レビューやランキングで探す、日本全国ラーメン情報
猛烈な蒸し暑さのお昼時(16日)、「ラーメンおねだり」のあの先輩も、さすがに来ないだろうと踏んでおりましたが……来ました。向こうが希望を言う前に、「退散祈願」で「アツアツの豚骨行きますか?」。しかし、九州赴任が長かったこの先輩、目を輝かせて「OK」。ヤレヤレ……東銀座の中華料理「GINZA DINING RON TAN」の昼業態、DBに登録されっ放しの「麺屋 RON TAN」へ。 店は日産本社のすぐ隣、目にも鮮やかな青い暖簾が目印。本来は結構高級な中華料理店、地下に降りる階段にも、お洒落なシャンデリアが光ってます。店内も落ち着いた雰囲気、壁の鏡なんかも結構お洒落ですが……「らっしゃい!」と厨房からは威勢の良い挨拶。なんかこう、倒錯感がありますな。この暑さゆえ、みなさん、つけ麺の注文が多いようですが、ここはデフォの「白 味玉のせ」(900円)で。丼は、約7分で到着。 では、スープを一口……お、これは美味い。サラリとした口当たりの豚骨醤油、しかし豚骨には結構パンチがあり、少量の魚粉と醤油ダレに含ませたと思われる「旨み」が絶妙にマッチ。この旨みが塩加減と上手くつり合い、ほのかな甘みに不思議な「キレ」もあって、味の輪郭が際立った非常にバランスの良いスープです。 麺もいい。少し縮れた太めの中太麺、フワリとした甘みに適度な歯応え、スープの持ち上げ・吸い込みをうまく両立させた、なかなか侮れない一品です。具材もいい。ホロホロに煮崩したバラ肉チャーシューに、メンマ、味玉、そしてモヤシにネギ。チャーシューは甘めの味付けですが、キレのあるスープと絶妙の相性。肉の素材もかなり良く、これは食べ応えがあります。メンマも風味が良く、鼻に抜ける香りが心地よい。味玉も黄身トロトロの仕上がりで、敢えて抑えめの味付け、黄身の甘みとスープのドライな甘みを合わせてくるあたり……なんかこう、「美学」を感じますな。 そして、この一品の白眉は、思い切りよく盛りつけた「ネギ」。スープのキレが、ネギの「薬味」と良くあって、豚骨のパンチに加わるサッパリ感がたまりません……もっとも、モヤシはちょいと「ひと言余計」に感じましたが。 いや、素直に「美味い」といえる一品。独特な味の「切れ」ですが、おそらく……隠し味的に、細かく挽いた唐辛子粉を使っていると見ました。豚骨だから九州で、細麺に高菜や紅生姜……そんな既成概念に一切とらわれず、ひたすらこの店の「美学」にこだわる中で、妥協がほとんど感じられません……なんかこう、銀座の「誇り」のようなものを感じますな。こいつぁイカスミの「黒」や他メニューも期待大。近日中に是非。
milesさま こんばんは。 新橋・銀座界隈で昼食をとる機会があり、 milesさんのレビューを参考にこの一杯を訪れました。 概ねmilesさんの印象どおりでしたが、 若干魚介系の風味を強く感じました。 もしかするとアレンジが加えられているのかもしれません。 とはいえ、流行の濃厚Wスープに沿うようなベクトルではなく、 この一杯のオリジナリティはしかと確認でき、 満足の一杯となりました。 では。
店は日産本社のすぐ隣、目にも鮮やかな青い暖簾が目印。本来は結構高級な中華料理店、地下に降りる階段にも、お洒落なシャンデリアが光ってます。店内も落ち着いた雰囲気、壁の鏡なんかも結構お洒落ですが……「らっしゃい!」と厨房からは威勢の良い挨拶。なんかこう、倒錯感がありますな。この暑さゆえ、みなさん、つけ麺の注文が多いようですが、ここはデフォの「白 味玉のせ」(900円)で。丼は、約7分で到着。
では、スープを一口……お、これは美味い。サラリとした口当たりの豚骨醤油、しかし豚骨には結構パンチがあり、少量の魚粉と醤油ダレに含ませたと思われる「旨み」が絶妙にマッチ。この旨みが塩加減と上手くつり合い、ほのかな甘みに不思議な「キレ」もあって、味の輪郭が際立った非常にバランスの良いスープです。
麺もいい。少し縮れた太めの中太麺、フワリとした甘みに適度な歯応え、スープの持ち上げ・吸い込みをうまく両立させた、なかなか侮れない一品です。具材もいい。ホロホロに煮崩したバラ肉チャーシューに、メンマ、味玉、そしてモヤシにネギ。チャーシューは甘めの味付けですが、キレのあるスープと絶妙の相性。肉の素材もかなり良く、これは食べ応えがあります。メンマも風味が良く、鼻に抜ける香りが心地よい。味玉も黄身トロトロの仕上がりで、敢えて抑えめの味付け、黄身の甘みとスープのドライな甘みを合わせてくるあたり……なんかこう、「美学」を感じますな。
そして、この一品の白眉は、思い切りよく盛りつけた「ネギ」。スープのキレが、ネギの「薬味」と良くあって、豚骨のパンチに加わるサッパリ感がたまりません……もっとも、モヤシはちょいと「ひと言余計」に感じましたが。
いや、素直に「美味い」といえる一品。独特な味の「切れ」ですが、おそらく……隠し味的に、細かく挽いた唐辛子粉を使っていると見ました。豚骨だから九州で、細麺に高菜や紅生姜……そんな既成概念に一切とらわれず、ひたすらこの店の「美学」にこだわる中で、妥協がほとんど感じられません……なんかこう、銀座の「誇り」のようなものを感じますな。こいつぁイカスミの「黒」や他メニューも期待大。近日中に是非。