーレストランを経たのち、インドで数々の料理を学んだと書かれてますね。正月に銀座デリーで行われたカレーコラボで渡辺さんの料理を食べて、同じものを作りたい!と思っての参加でした。

無事に教室が終わりました。お腹いっぱいです。もちろん、あわよくばと思って、西荻のレストランの住所もいくつか持ってます。一番行きたかったのがパキスタンカレーのお店。もう無理無理。手打ち蕎麦店、ちょっと無理やねえ。中華そば、う~ん、どうしよっか。無理と言わないところが、歴戦の勇士。食べログのつわものの末席を汚しているワタクシです。

手打蕎麦店は駅前ですが、ラーメン店は少し歩く感じなので、ちょっとは胃にスペースが出来るんじゃないかな、ってそんな言い訳を。今食べログを見ると、駅から500mとなってました。歩いて6,7分といったところでしょうか。

1本奥に入った道に写真入り看板が出てました。うまそうですねえ。つやつやして一番旨そうなスペアリブは売り切れの紙が貼られてます。残念。もう絶対食べていく、と既に写真を見て決定してますね。後戻りできない閣議決定くらいの断固決定。

お店は、半地下のようにグランドレベルから少し下がったところにあります。階段を下りて、入店。左側に厨房があって、店主から挨拶されます。奥に向かってカウンターがのびていて、その先にはテーブル席が置いてある別部屋になってます。先客1人。カウンターの奥の方に座りました。14時半でしたので、休み時間まで30分というところ。後客2人。

メニューも写真入りのがあって、ワンタンメンもうまそうだし、チャーシューも旨そう。ラーメンは4種類のカテゴリーに分かれ、中華そば、つけそば、は醤油と味噌味。その他2種類は、創作麺と限定麺となってます。それじゃあ、

中華そば(細麺)(750円)+チャーシュー(400円)で。

丁寧な所作で麺づくりが始まりました。静かに待ちます。およそ11分で配膳。

いやあ、びっくりがふたつ。チャーシューの見事なこと。姿、厚みが圧巻です。もうひとつのサプライズは、表面を覆うカメリアラード。これは全く予想していませんでした。

さっそくスープをいただきます。ラードで熱々のスープですが、その熱さに中にもしっかりとしたコク味を感じます。もう少し温度が下がればもっと分かりやすくなると思いますが、支配的なのは実に厚みを感じる動物系。さっぱりスープなのに、土台は豚の清湯か白湯で後から卵白かミンチで濁りをとったもの、のような深さを感じます。それをもうひとひねりして、和出汁の昆布系でまろやかさを演出したような。

ちょっと複雑な味なんで、いろいろ想像しますが、まったく違う確率のほうがずっと高いと思ってます。でも、何だろうっと思わずにはいられない味です。これだけ熱々のスープのなかにチャーシューがわんさか入っていますので、かえしの味とかラードには十分影響を与えていると思います。ラードの風味がいいのは、カメリアのせいもありますが、チャーシューラードも利いてますね。

ラードの部分はデンジャラスと思いながらも、その微甘な誘惑に勝てるはずもなく、麺よりも先行した形で減っていきます。こういう感覚は最近では記憶がありません。いつまでも、最後までスープを飲んでいたい気持ちを断ち切って麺をいただくことに。

自家製麺、であることだけチェックしてました。引き上げてみると、おっと、角断面の麺じゃないですか。ストレートで細麺との記述でしたが、やや中太寄りの細麺ですね。いやあ、この麺もうまかったあ。はやりの低加水の麺ではなく、普通程度の加水率でしっかり目の麺上げ。麺独特のもっちり感が出始める茹で上げは、たいへんおいしい味を引き出してます。喉越しのいいつるつる食感で、スープの後追いでずんずん食べちゃいます。この麺が大盛り無料とは、とうてい信じがたいですが、サザンスパイスの後では、祭りの後の後の祭りでした。

チャーシューは、土産用の写真を見て絶対食べたい、と。たっぷり、食べたいと思ってのオーダーです。見た目、もっと派手な味付けかと思ってましたが、いやいやどうして、実にシンプルで基本に忠実なチャーシューの味わいでした。ジブンもチャーシューを自作しますが、中華鍋で香味野菜と一緒にじっくりと表面を焦がし、時間をかけてゆっくりと煮込みますが、調味料を高級なものを使うこと以外は基本同じような味わいと思いました。奇をてらうよりも家庭的なしっくりした味わい。とってもおいしかったです。

トッピングの青菜は小松菜。ほうれん草でないところが、いい。葱を角に切って辛みを演出。めんまはこりこりな食感で旨い。

食べてよかった!ちょっと同じような系統のラーメンを思いつかなかったです。小さなところにもこだわった店主の会心作でしょう。駅前のタンメンの店にも負けないしっかりしたラーメンと思います。

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