なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 
80

「Aセット(760円)」@静雨庵の写真【2015.07.21再訪】
こちらの店は今でこそ小奇麗に建て直されましたが、私が初めて訪問した当時は…おそらく20年くらい前だと思います…ひなびた木造の和風店舗で、それはそれは風情のある佇まいでした。
当時はラーメン一杯400円だったはず。ラーメンブームで次々に高価なラーメンを提供する店が増え続けていた当時でも非常に安い印象でした。当時は鶏ガラがベースで、そこに香味野菜の出汁で整えたような印象。魚介は使っていないか、使っていても微量で動物系出汁をフォローするようなイメージが残っています。今風ではない、昔ながらのラーメンの印象です。
友人と釣りをして撃沈を食らったこの日、せっかくなので鎌倉でラーメンを食べて帰ろうと思い立ち、久しぶりにこちらの店を訪問してみました。

12:45頃店到着。平日のお昼時です。外回りの営業マン風やご近所さんと思しき老夫婦、そして何と言っても観光客の数が多い鎌倉ではそんな人たちもお客さんとしてこの店を訪れるようで、外にまで行列ができていました。この炎天下、並ぶのもしんどいな…と思っていたら、店から家族連れが二組みくらい出てきて、すぐに入ることができました。ラッキーでした。
初めてこの店に来た当時は、店内は薄暗く、それはそれで老舗の蕎麦屋みたいで非常に風情のある店内だったような気がするのですが、今ではすっかり明るい店内に変わっております。当時からメニューはほとんど変わっていないのではないでしょうか。基本の醤油・味噌ラーメンにモヤシやメンマ、コーンなどのトッピングを加えてゆくメニュー構成。そのトッピングの種類が増えたかな…
久しぶりなので基本の「ラーメン(550円)」を食べるつもりでしたが、壁の張り紙に「Aセット(760円)」というものを発見してしまって思わず注文してしまいました。これは基本のラーメンに唐揚弁当が付いたものだそうです。店は先に入った営業マン風の団体ほか、まだ食べ始めていないお客さんがかなりの数いて、10分ほど待つことになりました。

そして出てきた私のAセット。
まずはラーメンです。シンプルな醤油ラーメンの印象は当時のままですが、チャーシューは当時から巻バラ肉だったかな?よく覚えていません。茹でたモヤシが乗っかっているのはまさに当時のまま。このモヤシは細モヤシですね。スープに良く馴染みます。
では先ずはいつものようにスープから一口いただいてみます。
…!
当時は鶏ガラベースだと思い込んでいましたが、これは豚ですね。しかも豚骨とか豚ガラではなくて、豚肉出汁の旨みです。どうやら巻バラチャーシューを煮込む時に出る豚肉出汁をスープに使っているようです。なので見た目の印象に比べるともっと重みのあるスープに仕上がっています。そこに香味野菜と思われるいくつかの野菜の旨み。魚介は感じられません。やはり使っていないか使っていても微量なのでしょう。
記憶なんて当てにならないものですね…しかしこれはこれでやはり懐かしさを感じさせるスープで美味しい。

麺は細縮れ麺でした。加水率低めでスープをよく持ち上げます。何か特徴がある麺ではないですが、この手のスープによく合っています。これも懐かしいラーメンの麺の印象。

チャーシューは予想していた通り煮豚タイプでした。使用部位は先述のとおりバラ肉。制作の過程で良い感じに脂が抜けて、なおかつしっとり柔らかく仕上がっています。味付けはおそらく塩味のみ。シンプルですがだからこそ肉の旨味がダイレクトに感じられて美味しい。大きさも良心的です。

そしてメンマが美味しい。カリっとした食感を残していて私好み。この手のラーメンとしてはちょっと濃いめの味付けですが、量も多くて良心的です。

ちなみに唐揚弁当は、本当に弁当箱で出てきました。ご飯の上に唐揚げが3個。唐揚げは噛み切りやすく包丁が入っています。本当にアツアツで気を付けないと火傷しそうなほど。
味付けは唐揚粉ではなく、肉を生姜が効いた醤油に漬け込んだものに小麦粉の薄い衣を付けて揚げたもの。これも懐かしい唐揚げですね。私の子供の頃は、唐揚げといえばこの味でした。

老舗の味堪能しました。そして自分の記憶のいい加減さも再認識^^;
今となっては特別凄いラーメンには感じなくなってしまいましたが、ノスタルジックなラーメンを堪能したい方にはオススメです^^

投稿(更新) | コメント (0) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

まだコメントがありません。