なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「ラーメン(並)(チャーハンセット)」@桃花春の写真遠い!!
家から自転車で30分超かかるのですが、あの一帯は坂道が多い分だけ
費やした時間と走行距離以上に疲れます。
僕が入店した際には客が誰もおらず、店主は新聞を読んでおられました。
しかし僕の存在を確認するや否や、「いらっしゃいませ!」の後に
そそくさと厨房に戻られました。すぐさま営業モードにスイッチを
切り替えられる辺りは立派なのですが、それでも何か不思議な穏やかを
たたえておられることが印象的。
若い店員さんの丁寧かつ物腰が柔らかそうで、さらにほんの少しだけ
ゆったりとした空気感を醸し出しているような接客も良い味出しています。
間違いない。この2人はなごみ系です。

いやいや。人を「味わう」ばかりではいけない。
というわけで肝心のラーメンですが、これがまた美味い。
スープにはニンニクがきいていることで有名ですが、
それだけではなく椎茸の存在も「味認」(←造語です)できます。
椎茸で動物系の臭みやニンニクのクセの強さを回避し、
なおかつその味でスープの旨みに複層性を持たせることを意図しての
ことでしょうか。良い感じです。
店主のこだわりだという小山醸造の醤油もまた「出過ぎず引き過ぎず」の良い塩梅。
表面に浮くラードと背脂だけはもう少し控えめでも良かったですが、それを差し
引いても美味いスープでした(後日、油を半分に減らして頂いての再食。うん。
これでも十分上手いです)。
チャーシューは柔らかく、噛めば肉汁がじわっと出てくるタイプのもの。
スープと良く馴染んで美味いのですが、これがまた多い(写真を見てください。
僕が食したラーメン並であり、チャーシュー麺ではないのですよ)。
麺は程々のコシと口溶けの良さを兼備したような、京都ラーメンに用いられる麺
としては珍しいタイプ。
終盤にどんどんスープを吸っていきますが、それでも美味いです。
このラーメンには相性が良いのではないでしょうかね。

チャーハンはラーメン屋のそれではなく、美味い中華料理屋で食べられる
ようなレベルのもの。ラーメンと併せ、非常に油っこくなってしまいますが、
不思議と胃がもたれることなく味わえました。
これまたお勧めの一品です。

まさしく渾然一体という言葉が似合うこの店のラーメンは、
京都ラーメンの一定完成形といえるでしょう。
また、セットで頂いたチャーハンも絶品でした。店主は40年もの間中華の
料理人として働いていたそうですが、その賜物ですかね。

アクセスが不便ですが、仁和寺への参拝がてら訪れてみる価値のある
ラーメン屋ではあると思います(「ラーメン屋ついでの仁和寺」
でも構いません)。
ラーメンも人も美味しいラーメン屋ですから。

投稿(更新) | コメント (0) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

まだコメントがありません。