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「R15大人のスパイシー味噌中華そば 850円」@麺屋KABOちゃんの写真日曜日のランチで訪問。
到着時間 13時・並び客 2名。

“麺屋 KABOちゃん”
実にインパクトのある店名です。
駒込駅にほど近い場所にあるこちらのお店は、
2016-2017年 TRYラーメン大賞の
「みそ 名店部門 4位」に入賞した実力店。
しかも2013年の「新人賞 しょうゆ部門」から数えると、
開業年からなんと4年連続で受賞していることになる。

『TRYラーメン大賞』とは、
Tokyo Ramen of the Yearの略で、
毎年1回、講談社から発行されるグルメ雑誌。
業界で発言力のある名だたる評論家たちを審査員に迎え、
その年で最もウマかったラーメンを決めてしまおうというもの。

< “KABO”って何?>
これは、窪川(KUBOKAWA)店主の名字をもじって
“KABO”になったで間違いないでしょう。

<注文の仕方について>
お店には券売機が無いため口頭で注文。
支払いは前金制。
タイミングは商品提供時に店主が
『◯◯円になります』と金額を言うので
商品と引き換えに支払う。

待ち時間5分ほどで入店です。

店内はとても狭い。
6人掛けのL字カウンターがギリギリ収まる広さ。

お店に入ると、前の客の丼を急いでご主人が片付けてくれる。
厨房はゴチャッとした感じが否めないが、良く言えば味がある雰囲気。
さらに、空調が弱いので厨房からボワンッとやって来る熱気が暑い。
でも、嫌いじゃないんだなあこういう雰囲気(笑)
ドラマ「孤独のグルメ」に出てもおかしくない種類の “良さ” がある。

ひと通り片付いたようなので、
注文を言おうとすると
『後でまたお伺いしますね』と店主にさえぎられる(汗)。
前のロット2杯分を作り終わってから
まとめてオーダーを取りたいのでしょう。
ご主人ひとりだと何かと大変そうなので事情がとても理解できます。

おとなしく待つ。。

前ロットの2杯が出来上がったタイミングで後客1名が入店。
店主が満を持して注文を取ってくれました。

卓上アイテムはミル挽きの胡椒のみ
レンゲはカウンター上のカゴのなか。
ティッシュはカウンターの頭上に壁掛けのようにして
配置されている。お水はセルフです。

事前に調べた情報によると、
こちらのご主人は、元々ラーメンの
食べ歩きをする食通だったが趣味が高じて脱サラし、
独学でこのお店を開業したそうだ。
同じラーメンファンとしては、
ウラヤマしくて、尊敬しちゃいます(笑)。

そして、、、
お待ちかねの・・・
R15 オトナのスパイシー味噌中華そば(麺大盛り)。

まずは、
どんな味か興味津々のスープから!
『んっ? カレーだな』
味噌スープというよりは完全に“カレー味”のスープです!
味噌はどこにいったのかと言うと、
気をつけて飲んでみると後味にしっかり味噌のコクを感じます。
味噌ダレは、
“八丁味噌・仙台味噌・九州麦味噌” の3種類を
ブレンドする力の入れよう。
このスープではスパイスが前に出てくるので、
味噌は深みとコクをもたらす
縁の下の力持ち的なポジション。

メニュー名は、
“R15 オトナのスパイシー味噌中華そば”
ですがさほど辛くはありません。
私が好きなジャワカレーで例えると、
“中辛レベル”の辛さ。
もっと分かりやすく言うと、
“◯ップ◯ードル・カレー味”の辛さ(笑)。
辛すぎず、甘すぎず、ちょうど良い塩梅(あんばい)とも言えそうです。
スパイスとコクが上手に調和した、上品な辛さのスープです!!
飲むごとにジワジワと旨みを感じる“まったり系”。
スパイスの派手さはないけど、
なんだか後を引く味でクセになる!

ウマいです!!

丼の中央にはネギと一緒に
“花椒(かしょう)”がトッピングされ、
後味にピリピリとしたアクセントを添える。
花椒は香り付け程度で控えめ。
あくまで辛さとシビレを抑えめにした、
“味のバランスを重視”
しているセッティングなんですね。
私の好みを言えば花椒をもっと効かせた方が
より華やかな味わいになって良いかと思いますが、
敢えて控えめにするところに店主のこだわりを感じます。

麺は、
凪製麺の低加水の中細ストレート麺。
エッジの立った四角い形。
ゆで加減はやや固めで歯切れが良い。
普通に美味しい麺だが、
この“麺のセレクト”に店主のセンスを感じた。
この手の濃厚味噌スープには、
スープが良く絡みそうでインパクトもある
“モッチリ系の太縮れ麺” を合わせたくなるところ。
しかし、
ここに低加水の中細ストレート麺を持ってきたところに、
店主ならではの “現代的センス” を感じます。
スルスルと食べられてしまうので
インパクトはさほど大きくないが、
スープとの調和が取れてバランスが良い。
濃厚味噌スープ×中細麺が生むシナジーの
新しい一面を見事に引き出しています。

チャーシューは 鶏・豚 の2種類乗ります。

まず、低温調理の鶏チャーシューが1枚。
やわらかい鶏ムネ肉のチャーシュー。
肉質は繊維質が整って細やか&なめらか。
噛むとスッと歯が通り、
内側がじわっとジューシー!
とってもフレッシュな一品です。

さらに、豚バラのチャーシューが2枚。
外はしっかり火が入って香ばしく、
中はふわっとやわらかな肉質。
あっさりとした味付けで、
脂身部分の自然の甘さがたまらない!!!
鶏・豚 の2種類のチャーシューは
どちらも自家製だそうですヨ!!

メンマが柔らか〜い!!

穂先に近い“良いところ”を使っているようで、
とてもやわらかい!!
短冊形に薄くカットされているので、
より“やわらかさ”が引き立っていて食べやすい。
しょう油の味付けはしっかりめ。
“太くてインパクトがあるものを2本”ではなく、
“薄くて小さいものを4本”
というところに“らしさ”を感じます。

『ご馳走さまでした。』
最後まで飽きのこない味。
美味しくいただき完飲完食!!

“R15”と言いながらも、
それほど辛くなく、味噌のコクが奥深くて
旨みがじわじわとやって来る。
そんな“カレーラーメン”でした。
インパクト大の“店名・メニュー名”とは裏腹に、
丁寧な仕事と、地味だが“さりげない工夫”
の積み重ねで作り上げた、
絶品のスパイス系中華そばだった。

今回の一杯は美味しかったが
味噌ラーメンとしては変化球過ぎて、
お店の実力が分かりにくかった。
今度は、出汁感がよく分かる、
基本メニューのしょう油に挑戦することを決めて
KABOちゃんを後にしました。



<とよ吉のラーメンブログ>
〜東京ラーメンレポート〜
http://ramen-report.tokyo/

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