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「味噌拉麺 にんにく有」@中華そば 鍾馗の写真12/9(月)夜、松本~塩尻~安曇野での仕事を目いっぱいこなし、その後長野駅前にて、いつもラー食を共にしていた先輩同僚含め2名の送別会。名残り惜しくもお開きとなり、〆ラーに向かったのはこちら。

ラーメン好きの先輩の事、必ず〆ラーとなるのを想定し、アッサリ系の好きな彼の為に満を持して私が用意していた名店。彼を含め、話を聞きつけた男女総勢6名が私の指揮の下、分隊を組んで夜間進撃する。

21:50着、先客2名、今夜は大将(あえて風貌からこう呼ばせて頂く)と奥方?の2人で切り回し。店内券売機の前で皆「どれが美味い?どれだ、どれだ?」と騒がしいので、私が一品づつポイントを簡潔に説明。そのうち別の先輩が奢ってくれる、と言う事となり、銘々各種醤油系を選択。私は初となるバリエーションの増えた味噌系の表題をポチッ、と思ったら酔いが手伝ってかその上の‘鯛塩拉麺’を押してしまった。奥さん?に言うと「分かりました、味噌でお作りします」と言う事。私と奢ってくれた先輩は入口の2人スペースカウンターに着座、直後に暖簾下ろしとなったのでギリギリセーフであった。

ヒゲ面の大将は例によって手際がいい。と、途中、「麺増し」コールを忘れたので頼むと「スミマセン、味噌はもう茹でていますので、、、」と言う事。残念、調理を眺めつつ待つ。最初に提供されるであろう味噌ラーのチャーシューは直前に奥さん?がバーナーで炙り、裏返して醤油ダレを落として更に丁寧に炙り込む。チャーシュー1つとっても実に手が込んでいる。麺作りも相変わらず混んでいても2~3人づつ小ロットで調理。これも質を落とさず一品ごとに丁寧に作る現れ、と見た。待つ事8分、私のが最初に着丼。

ビジュアルは、炙りチャーシュー2枚、穂先メンマ、モヤシ、刻みネギ、糸唐辛子が、味噌スープに乗っている同時に傍らには真っ赤な「辛味噌」の器が供され、更に「お好みでどうぞ」と小皿に刻みしょうがも添えられる。

スープから。ガラ出しベースに合わされた味噌ダレは、キメの細かい信州味噌ベースと思われる。調理過程を見ていると、小鍋で味噌スープを軽く煮立たせており、これによって信州味噌特有の渋み程良く飛ばされる為か、滑らかでふくよかな味噌の仕立てとなっている。一方、味噌の風味はしかと残されている。

その味噌の味わいの底には確かな煮干を含めた海産系の存在が隠されており、「にんにく入り」を選んだがその風味も上品に抑えられているので実にまろやか、ニオイを気にするレベルに無い。塩分濃度は若干高めだが、全てのバランスが良いので問題無い。と言うよりも、飲んだ後にはベストコンディション。味噌も素晴らしい出来と見た。美味い、実に美味い。

麺は中太ストレート麺。今まで食った醤油系よりも一回り麺が太い。もちろん自家製麺の白みがかった麺。しっかり湯切りがされており、崇高な味噌スープとの絡みもいい。茹で加減も丁度良く、歯切れのよいモチリ感はこの中太麺にも息づいている。美味い麺である。

具の、炙りチャーシューは絶品。炙りで生じた焦がしの香ばしさが立ち、丁寧な味付けに裏打ちされたジューシーな豚バラ肉の美味さが存分に味わえる。是非とも「チャーシューメン」の登場を待ちたい。穂先メンマも柔らかく、絶妙な味付けに舌鼓。味噌ラーに合うモヤシはシャキシャキ。ネギも新鮮。糸唐辛子はピンポイントの辛さを演出。

デフォでの味噌の味わいを楽しんだ後は、途中で先ず「おろししょうが」を投入。爽やかなショウガの風味が広がり、味噌の味わいが一段と膨らむ。この「追いショウガ」は素晴らしい仕掛け。しばらくこれで楽しみ、更に「辛味噌」を2匙追加投入。これは品の良い「練り豆板醤」と言った薬味で、締まった辛さを演出してくれる。辛さ好きにはウレシイ仕掛け。

スープはもちろん完飲。こちらの魚介を基軸としたキレのある醤油系も素晴らしいが、この上品な味噌もたまらなくいい。大阪で経験のある大将曰く、味噌ラーは「信州に来てから始めた」らしい。煮出しで信州味噌の味わいを引き出し、ショウガと辛味噌での味の変遷をじっくりと楽しめるこの趣向も実にいい。

醤油系をいった他の5人もスープ完飲者続出、定年となる先輩は「これは美味いわー」と大将を激賛。他の同僚も次々に「美味い!」「美味しかった~」を連発、しばし大将との歓談続く。中年組には間違い無く共感を与えるラーメン群である。丁寧な作りのスープ、歯切れのよい自家製麺、手の掛かっている具の数々が揃ったこちらの「中華そば」の完成度の高さに、毎回満足を覚える事の出来る名店の誕生を確信させる、、、

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