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「醤油らーめん」@○心厨房の写真 二ヶ月ほど前、「醤油」のスープをマイナー・チェンジした「○心」さん。すぐにでも試したいと思いつつ、年末年始の繁忙期、20時の「門限」(閉店時間)は厳しすぎて……ようやく訪店(21日)。
 スープの変更点は醤油ダレ、竹岡式の有名店が使用する醤油をベースにしているそうで、千葉モンの私としては期待大。早速「醤油らーめん」(650円)を注文、丼は約4分で到着。
 では、スープを一口……瞬間、黒ビロードの天幕の様に「醤油」が陽の光を遮り、漆黒の「闇」の中で、豚骨の雄叫びとカツオ・サバ節の喊声がこだまし合う……問答無用で一気に引き込まれる味の世界、この「強引」さは「○心」さんならでは。濃厚な豚骨のポッテリ感の中に、カツオの硬質なソリッド感が鋭く立ち上がる。この「流体」から「固体」へ流れるような「質感の連続」を、おそらくサバ節を使って、うまく演出しています。「闇」の中に感じる、何とも見事な「立体感」。
 スープのせいか、中太麺も以前とは違った印象。コシのしなやかさが格段に増し、スープの「闇」の中で、小麦の甘さが妖しい光を放ちます。麺・スープのシナジーも素晴らしく、両者一体となって奏でる「妖艶」な和音。
 メンマは薄味、これに小松菜も加えて、濃厚なスープにハッキリとコントラストをつけるあたりも、「○心」さんらしい思い切りの良さ。肩ロース・チャーシューも相変わらずの美味しさですが……より濃厚になったスープに対して、さらに味付けをどう調整していくか、少し悩みどころのような気がしました。
 食後お冷を口にすると、舌を覆っていた「闇」がパッと消え失せ、眩しい陽の光が差し込むような気持ちよさ……これだけ濃厚な一品にして、この爽快な「食後感」。コクやキレといった味覚とは異次元の感覚ですが……やはり富津・宮醤油の「魔力」でしょうか。
 近所の「吉左右」は、こぼれ落ちるような「光」に満ちた華麗な美味さですが……「闇」に蠢く魔性の味を体現したこの一杯も、また見事。天才・橋本店主がいざなう「ダーク・サイド」、皆さんも機会がありましたら、是非。

投稿 | コメント (4) | このお店へのレビュー: 10件

コメント

どもです。
竹岡式・・・、やはり千葉県人としては反応しちゃいますw。
しかもかなりの高得点。
まだ醤油を食していないのでなおのこと気になります。
それにしても相変わらずの表現力には恐れ入ります。。

エイチジー | 2008年1月27日 17:04

現在の店舗に移転してからますます店主さんが腕を上げたようですね。行列店になるのも時間の問題かもしれません。今のうちに行かないと…と思っています。

みかん | 2008年1月27日 18:33

こんばんは!
非常に興味深いレビューです。ここは近いうちに訪問せねばと思っていましたので参考にさせていただきます!!
麺屋吉左右との光と闇の描写、なるほど〜と読ませてもらいました。「闇に蠢く魔性の味」こんなフレーズ聞かされたら行かないわけにはいきませんね!!

ryuty | 2008年1月27日 22:11

こんばんは。

凄い点が出ましたね〜
私も「醤油」が一番美味しく感じました。
次は「つけ麺」と思っております。

それにしても何故この場所なんでしょうね?
此方・「麺屋吉左右」・「らーめん 美学屋」と美味しいお店が集まっております。

ぽんたくん | 2008年1月27日 23:04