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「にほんいち醤油そば(840円)」@麺巧 潮の写真岡直三郎商店“にほんいち醤油”をカエシに使ったにほんいち醤油そば。スープのキレに感激した日。

秋葉原からてくてく歩いて淡路町にやってきました。

前の日は、ジブンの大失態に気がつきます。何と、オフ会のダブルブッキング。いつも、たいていは、オフ会が決まるとすぐに手帳に書くのですが、この日のオフ会は二つとも書いていないというジブンでは千年に一度起こるか起きないかの珍事だと思っております。いえ、あまり大きなことを言っていると、再発したときに面目ありませんので。しょっちゅう起こしているとも言えず。

一つが三ノ輪の[a:13115926,興]さんで、もう一つがここ潮さんをスタートにラーメンx2かラーメンx日本蕎麦のヌードルオフ会。ここはもうしょうがないんで、ヌードルオフ会のほうは昼間1軒のみで離脱することを理由と共に伝えました。また借りを作っちゃいました。借りが山積している人生です。

天気のいい日でしたね。常磐線からも咲き始めた桜が目を楽しませてくれます。1軒のみのラーメン、しかも今ラヲタさんの中で評判がいい潮さんですから、もうわくわくします。

潮さんの記事を最初に目にして、これはもう絶対に食べなきゃあと思って宿題店入りをさせてました。店の看板メニューは白と黒。白は鶏白湯スープで、肉巻アスパラ、ポーチドエッグ、ブロッコリー、揚げエシャロットにパセリと言った西洋料理仕立てのラーメン。黒は、にほんいち醤油を使った魚介出汁のみのスープ。謂わば和風仕立てのラーメン。この鮮やかな対比の2本立てを操る店主ってどんな人なのか。これはラーメンと店主への興味2本立てでもありました。

店の前で合流。何を食べるか訊くと、現在期間限定でチャーシューには従来の大判チャーシューの他に合鴨スモークも乗せる、という告知を見て黒に決めたと。それそれ。正しい考え方ですね。同感です。黒に決めて、開店時間を待ちました。

店は少し浅めの地下にあり、入口は通りに面してます。定刻前に店主さんらしき方が店から出てきて、地上に置かれた椅子で待っているわれわれのオーダーを取りに来ました。よかたあ、決めておいて。すかさず、黒で。

定刻になって再び路上まで上がって来て、お待たせいたしました。階段を降りて行って入店。いやあ、おされなお店ですね。おされですが、浮ついたチープ感はゼロ。全体を淡い青紫の色でまとめてます。店の奥には小麦粉の袋が1袋飾ってありますので、自家製麺でしょう。カウンター席とテーブル席。データを見ると16席となってます。水のポットを使わずに、ウォータータンクを使っている合理性が好きです。厨房には働き盛りの男性が二人。ああ、そういうことですね。多分一人が和で独りが洋であると。すごいツートップです。次回も来なくっちゃあ、とまだ食べる前から決めちゃってます。

よどみのないオペレーション。お客さんはどんどん押し寄せ、9割がた埋まりました。配膳までは7分。目の前にどんぶりが来ました。

これが、にほんいち醤油そば(840円)です。ラーメンよりは高い、特製ラーメンよりは低い価格設定。しかし、内容的には特製ラーメンに匹敵しますね。

目を惹くのが合鴨スモーク。きれいに並べられたスライスが3枚。そして、大判のバラ巻チャーシューが1枚半。限定ではないデフォルトでは、バラ巻1枚と肩ロース1枚、それぞれが大判のものを乗せてます。味玉。日本蕎麦屋がよく使う切り方の葱。ラーメンではこのカットはしませんね。和食出身が見えてます。味玉。

スープ。これがすごかった。魚出汁だけという謳い文句通りに、上品で濃厚な和風の出汁ががつんときます。昆布は北海道真折産の最高級品、7種類の上質な干物を通常の2倍使った魚出汁のみのスープ、と書かれてました。鰮煮干し、鰹節、宗田節、鯖節くらいしか頭に浮かばないワタクシですが、このスープの魚介はそれががあたかも交互に顔を出してくるような深い味わいがあります。

煮干うまい、と思ったら鰹がじんわりと忍び寄ってきて。両巨頭の対決と思いきや、宗田節とか鯖節のような名バイプレーヤーがさらに場面を賑やかにするといった、いままで味わったことがない魚出汁スープです。バラ肉から染み出るラードがラーメンっぽくしてる印象です。

そして、強烈なインパクトがあったのが、にほんいち醤油。このカエシのキレってものすごい。濃厚魚出汁を操り、その特質を余すことなく運んで来るといったキャリアーに徹している感じ。こんなカエシ、これも初めての経験です。ちょっと驚きました。和食を極めるってこういうことなんですか。本気を出してラーメンを作ると、こういう傑作ができるのですか。

家に戻って早速にほんいち醤油のことを調べました。ナニモノなんやろ。蔵元は東京都下町田にありました。これは一度ご挨拶に行かねばなるまい。

麺。中細のストレート麺。表面はつるつるとややざらつきの中間くらい、やや蕎麦っぽい印象を受けた極めて旨い麺です。スープが和っぽいことから、蕎麦を食べている感覚になりますが、いやいやどうして、ラーメンの麺だぞ、とジブンに言い聞かせて食べると食感の歯切れの良さが目立つ中華麺に思えてくるから不思議です。

加水は中程度かやや低めでしょうか。低加水のぱつぱつではなく、もう少ししっとり気味なのに歯切れは低加水並み、と言っておきましょうか。このスープのこの麺あり、ですね。

合鴨スモーク。これも旨かった。決して硬くなく、噛むとじんわりと旨味エキスが肉間から染み出てくるようなあじわい。3ピースという贅沢さがいいね。1切れとは全く違った印象になるでしょうね。限定でこういうトッピングが値段の変更なしで食べれる、うれしい限りじゃないですか。バラ巻もクオリティが高いし、味玉もうまかった。できる料理人ですね。

これはちょっとすごいラーメン店が出来たと思いました。東京、やっぱりメトロポリタン・シティやね。

投稿(更新) | コメント (6) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

どもです!

Oh~いかれましたねぇ~
旨いですよねぇ~(^^)

鶏白湯も狙いたいんですが、
同じもので再訪となりそうです♪

YMK | 2013年4月2日 08:54

いやあ、行っちゃいましたよ。

旨かったああ。にほんいち醤油、町田に行ってきました。ついでに。

一度は洋風鶏白湯食べたいですよ。

行列 | 2013年4月2日 10:02

こんにちは。
次は白いきましょう!

そうた | 2013年4月2日 14:19

そうたさん

だよね、一度は。

行列 | 2013年4月2日 14:55

どうもです!

いっていますね!
私はなかなか足が向かないです…。
でも、これを見たら食べてみたい!

じゃい(停滞中) | 2013年4月3日 00:17

じゃい さん

うめえっすよ。

行列 | 2013年4月3日 07:21