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「味玉らーめん こってり」@麺や 庄のの写真 午前中の用をすませ、市ヶ谷付近を移動中に時計を見れば11時前(3日)。ダメもとで行列店「麺や 庄の」をのぞくと……シャッター待ちは2名のみ。開店まで5分もないし、思わず並んでしまいました。
 店の中から「朝礼をはじめます!……ラーメン!ラーメン!ラーメン!」。おぉ、これが噂のアレですな。好きですなぁ……理屈抜きに「気合い」を叩き込む、体育会系のノリ。券売機は入口左手、予備知識無しの飛び込みでしたので、とりあえず「味玉らーめん こってり」(830円)をポチッとな。
 眼光鋭く、精悍な顔つきのご主人、20歳台とは思えぬ気迫を感じます。他の店員の動きもキビキビと、ピシッと一本通った緊張感。いいっすね……ウチの若いの、二、三人修行に出そうかしら。丼は5分ほどで到着。
 では、スープを一口……トロリとした粘度を感じる口当たり、ズシリと重みのある豚骨に、醤油ダレが「ガッチリ」と食い込んで、後を追うように魚介の旨みが滲み出します……節系に頼らず、煮干しなどとバランスさせた魚介系、旨みの「バランス」が絶妙です。いわゆる「豚骨魚介」でも、特に醤油のエッジの「野太い」効かせ方が印象的ですが……ちょっと難クセをつければ、舌の上からスープが消える時に、わずかながら独特なアト味がありました。渋味のような酸味のような……食べ進み、舌が慣れれば気にならない程度ですが。
 麺は中太縮れ、歯を当てると「フスッ」と切れる軽快な口当たり。このスープなら、ヘビー級の麺で勝負かと思いましたが……しかしよく味わえば、スープだって「パンチ」「インパクト」より「バランス」重視に思えます。こういう麺でサラリと受けた方が、実は正解かも。
 具材で特筆は、実はネギ。敢えて辛さを残した白髪ネギ、その「辛さ」がヘビーな豚骨に「陰影」を与え、「表情」を与え……実によく「響き合い」ます。「薬味」として、ここまで完全に機能したネギは珍しい。味玉も美味い。トロリとした黄身に「旨み」で立体感を与え、口溶け時にサラリと、「醤油」を感じさせて消えていく潔さ……「絶品」といえましょう。ネギと一緒に食する間は、あのスープの「後味」も気になりません。
 醤油の重厚なエッジが印象的な「豚骨魚介」。例の「後味」は、おそらく醤油カエシに原因ありと見ますが……しかし、それもキレイに「ネギ」でカバーするあたり、スミにおけない「天賦」の才能。11時20分頃退出しましたが、それでもまだ8割ほどの客入り。これなら行列嫌いの私でも、時間さえ合えば通えそうですな……次回は「あっさり」で。楽しみ、楽しみ。

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コメント

市谷だと「くるり」が有名ですが、ここもいつも並びが出ている人気店みたいですね。中央線で行けるので行ってみたいです。

みかん | 2008年3月16日 11:55