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【やさしい味わい、しあわせな気持ちになれる】

書くべきレビューが夏休みの宿題のごとくたまっている。
週末に書けるだけ書こうと取り組むことにした。

記憶を辿りつつ1件仕上げ、腹が減る。
「よし、大好きな店を書いて食事に行こう」
そう思って好きな店を何件かピックアップする。

そして思った。
「好きな店こそ、レビューにブレがあってはいけない」

向かったのが、一心軒。

引き戸を開ける。
清潔感のあふれる店内。
精悍な顔つきの店主、凛とした雰囲気の女性店員(奥さんだろうか)。
いつも店内はしあわせな空気感に包まれている。

ここは客層が幅広い。
いかにもラーメンがすきそうな若い男性のみならず、競馬新聞を片手に持った老人や
近隣の女学生が一人で入ってきたり、部活帰りの中学生がたくさんで連れもってきたり。
なにより家族連れで来るお客さんが多いのが特徴かもしれない。

江古田に住んでてよかった、と思わせてくれる安心感がある。


ラーメン。

「麺と汁がしっかりうまければ、お客さんは喜んでくれる」
決してベテランには見えない店主だが、彼の哲学にそういう確固としたものがあるのではないか、とひそかに思っている。

天然かんすい使用を謳う自家製麺。
ただうまいだけでなく、ほかでは味わえないような個性がある。

運ばれてくる器を除くと、麺の真ん中に白い線が見える。
イタリアンで言うところのアルデンテだ。
パスタのそれよりは芯が残ったという感じはしない。

口当たり、歯で確かめる食感、のど越し、3拍子揃ったすごい麺だと思う。
その気持ちは、店主が冷蔵庫から麺を大事そうに取り出すしぐさや、グラスの水がうまいことで確信に変わる。

スープもだ。

一口すすれば、それがまた今度来て飲みたくなる。
それは隣に座ったハナタレ坊主さえわかっていることだ。

あの丸くふうわりとした味わい。
良いしょうゆを使っているだけでなく、焦がし玉ねぎの甘さ、揚げにんにくのアクセント、コラーゲンたっぷりの鶏だし、すべてが織り成す完成された味。
麺との相性が素晴らしい。

強いて味の系統を例えるなら、渋谷の名店、中華麺店 喜楽に似ている。
具材にもやしを使うところなども含めて。

ここ一心軒はメンマ、焼豚もよい仕事をしている。
だがあえて説明を省く。
麺と汁、これだけで十分だ。しあわせだ。

まとめ:
申し分ない味。ここを好きな自分も好きになれる、そのぐらいしあわせな気持ちになる。ちなみに魚粉プラスもお薦め。ちょっと「どん兵衛」みたいな味になるが、ハマる味。

投稿(更新) | コメント (0) | このお店へのレビュー: 4件

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