なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 
2023年4月30日の大崎裕史の今日の一杯

東京都中央区水天宮前

特製醤油中華そば

昨年11月オープン。基本メニューが千円超えのお店が増えていく中、こちらは醤油中華そばが680円でビックリ!申し訳なさ過ぎて、特製にしたがそれでも1000円。いやはや、安い。ただし、基本メニューはチャーシューしか入ってないようだ。それでも十分だと思う。
中央区だし(水天宮前と人形町の中間くらい)、激狭店舗ではないのでどこかの企業がやってるのかな?と調べたら、「鳥笑」という焼鳥屋さんだった。卓上にラーメン店には珍しいガリがあったが、これは焼鳥店でも出しているものだろうか?意外な感じ。そういや後半食べようと思っていたんだが、ラーメンに感心しすぎて食べ忘れた(笑)。

主なメニューは、醤油中華そば 680円、塩中華そば 780円、特製醤油中華そば 1000円、特製塩中華そば 1100円、他。
特製醤油を注文。
提供も意外と早く。女性二人、男性一人の布陣で、接客もいい。焼鳥屋さんで飲食経験のスタッフなんだろうか?
評判もよく、今頃になって初訪だったわけだが、いろいろと驚かされるお店。
具は別盛りで「麺とスープを楽しんでください」というコンセプト。ラーメン丼に麺とスープとチャーシュー3枚。他の具材が小丼に。海苔、ネギ、メンマ、味玉、鶏肉。鶏はさすがに焼鳥屋さんだけあっておいしい。
スープはさらさらの清湯醤油味で熱々。私にはむしろ熱すぎるくらいで具材を早々に投入して、適温にしたほど。鶏油多めのスープがいい。決してチープなわけではない。これで680円(特製で千円)はお得感がある。醤油+肉めしでも千円という価格設定がいい。
麺は新宿だるま製麺製のストレート細麺。調べる前は凪グループ関連かと思ったほど。監修かなにかしているのだろうか?
博多系とは違ったタイプの低加水で後半にスープを吸って変化していく様がいい。
安いのにしっかり個性があり、ちゃんとおいしい。素晴らしい。焼鳥も好きなだけに、母体のお店にも行ってみたくなる。
こういうお店は応援したくなる。

お店データ

中華そば はし本

中華そば はし本

東京都中央区日本橋人形町1-12-11 リガーレ日本橋人形町 106号(水天宮前)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。