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「のどぐろ煮干しらーめん(塩ベース)+葱(900円)」@Ramen&Bar ABRIの写真流石金沢 ノドグロ100%淡麗超美味オカミステキな塩汁麺

 ああ、こりゃ、いい。ノドグロの出汁のラーメンなぞ、喰ったことはなかったが、これはイケる。都内に出店したら間違いなく、すぐさま行列店になる。

 ・・・昨日降りたった富山駅。富山市の人口は約42万人。此処、金沢市は約46万人。人口規模は大差ないが、街の様相はまるで違う。新幹線の駅前の賑わいもそうだが、金沢は、駅から相当範囲移動しても、繁華街は途切れることはない。たとえば横浜駅なぞ、10分も歩けば賑わいは途切れるが、金沢は20分、30分歩いても街に活気が溢れる。

 この店の女性主(あるじ)が話してくれた。「金沢の人間は、鉄道の駅なんてあまり利用しないんです。元々、兼六園を中心に発展してきたので、駅から離れても賑わっているんですよ」。そういうことか。

 ・・・この日、金沢は四月中旬の気候となった。温かい風が、既に春が来たことを教えてくれる。

 と、思ったのが、浅はかということだ。夜、此の店に向かう街の中を歩いていたボクの眼鏡に水滴が。え? 雨? 春雨じゃ濡れていこう、なんてのは願い下げだ。風も強くなってきて、気温が下がる。ダウンコートを着てきて正解だ。

 地方都市の場合、コンビニにもあまりお目にかかれないことが多いから、兼六園近くのコンビニで慌てて傘を買う。なんのことはない、金沢は繁華街エリアが広いので、コンビニなんぞいくらでもあったのだが。

 傘が風に煽られる。それでもめげずに歩いて店に向かう。そう、北陸最大の繁華街とも呼ばれる香林坊エリアにこの店はある。

 扉を開ける。客はいない。月曜で、雨。仕方のないことか。「月曜は暇なんですよ。もうすぐ桜が咲けば、凄い人出になりますよ」。

 若い主はステキな女性、一人の店。客もいないから、なんとなく、会話を交わす。主は都内に十年近く住んでいたそうだ。そして、また都内に戻りたい、とも。店を出したい、金沢では良くも悪くも目立ってしまう、東京だと街に身を委ねることが出来て気楽ですetc.

 ノドグロの出汁ラーメンって関東ではないよ、と言うと、「いや、千葉にありますよ」。あ、そうか、都賀にある 麺屋 玲 か。行ったことはあるが、その時は「烏賊煮干し」のラーメンだった。
 
 「うちはノドグロ100%の出汁なんです」。ほお・・・白身のトロとも呼ばれる高級食材のノドグロ、で。「実は高級なカタクチイワシとかアゴとかに比べると、このあたりでは安く仕入れができるんです」。なるほど、北陸ならでは、ということか。

 届けられた一杯。実に美しい。喰うのが惜しいくらいだ。麺は・・・「京都の棣鄂なんですよ。ご存じですか?」。最近、都内でも急激にお目にかかる頻度が高くなった製麺所だ。「うちのスープに合うんです」。

 表面に浮かぶオイル。ひまわり油、などだそうだ。その下に、見事なまでに澄んだ、黄金色のスープ。これは、読んでいるそこの貴方にも是非とも味わっていただきたい。カエシは塩メインで、薄口醤油、昆布を加えているという。キリッとした中に、和のテイストを感じさせる逸品だ。

 女将が「合う」といった麺。なるほど、全く仰せの通り。シルキーという表現が似合うのだ。

 銘柄豚・モモの低温調理のチャーシュー。旨い。しかも別皿で提供される。そう、スープに入っていると、すぐ喰わねばならん。色が変わるだけでなく、味も変わってしまい低温調理の意味をなさない。白髪葱のカットも見事、おぼろ昆布がスープの風味を一層引き立てる。ノドグロ出汁に漬けたメンマもスープに馴染んでいうことなしだ。

 これは一気食いだ。たとえば、昨年の暮れに喰った、京都の 麺屋 裕 (なんと、移転のため閉店!! 駐車場問題としたら哀しい・・・)のように、地方----京都や金沢を地方というのは失礼か----には、東京にいるだけではあまり知らない、知られていない、しかし飛び切り旨い店があるものだ。

 金沢のラーメン店が掲載された雑誌を見せてくれた。あの店は味が安定してきた、この店は有名で毎年忘年会をーメン店主を集めて開いている・・・他所の店を褒めるのは仲間意識が強いということだろう。

 その雑誌にも「此処の女将は、いずれ東京出店を考えている」との記述があった。「お客さん、東京でしょう? 場所は何処がいいんですかね?」。ボクの地元に来てというのは如何にも厚かましい。「学生が多いとか、サラリーマンの街とか」と無難に答えておいたが、この店なら何処に出店しようがすぐさま行列ができるだろう。

食べ終えて、ボクがホテルまで歩いて帰ると言うと、主がすぐ近くに武家屋敷があると教えてくれた。暇だから案内しましょうかと有難い話。そこまで甘えるのは・・・ステキな主と一緒というのも嬉しいが、いやいやこれからお客が来るかも知れぬ。「東京に出店したら必ず行きます。また、その時にお会いしたいです」、なんてカッコ付けて店を出る。後ろ髪を引かれるとは、こういう時の心境を言うものだ。

 弥生三月、金沢。

雨は、上がっていた。

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 今回の北陸遠征で、ラーメン3杯は喰うつもりだったが、翌日、近江町市場に寄ったのが悪かった。ノドグロが、加能蟹が、寿司ネタになってだね・・・・誘惑に負けた。旨かった・・・
 もうすぐ禁漁になってしまう加能蟹、エライ高かったが買った。ついでに大きなノドグロも三匹。明日届く。楽しみだ。
 
 金沢、いつか移住したいような街。また必ずやって来よう。

投稿 | コメント (7) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんばんはぁ~
金沢にこんなお店があったんですか。
これは東京に来てもらいたいですね。
ノドグロのラーメンは横浜の丿貫でいただきました。
TV東京の取材があってTVに写っちゃいました(笑)
金沢 また行きたいなぁ~

mocopapa | 2017年3月14日 20:44

こんばんはー
旨そうですね!
女将もステキですし、ぜひ行ってみたいです
東京来る前に金沢で頂きたいなぁ~
美味しい物沢山楽しみたいです

プリティ | 2017年3月14日 21:19

こんばんは。

おぉ~満点出ましたね!
のどぐろ出汁とは贅沢ですね~
いつか食べてみたいです。
寿司の誘惑には私も負けちゃうでしょうねw

ぽんたくん | 2017年3月14日 21:30

おばんです。
今週末、金沢出張なんですよ。
まさにタイムリーな情報を有り難うございます。
楽しみです。

おゆ | 2017年3月15日 00:06

出た!100点 祝!

YMK | 2017年3月15日 08:35

毎度です~

ノドグロについては↑先頭の方同様、
後にも先にもそれ一回ですよ。
高級煮干よりノドグロのほうが安いとは、地域性ですねえ。
それにしても、満点うらやまです。
前回の満点店の閉店は悲しすぎる。

としくん | 2017年3月15日 08:38

遅コメ失礼。
明日行ってきます。

kamepi- | 2017年8月14日 18:23