コメント
どんな味なのかが、大変良くイメージできるエントリーですね。
ネギさんの他のエントリーと比較して、直接的な表現は控えめだし、決して高い配点とは言い難いんですが、感情の躍動が伝わって来ます。
自分にも、こういう店があったんですが、今はもう閉店してしまったようです。大変、名残惜しい。
こういう名作を拝見すると、素直に脱帽です。
Dr.KOTO | 2013年8月18日 08:10Dr.KOTOさま
過分なお褒めをありがとうございます。
自宅近くのラーメン店は、仕事先や旅行先のそれとは、思い入れの部分でやはり違いがあります。家族の歴史と、ラーメン店の歴史がそのままダブってしまいます。躍動感があると指摘してくださいましたが、そのへんの違いかもしれません。
ネギ | 2013年8月19日 15:52
ネギ
SRIDE-眼鏡

麺々公平






相変わらず古ぼけた店内に、古めかしい券売機。かつての価格は忘れましたが、550円は安いですね。お店は初老の男性が一人で守っています。他の客はゼロですので、券売機のボタンを押す直前に、麺を投入していました。
缶ビールを飲み干すころに到着しました。丼の色といい、白濁したスープといい、家系のとんこつ醤油を思わせますが、真似たわけではありません。私の記憶では、少なくとも30年前にはあったのではないかと思います。学生時代にバスで店の前を通りかかると、行列があったのをはっきりと記憶しています。こちらのお店の開店がいつなのかわかりませんが、家系がブームになる前から存在したのは事実です。
丼からは、大量に投入されたワカメと生姜のにおいがほのかに立ち上がります。スープがぬるめなのはやや残念ですが、あっさりとしていてそれなりに楽しめました。中太の麺も軟らかめで、私の好みでした。
お客さんは、食べ終わる頃に初老の男性が一人ふらりと入ってきました。常連さんのようです。かつての行列店も、土曜日の午後というのにさびしい限り。しかし、横浜のラーメンの歴史を語るときに、知っておいてもいいお店だと思います。
個人的には、この店よりも弘明寺店によくいきました。仕事帰りの深夜、タクシーを待たせて、よく食べたものです。その弘明寺店はいつの間にか閉店。深夜にお店にいた、店主の娘さんと思われる四歳くらいの女の子も、ずいぶんと大きくなっていることでしょう。