2018年2月26日、あの「中村屋」で7年修業して独立オープン。湯切りの「天空落とし」は受け継いでいるがメニュー構成はまったく違う。『鶏を究めたい』と鶏清湯と鶏白湯で構成。前回、醤油ラーメンを食べたが昨年10月発売の「TRY ラーメン大賞」(講談社刊)では、鶏白湯部門で1位を獲得していたので、それ狙いの再訪。ちなみにRDBでも96点(100点満点)の高得点。
11時54分着で外待ち8番目と行列のできる人気店である。メニューを眺めていたら「鶏白湯Crema」1100円というメニューが気になり、これを注文してみた。並んでからラーメンが出てくるまで30分。
出てきたラーメンは実に美しい。そして香りが立って素晴らしくおいしい。『Crema』は『エスプレッソの液面に浮かぶ泡のこと』。作り方を見ていたら、普通の鶏白湯では無さそうだったので聞いてみたら「通常の塩スープと鶏油を使っています。」「ということは通常メニューの鶏白湯とは違うスープですね?」「そうなんです。」
行列店なのでそこまでしか会話はできなかった。というか、食べたのはTRY1位の鶏白湯スープではないのでまた来ないとダメと言うことだ(笑)。
関西に多い、いわゆる“泡系”ではあるのだが、作り方はまるで違う。塩スープに鶏油を加え、変わったスチーマ(特注か?)で混ぜ合わせて泡立てて白湯にしている。泡が目的ではなく、香りを立たせるのが主のようだ。2年前くらいに自家製麺になったという細めの平打ち麺は柔らかめだがスープと絡まってその柔らかさが活きている。注文ごとにスライスする薄切りローストポークが追加したいくらいにおいしかった。温泉玉子が入っていて、途中で崩して味変。カルボナーラ風に変化し、これまたおいしくて完食完飲。素晴らしい。ネットを検索しても、そんなにこのメニューを食べている人が多くはない。どうやらこのメニューは大変なので夏は別メニューに切り替わるらしい。しかも一日20-30食程度の数量限定で夕方には売り切れることが多いとのこと。この画期的なメニューを多くの人に食べていただきたいが、限定ならしょうがない。
作り方を見ていたら、お客さんが帰る際に必ず振り返って挨拶していることに気が付いた。手間のかかるラーメンを提供していても、目(顔)を見て挨拶することは忘れないというのも素晴らしい。

















